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公開日:2021.07.19

元外資系企業人事マネージャーが語る
リーダーシップを発揮するには

  • HRコラム

リーダーシップを発揮するには

前回はリーダーシップとマネージメントの違いについて述べました。今回は、リーダーシップを発揮するリーダーに必要な要素とは何なのかを考えてみたいと思います。

前回はコチラ→元外資系企業人事マネージャーが語るリーダーシップとは何か

 <執筆者>
永見 昌彦
アルドーニ株式会社 代表取締役

外資系コンサルティングファームなどで人事コンサルタントとして勤務した後、事業会社(ラグジュアリーブランド持株会社)で人事企画担当マネージャーとして人材開発・人事システム・人事企画を兼務。事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして、2016年にフリーランス人事プランナー・コンサルタントとして独立。2018年に法人化。現在、人事全般のプランニング・コンサルティング・実務にたずさわっている。

 

●リーダーに必要な要素

まず、リーダーシップは「生まれ持った才能や個人の資質」ではなく、「後天的に身につけ、発揮できるもの」です。リーダーシップを発揮する人、すなわちリーダーは、未来にむかって行動し、メンバーに対して「この先にどんな展開があるのか楽しみだ」と期待する気持ちを有してもらうことが肝要でしょう。では、リーダーとして必要な要素にはどのようなものがあげられるでしょうか?以下の3つをあげたいと思います。

①明確なビジョンを持ちそれを示す

ビジョンを示しつつ、何をどのようにやっていくのかを具体的に示すことが非常に重要となります。明確なビジョンを示すことは、組織の可能性を明らかにすることであり、メンバーのモチベーションがあがることにつながります。チームが同じ方向をみて行動していれば、目標に達成しやすくなるでしょう。

②メンバーを理解し信頼する

メンバーの状況を理解した上で、指導をすべきなのか任せた方がよいのかを判断し、任せると決めたら信頼しきるのが重要です。その一方、相手からも信頼されるべき人でなければいけません。約束を守り、もし、何らかの過ちがあった場合はそれをすぐに認めることなどによって、周囲から信頼が得られなければ何かを発言しても耳を傾けられないでしょう。

③安定した精神で心理的安全を提供する

連続した判断や決断を迫られるため、リーダーといえども不安になることはあるでしょう。そのような状況でも、自分をうまく「コントロール」してマイナスな気持ちをうまく昇華させることが肝要です。いつも自身の気持ちが安定し、周囲をピリピリさせることがなければ、ポジティブな内容はもちろん懸念点・問題点といったネガティブな内容もメンバーは伝えやすくなります。「ここではリーダーや他のメンバーから非難されることなく、自分の意見が言える」という安心感をメンバーが得られるようにしましょう

最後に

リーダーシップを発揮するためには、自分だけではなく相手のことも知ることが重要です。そのために、双方のコミュニケーションを図る、相手をしっかり洞察することに加えて、ASQのような組織サーベイなどを利用して、客観的に現状把握をした上で改善点を実行することもリーダーに必要なことだと思います。

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