マーケティングリサーチQA

Q
会場調査とホームユーステストのどちらの調査を実施するべきか、迷っているのですが、どのように使い分けたら良いですか?
A
対象者に実際に商品を見たり、触ったり、あるいは試飲、試食してもらいたい、更に調査結果を量的に把握したい、という場合に適する調査としては、会場調査(CLT)とホームユーステスト(HUT)の2つの調査手法が挙げられます。

 

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実際にこの2つのどちらを実施するか迷ってしまうケースはよくあることです。

会場調査は指定の会場に対象者に集まってもらい実施する調査で、ホームユーステストは対象者の自宅に商品を送り、自宅にて試用、試飲・試食してもらう調査です。

実施方法の違いから、それぞれ特長、向き不向きがあり、それらを理解した上での使い分けが必要です。どちらかで迷った場合は、以下の点を考慮してみてください。

以下のような場合に会場調査が向いています。

  1. 発売前の商品のパッケージ調査など、高い機密性が必要
  2. 量的に把握したい場合
  3. 全ての対象者に温度などを同一の条件で試飲・試食をさせたい場合
  4. テスト品、テストパッケージを厳重に管理し、破損・紛失を避けたい場合

以下のような場合はホームユーステストが向いています。

  1. 試飲・試食調査や試用テストを行いたいが、予算が少ない場合
  2. 例えば調味料や化粧品など、普段の生活の中で試用してアンケートに回答してもらいたい場合
  3. テスト品の厳密な管理が必要ない場合
  4. シャンプーなど連続使用させて効果を測りたい場合

会場調査(CLT)

会場調査(CLT)

会場調査(CLT)とは、あらかじめ用意した会場で、調査対象者から、製品、または広告等についての評価を聴取し、定量的にデータとして収集する手法です。

対象者が実際に製品や対象物に触れることで、よりリアルな評価を得られることができ、比較的短期間に、定量的に把握することができます。

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ホームユーステスト

ホームユーステスト

ホームユーステストとは、新商品や改良品のサンプルを調査対象者の自宅に送付し、普段の生活の中で、一定期間、試飲・試食または試用してもらい、アンケートでその評価を得る調査手法です。

製品を実際に試してもらう調査としては、会場調査(CLT)と並ぶ代表的な調査手法です。

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執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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