ブランドの健康診断

シャンプーの事例

シャンプーの売上が落ちてきた・・・何が問題なんだろう?

クライアント担当者

「髪のダメージ回復」をうたった新ブランドのシャンプーを上市しました。 最初の1年間は、ほぼ計画値通りに売上が推移してきましたが、2年目に入って新鮮味が薄れてきたのか、市場環境が変わったのか、売れ行きにかげりが見えてきました。 何か手を打たなければと思うのですが、どういった調査をすれば、間違いのない方向性を検討することができるでしょうか?

アスマーク営業

当初は、新ブランドの立ち上げに成功!まずはよかったというところですが、その後もブランドが消費者に変わらず受容され続けているかどうか、定期的に”健康診断”を行う必要があります。 売上の鈍化が見えてきた場合にはなおさら、ブランドの望ましい健康状態と比較して、どこに問題があるのか、現状の問題点を正しく捉えることが第一歩となります。

ブランドの健康診断:課題解決のステップ

STEP1
マーケットレビューパネルデータで市場動向を俯瞰する

まず、市場の拡大・縮小、市場構造の変化をパネルデータなどを用いて把握し、参入時からの市場の変化を把握

定量調査、Webアンケート

STEP2
ブランドレビュー1消費者パネルデータで、購入の実態を把握する

ブランドの売れ方・買われ方を確認し、当初のブランド設計図と合致しているか、競合と比較してのブランドの強み・弱みは何かなどを整理

POSデータ、店頭観察調査、Webアンケート

STEP3
ブランドレビュー2消費者調査で、消費者の意識や「なぜ?」を解明する

商品カテゴリーやブランドに対する消費者の意識を、Webアンケートなどによって探る。例えばSTEP2で「一部ユーザーが他ブランドに流出しているためシェアが落ちているなどの問題が抽出されれば「なぜ」そういうことが起こっているのか、消費者の行動の理由を知ることができる

グループインタビュー、デプスインタビュー、Webアンケート

STEP4
ブランドの健康状態を総合診断し、課題別の対策へ

STEP1~3の情報を統合し、今ブランドが置かれている状況・課題を把握できたら、打つべき施策の検討へと移ることができる。

課題抽出