企業イメージ調査とは?
企業に対する印象や、その企業から連想するイメージを把握する調査です。
顧客が持っているイメージとお客様が期待しているイメージとのギャップを知ることができます。
定量的なデータが必要なケースが多いので、調査手法としては、ネットリサーチが多く用いられます。
アスマークのネットリサーチ
企業イメージ調査はなぜ必要なのか?
自社の商品(またはサービス)を消費者に購入してもらう事を考えた場合・・・
- まずは自社及び自社商品を知っていてもらう事が大前提
- 消費者が自社に対して良いイメージを持っていないと購入してもらえない
(企業認知度調査、ブランド認知度調査等で確認)
「消費者が自社に対してどのような企業イメージを持っているか」が購入を決める重要な要素の1つ
また予算や時間が許す場合は、「企業イメージがどの程度、商品購入に影響しているか」や「企業イメージ以外にどういった事が、購入に影響を与えているか」についても同時に調査が必要(購入影響度調査、購入要因把握調査等で確認)
以上①~③から、企業にとって「企業イメージ調査」は必要不可欠な調査の1つだと言う事が出来ます。
企業イメージ調査のポイント
- 調査後に必ず自社と競合会社(自社が目標にしている会社、業界の中心にある会社)のポジショニングを正確に把握する事
- 継続して同様の調査を行い、時系列で企業イメージの変化を把握し続ける事
⇒「ベンチマークと自社の距離感は?」や「自社の企業イメージは想定していたポジションにあるか?」、「業界内におけるホワイトスペース(≈現状まだどの企業も存在していないポジション)はどこか?」
⇒企業イメージも人間同様、日々傷付いたり、成長したり、変化したりするので、常に現状のイメージを把握している事が大事。
人間同様、ブランドの状態は日々変化するので、定期的な「健康診断」を行い、ブランドの現状を把握することが大切になります。
調査設問と各種分析
調査設問については、ブランドの健康状態を多方面から分析することを前提に作成します。
よく用いる分析手法は下記の通りです。
- コレスポンデンス分析
- トップオブマインド分析
自社や競合ブランドのブランドイメージなどの評価データ(クロス集計表のデータ)をもとに、変数間の関係を1つの座標上にマッピングして表現する分析手法。
『純粋想起』と『助成想起』からマッピングし『占有率(マインドシェア)』を把握する分析手法。
