公開日:2022.07.13
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挙式スタイルに関する調査
未婚女性、挙式願望がない人が6割弱
< TOPICS >
- 挙式意向のある女性、4割以上がパートナーがいない
- 挙式でのこだわりランキング、「ドレス」「料理」「ヘアメイク、アクセサリー」がTOP3
- 結婚式の情報収集、20代はSNS、30代は情報誌・雑誌、40代はインターネット
- 参列経験を重ねることで、挙式へのこだわりが見た目から中身へシフト
調査概要
調査名 | 挙式スタイルに関する調査 |
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対象者条件 | 【性別】 女性(未婚/離死別除く) 【年齢】 20-40代 【地域】 一都三県、二府二県 【その他】挙式願望がある方 結婚式の情報を何かしら収集している人 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・挙式願望 ・結婚式の情報への興味 【本調査】 ・パートナーの有無 ・参列経験 ・結婚式の情報を得るために活用している媒体 ・自分が望む挙式スタイル ・挙式の際のこだわり ・会場以外の挙式スタイルの認知 ・会場以外の挙式スタイルへの興味 |
サンプルサイズ | 600サンプル |
割付 | 年代均等 |
調査期間 | 2022年6月15日(水)~6月24日(金) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
挙式願望
SC1.あなたは結婚式を行いたいと思いますか。(ひとつだけ)
挙式願望はある?ない?
結婚式を行いたくないと思う女性は6割弱。
パートナーの有無
Q1.あなたは今お付き合いしているパートナーはいらっしゃいますか。(ひとつだけ)
現在パートナーはいる?いない?
挙式意向のある女性のうち、4割以上がパートナーがいない
参列経験
Q2.現在までに、あなたが家族・友人・知人などの結婚式に参列した回数をお知らせください。(ひとつだけ)
結婚式に参列した回数は?
挙式の際に「ヘアメイク、アクセサリー」にこだわりたい層は、結婚式の参列経験が少ない傾向で、一度も参列したことがない人が約3割。
「立地」「料理」にこだわりたい層は、参列経験が6回以上で顕著に高い。
年代が高くなるにつれて参列経験が多くなるため、参列経験を重ねることで見た目から中身へとこだわりたいポイントがシフトしていくと推察。
※「会場のブランド」「ブーケ、会場装飾等のお花」「BGM」「MC・司会」はサンプルサイズが小さいため、参考値として記載。
結婚式の情報を得るために活用している媒体
Q3.あなたが結婚式の情報を得るために活用している媒体を全てお知らせください。
結婚式の情報収集で参考にしている媒体は?
20代はSNS、30代は情報誌・雑誌、40代はインターネットで情報収集する傾向が高い。また、40代は挙式意向があっても「活用している媒体はない」が4割以上存在する。
挙式の際のこだわり別でみると、「立地」にこだわりたい層はテレビを情報源とし、Instagramの活用は少ない傾向。「ゲスト人数」にこだわりたい層は、情報誌、インターネット、知人・友人・家族を情報源とする傾向が高い。「演出」にこだわりたい層は、テレビ、Instagram、Twitter、雑誌と幅広く活用している傾向がみられる。
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自分が望む挙式スタイル
Q4.あなたが望む挙式スタイルをお知らせください。(ひとつだけ)
理想の挙式スタイルは?
「結婚式場」を選ぶ人は20代で顕著に高く、40代で顕著に低くなる。
挙式の際のこだわり別でみると、「ゲスト人数」にこだわりたい層は、他の層に比べ海外ウェディング志向が強く、「演出」にこだわりたい層は、結婚式場を選択する傾向が高い。
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挙式の際のこだわり
Q5.あなたが結婚式を挙げる際にこだわりたいことを全てお知らせください。
挙式の際に何にこだわりたい?
全体でのこだわりの人気ランキングは、「ドレス」「料理」「ヘアメイク、アクセサリー」がTOP3となり、7割近くの女性が選ぶ「ドレス」が圧倒的に人気。
年代別でみると、20代は他の年代と比べ「ヘアメイク、アクセサリー」の人気が突出して高い。
会場以外の挙式スタイルの認知
Q6.あなたは、会場を使用しない挙式スタイルがあることを知っていますか。 例)キャンプ場、公園、水族館、動物園、植物園、丘、海が隣接する施設、学校など(ひとつだけ)
会場を使用しない挙式スタイルの認知度は?
全体の7割近くの女性が会場を使用しない挙式スタイルを知らない。特に、参列経験がない層は8割近くが知らないと回答。
一方で、「演出」にこだわりたい層からは半数が認知していることがわかった。
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会場以外の挙式スタイルへの興味
Q7.あなたは、会場を使用しない挙式スタイルに興味がありますか。 例)キャンプ場、公園、水族館、動物園、植物園、丘、海が隣接する施設、学校など(ひとつだけ)
会場を使用しない挙式スタイルに興味がある?ない?
会場を使用しない挙式スタイルへの興味について、「どちらともいえない」が最多。
挙式へのこだわり別でみると、「会場の見た目」を重視する層からは関心が薄く、「ヘアメイク、アクセサリー」「演出」を重視する層からは関心が高い傾向がみられる。
そもそもの認知が低いため、具体的なイメージができずに「どちらともいえない」の回答割合が高くなったと推察。
※「会場のブランド」「ブーケ、会場装飾等のお花」「BGM」「MC・司会」はサンプルサイズが小さいため、参考値として記載。
調査結果の引用・転載について
- 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
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厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2021年の婚姻組数はコロナ前の2019年と比較すると約10万組減少しています。
(参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai21/dl/kekka.pdf)
晩婚化がすすみ「結婚式は贅沢品」という風潮も出てきている一方で、SNSの影響で多くの情報を取り入れることが出来る為、未婚女性の結婚式への価値観が変化しているように思います。
多様化する挙式に対する価値観は、年代はもちろんのこと、友人・知人などの挙式への参列回数によっても異なってくると仮定し、また、「挙式の際にこだわるもの」が何なのかによっても価値観に変化がみられるのかどうかを検証してみました。