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震災後の生活に関するアンケート調査

公開日:2011.06.01

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震災後の生活に関するアンケート調査

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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調査概要

調査名 震災後の生活に関するアンケート調査
対象者条件 1都3県在住の20~69歳の男女
サンプルサイズ 500ss
割付
  男性女性
20代50ss50ss100ss
30代50ss50ss100ss
40代50ss50ss100ss
50代50ss50ss100ss
60代50ss50ss100ss
250ss250ss500ss
調査期間 2011年6月27日~6月30日
※以下ホームページ上では、結果の一部を掲載させていただいております。
調査方法 インターネット調査(アスマークの自社モニター )
調査機関 株式会社アスマーク

調査対象

性別 N=500
年代 N=500
居住地 N=500
未既婚 N=500
職業 N=500

Q1.現在のあなたご自身の生活について、今年3月11日に発生した東日本大震災が発生してから、回復・復旧を実感していますか。(一つ選択)

■生活についての回復・復旧実感度 N=500
現在の生活について、回復・復旧を実感しているかを尋ねたところ、全体の半数強(54.6%)が実感している(やや実感しているを含む)と回答した。前回調査(4月)の結果と2ヶ月以上経過した今回とを比較すると実感しているという人の 割合は、1.8ポイントの上昇に留まり、ほぼ横ばいとなっている。

Q2.では、世間全体をみて、現在自粛ムードを感じていますか。(一つ選択)

■世の中の自粛ムード実感度 N=500
世間全体での自粛ムードについて、実感しているかを尋ねたところ、「非常に感じる」と「やや感じる」を足し上げた自粛ムード実感者は57.6%という結果となった。
前回調査(4月)の結果と2ヶ月以上経過した今回とを比較すると自粛ムード実感者の割合は、32.2ポイントと大きく減少し、完全ではないものの自粛ムードがある程度まで、解消されていることが読み取れる。

Q3.東日本大震災を機に、以降の日常生活で変化したことはありますか。次にあげる項目の中で、あなたご自身に該当するものをお知らせください。(複数選択可)

■震災を機とした生活変化の内容 N=500
東日本大震災を機に生活上での変化を尋ねたところ、「変化したことはない」という回答が最も多く、31.8%を占めた。変化があったと回答した人では、「ニュースを見るようになった」という回答が最も多く29.6%、次いで「防災用品を準備するようになった」が28.0%、「食品の購入時に産地を気にするようになった」が27.2%と続く。

Q4.あなたは、普段の生活で節電をどの程度意識していますか。(1つ選択)

■節電意識度 N=500
普段の生活での節電意識を尋ねたところ、全体の85.0%が「かなり意識している」あるいは「やや意識している」と回答した。電力不足に対して、大多数が意識している実態がわかる。

Q5.では、あなたご自身が意識的に取り組んでいる節電対策はどのようなことですか。(複数選択可)

■意識している節電対策(節電意識のある方) n=425
普段の生活で節電意識しているという人に実際取り組んでいる対策を尋ねた。最も多かったのは、「使わないスイッチを切る」で80.7%、次いで「エアコンの使用を控える」の68.2%、「エアコンの温度設定を調整する」の61.6%と続いている。

Q6.次にあげる一般生活における交通機関、地域、企業における節電の取り組みに対して、それぞれお気持ちに近いものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)

■節電対策で交通機関、地域、企業の取り組みに対する許容度 N=500
現在、行われている節電対策をいくつか挙げ、それぞれの許容度を聞いたところ、どの項目も軒並み6割以上が許容できる(まあ許容できるを含む)と回答した。
節電意識と協力意識が高いことは、この結果からも伺える。今回提示した節電対策の中で、唯一許容できるという回答が、6割を下回ったのは「銀行のATM時間短縮/休止」であった。

Q7.あなたは、Gy(グレイ)、cpm(シーピーエム)、bq(ベクレル)、Sv(シーベルト)の単位を知っていますか。(1つ選択)

■放射線/放射性物質単位の認知状況 N=500
放射線/放射性物質単位だけを提示し、認知状況を尋ねたところ、「意味まで知っている」と回答した人は、全体の10.8%であった。「聞いたことがある」と回答した人は79.8%で、 両方を合わせた認知者は、9割を超える。

Q8.では、Q7でお答えになった単位をいつ知りましたか。(1つ選択)

■放射線/放射性物質単位の認知時期 n=453
放射線/放射性物質単位の認知者に認知時期を東日本大震災以前か以後か尋ねたところ、「東日本大震災以後に知った」という人が84.5%と多数を占めた。

Q9.放射線量、放射性物質に関して現在、どの程度脅威に感じていますか。(1つ選択)

■放射線量/放射性物質に対する意識状況 N=500
放射線量/放射性物質に対する意識状況を尋ねたところ、「とても/やや脅威に感じている」という人は64.4%であった。

Q10.「脅威に感じている」という回答の人のみ
放射線量、放射性物質に関して、脅威に感じていることはどのようなことですか。具体的にお知らせください。

●脅威を感じるという人の意見  ※回答(自由記述)の一部

 

【20代男性】

  • もし多く身体の中に取り入れてしまった場合、どの様な影響があるのか。全く経験した事がない為、脅威を感じる。あとは目に見えない、臭いを感じないと言う事が怖い。
  • 原発が依然として予断を許さない状況に感じるので

【30代男性】

  • 目で見えないのでこわい。これから先子供がガンなどの病気になるかもしれないのに、たいしたことをやってあげられない。具体的になにをしたらいいのかわからない。
  • 子供が小さいのと一人妊娠しているのでその子供に影響がでないかは気になる。

【40代男性】

  • 海水浴や雨が怖くなりました。
  • 自然界に存在する量を超えた放射能が人体や自然環境に良いわけがありません。

【50代男性】

  • 現在の住まい周辺にも、セシウム等飛来してきているから。
  • 見えないものですから、ホットスポットという場所は怖いですね。下水や汚泥の溜まる所は高いと聞いています。東京に住んでいますが、このような場所が沢山あるのではないかと思います。時間経過で半減するものもあるでしょうが、ストロンチウムとかやたら半減期の長いものもあるので、このようなものが地茎から植物が吸い上げないとも限りませんから、野菜でも今後は注視する必要があると思います。

【60代男性】

  • メデイアで報道されているより専門家に直接聞くと衝撃が大きい。
  • 私達は、先が余り無いので、それ程感じませんが、孫達の事が、凄く脅威に感じています。

【20代女性】

  • 外で運動することが多いので、放射能物質をとりこんでしまうのではないかということ。
  • 住んでるところがホットスポットなので、放射線量が高い。

【30代女性】

  • 放射線や放射性物質自体が目に見えないため、自分がどれだけそれらにさらされているか分からない点。また、その影響がすぐに出るわけではなく、数年後に出るという点。
  • 震災前からも汚染されていたのではないかと思い、今まで無知だったことが脅威である。

【40代女性】

  • 水道水や土壌の放射性物質。学校(自治体)から特に何も言われていないから安全なのかもしれないが、子どもたちの登下校や飲み水、屋外での活動など少し不安である。東京で騒がれているなら、埼玉も同様にしっかりと検査をしてほしい(やっているとは思うが)。
  • いままで通りに暮らせなくなるかもしれない、という不安。お水も普通に飲めて、農家の方々が作った作物を食べて暮らせる状況がこれ以上壊れないことを祈ります。私にはコドモがいないけれど、彼らの暮らしをとにかく脅かさないで欲しい。ただ普通に暮らす自由を奪われるようなことはあってはいけないと思う。

【50代女性】

  • 見えないだけに脅威を感じる。野菜などに(産地によって)随分の量がTVなどでニュースになっているが、一喜一憂させられているようでハッキリとしたNEWSを知りたい。
  • 今も常に地上に放射線が降り注いでいる事。放射線を体内に蓄積して内部被曝するのではないかという恐怖。福島原発の処理がはかどっていないので、その不安もある。

【60代女性】

  • これからの日本を背負う子供達が、水や農作物や水産物等、日々食べたり飲んだりするものが安心して口に出来なくなる状況が何時まで続くかわからない状況がとても脅威です。
  • 東京なので被災地とは違うが、捨て場のない放射性物質・汚染水を今後どうするのか、脅威を感じます。地球上のどこに廃棄しても影響があると思えるので・・・・

 

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