アンケートカテゴリー
公開日:2022.08.24
調査名 | 共働き夫婦の家事育児に関する意識調査 |
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対象者条件 | 【性別】 男女(既婚) 【年齢】 10-40代 【その他】共働き 小学生未満で同居する子供がいる 配偶者以外の成人と同居していない |
調査項目 | ・自分担当の家事育児(実際に担当する家事育児の項目数) ・家事育児への自己評価 ・平日/休日の自分時間 ・配偶者に望む家事育児 ・配偶者の家事育児に対しての満足度 |
サンプルサイズ | 720サンプル |
割付 | 男女均等 |
調査期間 | 2022年7月25日(月)~8月5日(金) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
自分担当の家事育児(実際に担当する家事育児の項目数)
あなたがメインで担当する家事育児は?
男性がメイン担当となる家事育児TOP3は、「ゴミ捨て」「子供と遊ぶ」「子供をお風呂に入れる」の順で、女性がメイン担当となる家事育児TOP3は、「食事を作る」「洗濯」「子供の食事補助」の順。
「ゴミ捨て」を除き、ほぼ全ての家事育児において女性がメインで担当しており、その差分も大きい。中でも男女の差分が大きい家事育児は「育児に関する情報収集」「子供の看病・介抱」、逆に差分が比較的小さい家事育児は、「子供と遊ぶ」「子供をお風呂に入れる」のみ。
ほとんどの家事育児について、8割前後の女性がメイン担当だと回答している。
雇用形態や勤務時間の違いによる影響と、子供と触れ合う時間による影響が大きいと推察される。
家事育児への自己評価
あなたは家事育児をしている方?していない方?
女性の3人に1人以上が自身を「かなり家事育児をしている」と評価、男女間で大きな開きがみられる。
「自分担当の家事育児」において、実際に担当する家事育児の項目数が少ない層は、実態よりも自身を家事育児をしている方だと認識している傾向がみられる。
平日/休日の自分時間
自由に使える自分時間はある?ない?
平日では、僅かな傾向の違いはあるものの、男女間や実際に担当する家事育児の項目別で大きな差はみられない。
休日になると、全体的に自由に使える時間は増えるものの、「3時間以上」において男女差がみられる。
自分担当の家事育児が多い層も、自由時間に偏りはない傾向。
配偶者に望む家事育児
配偶者に担当してほしい家事育児は?
男性は「食事をつくる」「お願いしたい家事育児はない」と回答する一方で、女性は、多くの項目で配偶者の協力を求めている。
実際に担当する家事育児の項目数が多い層、家事育児への自己評価で「かなり家事育児をしている」層でも多くの項目で配偶者に協力を求めている傾向が強いため、これらの層と女性との相関性がうかがえる。
配偶者の家事育児に対しての満足度
配偶者の家事育児に満足している?していない?
男性の4分の3が配偶者の家事育児に満足しているが、女性で満足している人は半数に満たない。
家事育児への自己評価が高い層は、配偶者に対し満足度が低く、低い層は、配偶者に対し満足度が高い傾向。家事育児の負担が、配偶者に対する家事育児への満足度に直結すると推察。
調査結果の引用・転載について
2015.04.01
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共働きの男女が過ごす家族時間とは、「家事育児」をしている時間とほぼ等しいと感じる方はいるのではないでしょうか。それぞれの家庭で雇用形態や勤務時間が違う中、自らの自由時間を削り限られた時間の中でほぼ毎日行う「家事育児」ですが、日々、自身がどれくらいの「家事育児」の項目をこなしているのか、把握できている方は少ないのかもしれません。
本調査では、その項目を具体的に16項目に種別し、さらに項目を満たしている頻度で分類し、自身がメインで担当する項目、配偶者に具体的に協力を求めたい項目、併せて、自己評価や配偶者への満足度等、「家事育児」に対しての価値観について、性別で比較し、その実態を調査しました。