アンケートカテゴリー

  • 家電・デジタル機器

デジタル機器の色に関するアンケート調査

公開日:2012.07.01

  • 家電・デジタル機器

デジタル機器の色に関するアンケート調査

今後デジタル機器を購入するとしたら欲しいと思う本体カラーは「ブラック系」が人気

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

アスマークの編集ポリシー

調査概要

調査名

デジタル機器の色に関するアンケート調査

対象者条件 全国に在住する10代~50代の男女
調査項目 ・属性(性別、年代、居住地、職業、未既婚、同居形態)
・現在保有しているデジタル機器(複数回答)
・現在保有しているデジタル機器を購入する際に重視した点(複数回答)
・今後デジタル機器を購入するとしたら欲しいと思う本体カラー(複数回答)
・デジタル機器の本体カラーについて感じていること(自由回答)
サンプルサイズ 1000ss
割付
年代 男性 女性
10代100s100s200s
20代100s100s200s
30代100s100s200s
40代100s100s200s
50代100s100s200s
500s500s1000s
調査期間 2012年7月9日~7月12日
調査方法 インターネット調査(アスマークの自社モニター )
調査機関 株式会社アスマーク

調査対象

性別 N=2000
年代 N=2000
居住地 N=2000
職業 N=2000
未既婚 N=2000
同居形態 N=2000

Q1.あなたは、以下のようなデジタル機器を保有していますか?現在お持ちのものをすべてお選びください。
(複数選択可)

■現在保有しているデジタル機器 N=1000
まず、デジタル機器として挙げた製品のうち、現在自分が保有しているものを選択してもらった。
回答者はインターネットアンケートモニターであるが、パソコンは「ノートPC」を持つ人が多く、78.9%と8割に近く、
「デスクトップPC」は49.5%だった。「タブレットPC」の保有率は7.5%だった。
普及率を延ばしている「スマートフォン」は37.0%と約3人に1人。「携帯電話」は65.5%となった。
スマートフォンと携帯電話両方を保有している人は、全体の1割だった。

Q2.現在お持ちのデジタル機器を購入する際に、重視したポイントをそれぞれお選びください。(複数選択可)

■購入する際に重視したポイント ※Q1で「保有している」と選択したデジタル機器についてのみ回答
保有しているデジタル機器について、購入時に重視したポイントを選択してもらったところ、11種類の製品のうち、7つについてはトップが「価格」となった。他の4つにおいても、「価格」は2位または3位に入っている。やはりどの製品においてもはずせない重視点になっているようだ。
「価格」が1位にならなかったのは、【タブレットPC】、【スマートフォン】、【ゲーム機(携帯・家庭用含む)】、【電子辞書】の4つだが、
【タブレットPC】の1位は「メーカー・ブランド」で、他3つでは「性能・機能」が価格をおさえて1位となった。
また図表は掲載していないが、男女別で見ると、男性は「価格」「性能・機能」を重視する人の割合が女性に比べて高く、一方女性は、「価格」も重視するが、「操作性・使いやすさ」「サイズ・重量」を男性よりもやや重視する傾向が見られた。

「色(本体カラー)」について
重視した人の割合は、製品によって5.2%~34.0%と差が出た。
【テレビ】、【DVD(ブルーレイ)プレーヤー/レコーダー】、【デスクトップPC】は基本的には室内に据え置いて使用するものだが、「色(本体カラー)」を重視した人は、それぞれ1割前後ととても低かった。また、【電子辞書】においてもおよそ1割。
反対に高かったのは、【携帯電話】(34.0%)、【スマートフォン】(28.4%)、【携帯音楽プレーヤー】(27.2%)。自分の目にも人の目にも触れる機会が多いものは、そうでないもの(テレビなど)に比べると、「色(本体カラー)」を重視する人の割合が高いと言える。

Q3.あなたが今後、次にあげるデジタル機器を新しく購入するとしたら、欲しいと思う「本体カラー」はどれですか。5つまでお選びください。(それぞれ5つまで選択可)

■今後デジタル機器を購入するとしたら欲しいと思う本体カラー N=1000
現在保有している・いないに関わらず、今後デジタル機器を新しく購入するとしたら、欲しい「本体カラー」をそれぞれ選択してもらった。
どの製品においても、定番である「ブラック系」の人気が最も高かった。次に人気が高いのは「ホワイト系」と「シルバー系」。
オーソドックスな色が全体的に人気が高いという結果になった。
他の「レッド系」「ピンク系」「ブルー系」などについては、どの製品においても1割未満という結果だったが、【携帯電話】、【スマートフォン】、【携帯音楽プレーヤー】といった製品では、テレビなどの据え置きの製品に比べてやや割合が高く、15~17%程度の人が欲しいと回答した色も見られた。

■男女の違いは
男女で違いが大きく出た色は「ブラック系」と「ピンク系」で、製品によっては20ポイント以上の差が出た。
男性は「ブラック系」がどの製品においても高く、最も低くて【携帯音楽プレーヤー】で55.6%、最も高いのは【テレビ】で82.8%。
女性は【携帯電話】【スマートフォン】【携帯音楽プレーヤー】でピンクの人気が高く、30%を超えた。製品によっては定番の「ブラック系」「ホワイト系」を上回っている。また、「ブラウン系」「パープル系」といった色も、男性より女性の方がやや高い傾向にあった。

※ライトグリーンは「グリーン」、アクアブルーやスカイブルーなどは「ブルー」に入るものとして考えてもらうため、ブラック・ホワイトも含むすべての色について、選択肢は「○○○系」と表記している。また、表の両端にあるカラーイメージは、アンケート実施時には表示していない(各色について自由にイメージしてもらうため)。

Q4.あなたが普段、デジタル機器の『色』に関して感じていることや思っていることがありましたら、ご自由にお聞かせください。(自由回答)
※ここでいうデジタル機器とは、パソコン、携帯電話・スマートフォン、テレビ、デジカメ、ゲーム機 などを含む。

■デジタル機器の本体カラーについて感じていること・思っていること(自由回答) N=1000
ブラック・ホワイト・シルバーなどの【定番カラー】と、それ以外のカラーを比較するような形で回答を見ていった。
近年は色々な製品において定番以外のカラーバリエーションも見られるようになり、「選択の幅が広がった」と実感している消費者もいるが、ブラックを中心とした定番カラーの人気は根強い。
定番以外のカラーもニーズはあるが、同じ色でも濃さ・明るさ・彩度・質感などによってその種類は膨大で、好みも様々。
『ピンクが欲しい』と考えている女性は、ピンクなら何でも良いわけではない。そこが非定番カラーの難しい点の一つと言える。
また、購入時に価格、機能、性能といったことよりも“色”を重視する人は少ないため、最終的には他の重視する点を検討した結果、定番カラーが選ばれることも多いのではないかと考えられる。

下の図は、【定番カラー】とそれ以外の【個性派カラー】について、それぞれ回答の中からポイントをまとめたもの。



実際の回答(一部)

定番カラーについての回答

  • 『デジタル機器の場合、黒や白といったシンプルな色が好きなので現状で満足。
    黒にも様々な種類があるので、黒のバリエーションを増やしてほしい。』(20代/男性)
  • 『最近のデジタル機器はカラフルになってきたが、選ぶのはやはり無難な色を選ぶことが多い。
    あまりにもカラフルだと飽きがきそうな気がしてならない。』(40代/女性)

カラフルな色・バリエーションについての回答

  • 『家具とコーディネイトできるように色や柄が豊富にあるといい。基本的に原色系は好まない。落ち着いた感じがよい。』(50代/男性)
  • 『ピンクが、ビタミンカラーではなくメタリックな感じのピンクなので、かわいらしさを感じない。
    (私の好きなピンクは、パステル系やビタミン系のピンクなので。)』(10代/女性)

種類による使い分けについての回答

  • 『遊びやプライベートに使う機器なら、派手だったり明るかったりするのが好みだが。
    仕事に併用するとなると、落ち着いた感じの色が良いです。』(20代/男性)
  • 『据え置きタイプのものは部屋に置いたときに重苦しくなったり狭苦しく感じたりしないことが大事。
    携帯タイプのものは好みの色がいいけど、指紋などが目立たない色がいい。』(30代/女性)

その他の意見、要望、不満

  • 『部屋のイメージの事もあるけど、それよりも性能重視なので、色はその後の話。
    性能重視で選んだものが希望の色である、または選択肢があればうれしい。』(40代/男性)
  • 『本体の色はかなり色彩豊かになってきたがそれに付随する充電器やコードが未だに黒いのは納得いかない。』(50代/女性)

調査結果の引用・転載について

  • 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
  • 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
  • その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
  • 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
  • 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
  • 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。

資料のダウンロードはこちら

全ての項目に入力をしてください。

弊社はプライバシーマークを取得しており、諸規程、関連法規にしたがって、個人情報を適正に取り扱います。
ご記入いただいた個人情報は以下の目的で利用いたします。
・取引(提案)に関する折衝、連絡、相談、検討、受発注、決済および対応
・取引(提案)に基づく役務等の授受
・当社サービス等に関する情報の提供、収集および伝達
個人情報取扱いに関する詳細については、次のサイトをご覧ください。

個人情報の取扱いについて

個人情報の取扱いについて、同意します。