アンケートカテゴリー
公開日:2019.05.01
背景 | 日本企業において人材不足が最重要課題のひとつだと捉えられている昨今、人事戦略のひとつとして、従業員の会社に対するエンゲージメント(愛着心・思い入れ)、モチベーションの把握と組織がどうあるべきなのかを知るために、多くの企業が従業員満足度調査(以下、「ES調査」)を導入しています。 ES調査で指標のひとつとなるのが、業界のベンチマークデータです。 この度、当社が開発したES調査(ASQ)のリリースにあたり、ベンチマークデータの分析レポートから見えた傾向について一部公開いたします。 |
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調査名 |
1万人データから探る、社員の離職要因とエンゲージメントに関する分析レポート【職種別・役職別】 |
対象者 | 会社経営・役員、フリーランス・自営業、パート・アルバイト、無職の方を除く全国15歳以上の男女 |
対象者条件 |
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実査期間 | 2019年3月14日~2019年5月7日 |
【満足度】Q.あなたは、今の職場で働くことに満足していますか。(SA)
【離職意向】Q.あなたは、この職場で働き続けたいと思っていますか。(SA)
■約4人に1人が離職意向を持っている。
全体の離職意向は25.6%で、 約4人に1人が離職意向を持っているという結果であった。
職種別では、「販売・サービス職」が32.7%と最も離職意向が高い結果となった。
役職別では、課長クラス以上にポストが上がるにつれて23.2%(課長クラス)→16.9%(部長クラス)→12.2%(事業部長・本部長クラス)と離職意向が下がっていく傾向が見られた。
ES調査(ASQ)の計83問 ※今回はベンチマークデータの分析レポートを一部公開しております。
調査結果の引用・転載について
■全体の満足度は4割未満。
全体の満足度は、38.7%で4割を下回り、満足していない層が30.5%と3割強存在する結果に。
職種別では、「製造・現業職・作業職」が30.3%と最も低い結果となった。
役職別では、事業部長・本部長クラスの満足度が67.2%と、他の役職に比べて高い傾向が見られた。