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冬のボーナスの使い道に関するアンケート調査

公開日:2015.10.01

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冬のボーナスの使い道に関するアンケート調査

今年の冬のボーナス、使う金額が多いのは女性よりも男性で「旅行」「ローン返済」が上位

今年の冬のボーナス、使う金額が多いのは女性よりも男性!

 ハロウィンが終わり、街もクリスマスムードになってきた11月。そろそろ気になり始めるのは冬のボーナスのことではないだろうか。アベノミクスの影響で景気は上昇傾向と言われているが、消費者は実際のところどう感じているのだろうか。消費者が景気の上向きを実感できる冬のボーナス。その使い道について今回は20~50代の有職者320名に調査を行った。

 まず昨年度の冬のボーナスについて尋ねると、支給されたのは「2ヶ月分」が25%程度であった。男性50代は賞与が多い傾向があるが、一方で同年代の女性50代は男性よりも低い傾向がみられる。
  満足できる賞与は、「3ヶ月分」が最も高く35%。実際のボーナスと満足できる金額には1ヶ月分の差がみられる。
  昨年度の冬のボーナスの満足度は、満足が32%、不満が40%と不満のほうがやや多い結果であった。満足度が高いのは男性20代で50.0%が昨年度の冬の賞与に満足している。一方で不満が高いのは男性30代と女性20代であった。男女共に50代は『満足計』が低く、「どちらともいえない」が4割以上となっている。

 昨年度の冬のボーナスを【5年前】と比較すると、「今の方が多い」「今と同じくらい」がいずれも3割程度、「今の方が少ない」2割であった。男性40-50代、女性50代では「今と同じくらい」が半数近く、男性は年代が若いほど「今の方が多い」が高い傾向がみられる。【10年前】は、「今の方が多い」「今と同じくらい」「今の方が少ない」いずれも差がない。
  収入増加の理由で最も多かったのは『5年前』 『10年前』いずれも「会社の業績が良くなったから」、次いで「昇格したから」「勤続年数が長くなったから」と続く。減少の理由としては、「会社の業績が悪くなったから」が最も多く、次いで「世の中の景気が悪くなったから」「転職したから」という結果であった。増減はいずれの会社の業績によるものが多く、勤めている会社や業界によって明暗が分かれたようだ。

 今年度の冬のボーナスの増減予想は、「かわらないと思う」が半数以上を占めた。「増えると思う計」が高いのは男性20代-30代であった。
  ボーナスでの購入を予定しているものは「貯蓄」「旅行」「ローン返済」が上位。女性は「旅行」が高く、特に50代では半数を占める。「ローン返済」は男性40-50代、既婚、子有りが高く、「金融商品購入」は男女共に20代が高い傾向がみられる。
  予定で最も多かった「貯蓄」の割合は、ボーナスの「3~5割未満」が21%、「ほとんど全て」が19%であった。女性50代は「ほとんど全て」が高く、反対に女性40代では貯蓄する金額は低めの傾向がみられる。
  貯蓄や、ローン、旅行などを除いた商品・サービスへの使用総額は「5~10万円未満」がボリュームゾーンで33%を占める。性別にみると男性は女性よりも使う予定の金額が多い傾向がみられる。
  購入予定は「衣服・ファッション雑貨」「食品・飲料」「交際費」が上位であった。女性は「衣服・ファッション雑貨」が高く、 男性は「交際費」「スポーツ・アウトドア関連」が高い傾向がみられる。未婚は「衣服・ファッション雑貨」「交際費」、既婚・子有りは「子供の教育関連」「白物家電・調理家電」が高い。

今年度の冬のボーナスは、ほとんどを貯蓄する人がいる一方で、使い道は多岐に渡るが、普段買わないような少し高い食品や、アクセサリー、ブランド品の購入など、財布の紐は普段と比べて緩くなっているようだ。

調査結果(一部抜粋)

Q2.あなたは、昨年度の冬の賞与についてどの程度満足していますか。(1つ選択)

『満足計』は31.8%、『不満計』は40.0%と不満のほうがやや多い結果であった。満足度が高いのは男性20代で50.0%が昨年度の冬の賞与に満足している。一方で『不満計』が高いのは男性30代(52.5%)と女性20代(47.5%)であった。男女共に50代は『満足計』が低く、「どちらともいえない」が4割以上となっている。


Q6.あなたは、今年の冬の賞与について、支給額が増えると思いますか。(1 つ選択)

「かわらないと思う」が56.6%と半数以上を占めた。「増えると思う計」が高いのは男性20代で40.0%、男性30代で32.5%であった。男性40代では「増える思う計」は10.0%に留まり、「かわらないと思う」が67.5%と高くなっている。


Q7.あなたが今年の冬の賞与の使い道として予定しているものをおしらせください。またその内、最も割合が高いものをお知らせください。

予定しているものは「貯蓄」75.0%、「旅行」28.8%、「ローン返済」18.1%が上位であった。女性は「旅行」が高く、50代では50.0%と半数を占める。「ローン返済」は男性40-50代、既婚、子有りが高く、「金融商品購入」は男女共に20代が高い傾向がみられる。男性50代は「自分で管理しない/何も決めていない」が22.5%と高い。


Q9.【その他商品・サービス】を購入するとお答えの方に伺います。あなたが購入を考えているものを全てお知らせください。(複数選択可)

「衣服・ファッション雑貨」44.9%、「食品・飲料」31.9%、「交際費」24.6%が上位であった。「衣服・ファッション雑貨」
は女性が67.6%と特に高い。未婚は「衣服・ファッション雑貨」「交際費」が高く、既婚・子有りは「子供の教育関連」「白物家電・調理家電」が高い傾向がみられる。

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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調査概要

調査名 冬のボーナスの使い道に関するアンケート調査
対象者条件

全国  20 歳~ 59 歳の男女 有職(パート・アルバイト除く)

・現在勤めている企業に賞与制度があり、昨年度冬のボーナスを支給された
調査項目

・昨年度の冬のボーナス支給額(月給換算)( SA )

・満足できる冬のボーナス支給額(月給換算)( SA )

・昨年度の冬のボーナス満足度( SA )

・昨年度の冬のボーナス 5 年前 .10 年前からの増減( SA )

・昨年度の冬のボーナス 5 年前 .10 年前からの増減理由( MA )

・今年度の冬のボーナス支給額の増減予想( SA )

・今年度の冬のボーナスの使い道予定( MA )

・今年度の冬のボーナスの貯蓄予定割合( SA )

・今年度の冬のボーナスで購入予定の商品・サービス( MA )

・今年度の冬のボーナスで購入予定の商品・サービス名( FA )

・今年度の冬のボーナスで購入予定の商品・サービス総額( SA )

サンプルサイズ 320s
割付
 20 ~ 29 歳30 ~ 39 歳40 ~ 49 歳50 ~ 59 歳
男性
40ss
40ss
40ss
40ss
女性
40ss
40ss
40ss
40ss
調査期間 2015 年 11 月 6 日 ( 金 ) ~ 11 月 10 日 ( 火 )
調査方法 インターネット調査(アスマークの自社モニター )
調査機関 株式会社アスマーク

調査対象

性別 N=320
年代 N=320
未既婚 N=320
居住地 N=320
子供有無 N=320
同居家族 N=320
職業 N=320
勤続年数 N=320

調査結果の引用・転載について

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