商品開発のための調査企画・設計
商品開発の中で生じる課題を調査で解決したい!
商品開発のための調査企画・設計
商品開発の中で生じる課題を調査で解決したい!
商品やサービスの開発に携わる方なら、マーケティングプロセスの中で、様々なタイミング、場面で様々な課題に直面されることがあると思います。一口にマーケティングプロセスと言っても、上図のように上市前もあれば上市後もあり、上市前の中でも「市場機会の発見段階」、「市場の細分化・市場の確定・標的企業におけるポジショニングの検討段階」、「マーケティングミックス(4P)の構築実施段階」があります。上市後であれば、商品・サービスを売り出したばかりの段階から、発売開始から数年が経過している段階と様々な行程があります。
上図のように、お客様の商品・サービスがどの段階にあるかによって、発生する課題やリサーチテーマは、ある程度決まってきますので、ある程度までは分類することができます。ただし、その課題がどのくらい具体化されているか、どのくらい明確かは様々です。
それらの課題の中には解決のために、市場調査が適している場合も考えられますので、市場調査を検討されることがあるかもしれません。実際には、市場調査で解決できるケースもあれば、他の手段の方が適しているケースもあるはずです。
いずれにしても、お客様の課題を解決するプロセスは、私たちがお客様の課題や、調査を検討するにいたった背景を共有することで前に進めることができます。ご相談いただけましたら、例えば以下のようなことが把握できるような質問をさせていただきます。
お客様の商品・サービスについてですが、
これらの質問項目や、以下の「ヒアリングする際の5つの視点」に立った更に詳細の質問で、情報共有をさせていただくのが最初のステップになります。
ヒアリングをする際、マーケティング目的、マーケティング課題(もしあれば仮説も)を確認し、調査設計の骨子を決めていきます。
目指しているマーケティング活動に進むにあたって、
ヒアリングで共有した情報を調査設計のためのフレームワークに当てはめて、色々な角度から分析していきます。
これらを利用した分析により、目的、課題を検討し、仮説の構築から調査後の活用方法まで含めたご提案をさせていただきます。
調査方法の選択については、お客様の現状(フェーズ)を確認し、最適な調査手法を提案いただします。製品・サービス特性、課題・目的によって変動しますし、他にもモノがあるのかないのか?ターゲットの選定があるのかないのか?によって大きく分かれます。そして、市場調査で失敗しないためには、調査実施前の調査方法の選択はとても重要です。従いまして、簡単な樹形図のような形式で調査方法を選択することは本来できませんが、極々一般的なケースの場合での話として、参考程度にご覧いただける選択方法を提示いたします。
次のページで商品の利用実態を把握し、新たな市場創造のヒントを得ることを目的とした調査の企画・設計の事例をご紹介しています。