公開日:2025.09.19
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入浴剤に関するアンケート調査(顧客視点を重視)
入浴剤をお風呂に入れた時に最も得たい感覚・コトは「香りに包まれて、心の底からリラックスできる(約24%)」がTOP
< TOPICS >
- 自購入TOP3【発泡タブレット(62%)】【粉タイプ(約59%)】【バスソルト(約26%)】
- バスボム・バスボールは生活価値観【楽しい体験】重視が約46%でTOP
- バスソルトは生活価値観【楽しい体験】重視が約41%でTOP
- 購入重視ポイントのTOP2【好きな香りである(約23%)】【疲労回復効果がある(約17%)】
- 入浴剤をお風呂に入れた時に得たい感覚・コトのTOPは【香りに包まれて、心の底からリラックスできる(約24%)】
調査概要
| 調査名 | 入浴剤に関するアンケート調査(顧客視点を重視) |
|---|---|
| 対象者条件 | 【性別】 女性 【年齢】 20~50代 【その他条件】 直近1年以内に入浴剤を自購入した人 |
| 調査項目 | 【スクリーニング】 ・直近1年以内の自購入入浴剤タイプ 【本調査】 ・日々の生活における重視している価値観 ・直近2年での温泉に行った頻度 ・メイク(お化粧)頻度 ・自宅常備入浴剤タイプ ・直近1年での不満入浴剤タイプ ・入浴剤タイプ別不満ポイント ・入浴剤を購入するときの重視ポイント ・入浴剤をお風呂に入れた時に得たい感覚・コト ・リピート購入した入浴剤タイプ ・リピート購入した理由 |
| サンプルサイズ | 800サンプル |
| 割付 | 年代で均等回収 |
| 調査期間 | 2025年9月9日(火)~9月11日(木) |
| 調査方法 | Webアンケート |
| 調査機関 | 株式会社アスマーク |
直近1年以内|ご自身で購入した入浴剤タイプ(本調査回答者のみ)
SC1.直近1年以内に、ご自身で購入した入浴剤について、あなたにあてはまるものをお知らせください。(複数選択可)
直近1年以内に、ご自身で購入した入浴剤タイプはどれか?
全体
直近1年以内にご自身で購入した入浴剤のタイプのTOP3は、発泡タブレット(62%)、粉タイプ(約59%)、バスソルト(約26%)の順となった。
また、2番目と3番目の差が約36ptと、1番目と2番目の差と比べて、大きく開いた。
年代
年代別で見ると、差が出ているように見受けられるのは、バスボム・バスボールとバスソルトとなり、年代が高くなるほど選択率が低くなった。
生活価値観
生活価値観で見ると、差が出ているように見受けられるのは、年代と同じくバスボム・バスボールとバスソルトだった。
バスボム・バスボールでは、「楽しい体験」を選択した人が約46%との選択率でTOPとなり、「自己成長」を選択した人が約15%でWORSTとなった。
また、バスソルトも同様に、「楽しい体験」を選択した人が約41%との選択率でTOPとなり、「自己成長」を選択した人が約15%でWORSTとなった。

入浴剤を購入するときに最も重視するポイント
Q7.入浴剤を購入するときに重視するポイントとして、あなたにあてはまるものをお知らせください。また、購入するときに最も重視するポイントとして、あなたにあてはまるものもお知らせください。
Q7-2.購入するときに最も重視するポイント(1つ選択)
入浴剤を購入するときに最も重視するポイントはどれか?
今回、「その他」と「重視するポイントはない」の2種類の選択肢以外では、15個の選択肢を用意した。
そして、この15個の選択肢を以下のように、「効果・効能」「成分」「製品の仕様」の3カテゴリーに分けた。

全体
全体のTOP3は、上から「好きな香りである(約23%)」、「疲労回復効果がある(約17%)」、「体の芯まで温まる(約12%)」だった。
また、カテゴリーとしては、TOP5中、「効果・効能」が3つランクインし、「製品の仕様」が2つランクインした。

効果・効能
効果・効能としてカテゴライズした5つの選択肢に注目をすると、効果・効能カテゴリーを選択した人の結果として、WORSTは「肌に優しい」の約11%だった。

成分
成分としてカテゴライズした3つの選択肢に注目をすると、成分カテゴリーを選択した人の結果として、「保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸など)が配合されている」が38%でTOPとなった。
また、TOPとWORSTの差は約9ptあるが、他のカテゴリーと比べると、同じような割合で選択された。

製品の仕様
製品の仕様としてカテゴライズした7つの選択肢に注目をすると、製品の仕様カテゴリーを選択した人の結果として、「好きな香りである」及び「価格が手頃である」以外は、1割を切った。

入浴剤をお風呂に入れた時に最も得たい感覚・コト
Q8.入浴剤をお風呂に入れた時に得たい感覚・コトについて、あなたにあてはまるものをお知らせください。また、最もあてはまるものをお知らせください。
Q8-2.最もあてはまるもの(1つ選択)
入浴剤をお風呂に入れた時に最も得たい感覚・コトはどれか?
今回、「その他」と「得たい感覚はない」の2種類の選択肢以外では、13個の選択肢を用意した。
そして、この13個の選択肢を以下のように、「心へのご褒美・精神的な充足」「明日への活力・ポジティブな変化」「体験としての楽しさ・コミュニケーション」の3カテゴリーに分けた。

全体
全体のTOP3は、上から「香りに包まれて、心の底からリラックスできる(約24%)」、「ぐっすり眠れて、翌朝すっきりと気持ちよく目覚められる(約19%)」、「「今日も頑張ったな」と、自分を労い、褒めてあげられる(約10%)」だった。
また、カテゴリーとしては、TOP5中、「心へのご褒美・精神的な充足」が2つランクインし、「明日への活力・ポジティブな変化」が3つランクインした。

心へのご褒美・精神的な充足
心へのご褒美・精神的な充足としてカテゴライズした5つの選択肢に注目をすると、心へのご褒美・精神的な充足を選択した人の結果として、「香りに包まれて、心の底からリラックスできる」及び「「今日も頑張ったな」と、自分を労い、褒めてあげられる」以外は1割を切った。

明日への活力・ポジティブな変化
明日への活力・ポジティブな変化としてカテゴライズした4つの選択肢に注目をすると、明日への活力・ポジティブな変化を選択した人の結果として、「ぐっすり眠れて、翌朝すっきりと気持ちよく目覚められる」が約52%でTOPとなった。次点は、「心身のコンディションが整い、「明日も頑張ろう」という前向きな気持ちになれる」の約19%となり、TOPとの差は33ptと、他の選択肢と比べ差が大きかった。

体験としての楽しさ・コミュニケーション
体験としての楽しさ・コミュニケーションとしてカテゴライズした4つの選択肢に注目をすると、体験としての楽しさ・コミュニケーションを選択した人の結果として、1割を切ったのは「SNSに投稿したくなるような、おしゃれで素敵な時間をすごせる」のみだった。

調査結果の引用・転載について
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そういった色んな入浴剤がある中で、購入を決める要素としては、効果・効能と考えられる「疲労回復効果」などや、製品の仕様と考えられる「好きな香り」、「価格が手頃」などがパッとイメージできる部分があります。
しかし、それらはいわゆるメリットに近いもので、ベネフィットとは言えない部分が存在すると考えます。
そこで今回は、どういったベネフィットを消費者が求めているのか調査するため、『入浴剤をお風呂に入れた時に得たい感覚・コトを尋ねる設問』を含むアンケートを実施しました。
なお本調査では、直近1年以内にご自身で入浴剤を購入した20~50代の女性に聴取しております。
※下記に詳しく掲載しておりませんが、ダウンロードデータでは、年代のほかに、生活価値観、温泉頻度、メイク頻度という集計軸でクロス集計表を用意しておりますので、ご興味がある方は、お気軽にダウンロードしてくださいませ。