公開日:2026.04.06
- 家電・デジタル機器
【全国の10~50代の男女1,000人に調査】腕時計の所有率は何%か?「腕時計を持っていない人」は10年間で10%増加
スマートウォッチの利用用途に男女差あり、女性は「通知確認」としての利用、男性は「運動の記録」としての利用が多い傾向
< TOPICS >
- 4割弱が腕時計を「持っていない」と回答、30代女性は半数以上が所有していない
- アナログ時計が主流を維持するも、20代のスマートウォッチ所持率は約40%
- 時計選びの最重要ポイントは「デザイン」、一方でスマートウォッチ普及により「機能・性能」の価値が上昇
- 腕時計を着用しない・持たない理由は「携帯電話・スマートフォンがあるから」が過半数
- スマートウォッチの用途、女性は「通知確認」、男性は「運動・睡眠記録」
調査概要
| 調査名 | 腕時計に関する調査(2025年版) |
|---|---|
| 対象者条件 | 【性別】男性、女性 【年齢】10-50代 【地域】全国 |
| 調査項目 | ・腕時計の所有数 ・所有している腕時計の種類 ・腕時計を購入する際に重視するポイント ・腕時計の着用頻度 ・腕時計の着用頻度が少ない・持っていない理由 ・スマートウォッチで利用する機能 ・スマートウォッチを持たない理由 |
| サンプルサイズ | 1,000ss |
| 割付 | 性別・年代均等 |
| 調査期間 | 10月15日(水)~10月20日(月) |
| 調査方法 | Webアンケート |
| 調査機関 | 株式会社アスマーク |
「腕時計を持っていない人」は全体で4割弱、2014年から10pt増加
腕時計の所有数<全体比較>
自分用の腕時計(スマートウォッチ含む)の所有数(n=1,000)について尋ねたところ、「持っていない」という回答が36.9%で最も多い結果となった。2014年の調査では「持っていない」が25.3%であったことから、この10年間で腕時計を持たない層が10pt以上増加していることがわかる。

Q1. あなたは、ご自分用の腕時計(スマートウォッチも含む)を、いくつお持ちでいらっしゃいますか。(1つ選択)
- 1個:35.9%
- 2個:15.4%
- 3個:6.3%
- 4個:2.1%
- 5個:1.5%
- 6~9個:1.3%
- 10個以上:0.6%
- 腕時計は持っていない:36.9%
腕時計を「持っていない人」は30代女性で半数に上る
腕時計の所有数を性年代別(n=1,000)に見ると、特に20代〜30代女性で非所有の割合が突出して高く、特に30代女性の半数(50.0%)が時計を所有していないことが明らかになった。

所有している腕時計の種類、第1位は「普通の時計(アナログ針タイプ)(73.1%)」で主流をキープ
所有している腕時計の種類<全体>
腕時計所有者に所持している時計の種類(n=631)を尋ねたところ、「普通の腕時計(アナログ針タイプ)」が73.1%と全体の7割以上を占め、最も多い割合となった。一方で、「スマートウォッチ」の所持率も全体で28.1%に達している。

Q2. あなたがお持ちの腕時計の種類をお知らせください。(複数選択可)
- スマートウォッチ:28.1%
- 普通の時計(アナログ針タイプ):73.1%
- 普通の時計(デジタル表示タイプ):22.5%
- その他:1.0%
スマートウォッチの所有率は、20代男性で46.7%と突出して高い
スマートウォッチの所持率を年代別(n=631)に見ると、20代は約40%と高く、なかでも20代男性は46.7%と突出して多い結果となった。対して最も少ない50代男性(13.4%)とは30pt以上の大きな世代間ギャップが見られる。また、「普通の腕時計(デジタル表示タイプ)」の所持率は、男性32.3%に対し女性12.3%と、大きな男女差が現れている。

腕時計を選ぶ際に重視すること、第1位は「デザイン(66.2%)」
腕時計の重視点<全体比較>
腕時計を選ぶ際に重視するポイント(n=631)は、2014年と同様に「デザイン(66.2%)」が最も多く、次いで「価格(64.5%)」、「機能・性能(55.6%)」となった。
一方で、最も重視するポイント(n=631)を見ると、全体の1位は同じく「デザイン(36.9%)」であったものの、2014年には2位だった「価格」を抜き、「機能・性能(22.2%)」が2位に浮上するという変化が見られた。スマートウォッチの普及により、時計で何ができるかという実用性が求められるようになっていることが伺える。

Q3. あなたが腕時計を選ぶときに重視するポイントとしてあてはまるものを、すべてお選びください。その中で、最も重視するポイントを1つだけお選びください。
重視すること(複数選択可)
- 価格:64.5%
- デザイン:66.2%
- 素材:26.9%
- 機能、性能:55.6%
- 品質:45.6%
- 高級感:19.8%
- トレンド/流行性:10.9%
- その他:2.2%
最も重視すること(1つ選択)
- 価格:20.4%
- デザイン:36.9%
- 素材:2.1%
- 機能、性能:22.2%
- 品質:10.5%
- 高級感:4.4%
- トレンド/流行性:1.9%
- その他:1.6%
腕時計の重視点、女性は「デザイン」が突出して高い
腕時計を選ぶ際に重視するポイントを性別(n=631)で見ると、女性はデザインを最重視する傾向が強く(47.6%)、20代〜50代の女性においては半数近い方が時計選びの最重要ポイントとして挙げている。対して男性は、「デザイン(26.7%)」「価格(26.7%)」「機能・性能(23.9%)」の3項目が並んでおり、自身のライフスタイルに合わせて時計を選んでいる傾向が明らかとなった。

腕時計の着用頻度は「ほぼ毎日」が33.3%で最多、2014年から概ね変化なし
腕時計の着用頻度<全体比較>
腕時計の着用頻度(n=631)については、「ほぼ毎日」が33.3%で最も多く、2014年(37.6%)と概ね同様の傾向が見られた。

Q4. あなたは、腕時計をどれぐらいの頻度で身に着けていらっしゃいますか。(1つ選択)
- ほぼ毎日:33.3%
- 週4~5日程度:13.3%
- 週2~3日程度:10.8%
- 週1日程度:7.1%
- 月数回程度:6.3%
- 月1回程度:3.6%
- それ以下の頻度:13.2%
- 腕時計はまったく身に着けない:12.4%
腕時計を「ほぼ毎日」着用する人は20代女性と50代女性で著しく低い傾向
「ほぼ毎日」着用する層を性年代別(n=631)で見ると、男性30代〜40代は約半数に上るのに対し、女性は全体的に着用頻度が低く、特に20代女性(22.2%)と50代女性(13.4%)で著しく低い傾向にある。

腕時計を身に着けない/持っていない理由は、「携帯電話・スマートフォンがあるから(53.8%)」が最多
腕時計を身に着けない/持っていない理由<全体比較>
腕時計をあまり身に着けない、または持っていない理由(n=593)としては、「携帯電話・スマートフォンがあるから」が53.8%と過半数を占めた。これは2014年(51.9%)から変わらずトップの理由であり、スマートフォンで時間を確認する習慣が定着していることがわかる。

Q5. 腕時計をあまり頻繁に身に着けない/まったく身に着けない/お持ちでない理由として、次の中から最もあてはまると思うものをお選びください。(1つ選択)
- 腕時計をするのが嫌い・苦手だから(金属アレルギーも含む):13.8%
- 携帯電話・スマートフォンがあるから:53.8%
- 他の時計があるから(携帯電話・スマートフォンは除く):11.3%
- 外出することが少ないから:11.1%
- あまり時間を気にすることがないから:9.9%
「腕時計をするのが嫌い・苦手」だから身に着けない人は、中年層が若年層の2倍に上る
腕時計をあまり身に着けない、または持っていない理由を年代別(n=593)に見ると、全体で2番目に多い「腕時計をするのが嫌い・苦手だから(13.8%)」については、30代〜50代の割合が10代〜20代の約2倍に上るという特徴的な結果がみられた。

スマートウォッチで利用する機能、第1位は「通知確認(54.8%)」
スマートウォッチで頻繁に利用する機能<全体>
時間を確認する以外にスマートウォッチで頻繁に利用する機能(n=177)としては、全体で「スマートフォンからの通知確認」が54.8%で最も多く、次いで「日常の活動記録・健康管理(49.7%)」、「運動・ワークアウトの専門的な記録(42.4%)」となった。

Q6.あなたが時間を確認する以外に、スマートウォッチで頻繁に利用する機能として、あてはまるものをお選びください。その中で、最も利用する機能をひとつお選びください。
- 日常の活動記録・健康管理(歩数、心拍数、消費カロリーなど):49.7%
- 睡眠の記録・管理:37.3%
- スマートフォンからの通知確認(LINE、メール、電話など):54.8%
- キャッスレス決済(タッチ決済):19.8%
- 音楽の再生・操作:20.3%
- スケジュール管理:21.5%
- 運動・ワークアウトの専門的な記録(ランニング、筋トレ、水泳など):42.4%
- 地図の確認・ナビゲーション機能:15.8%
- 文字盤のカスタマイズ:20.3%
- その他:5.6%
スマートウォッチの利用用途には男女差あり、女性は「通知確認」としての利用、男性は「運動の記録」としての利用が多い傾向
スマートウォッチで頻繁に利用する機能を性別(n=177)で見ると、女性は「スマートフォンからの通知確認」を利用する割合が63.0%と高く、男性(49.0%)を10pt以上、上回る結果が得られた。一方、男性は「運動・ワークアウトの専門的な記録(51.0%)」の利用が最も多く、女性(30.1%)と20pt以上の差がみられた。男性はトレーニングや体調管理を目的として、スマートウォッチを活用している方が多い傾向が伺える。

スマートウォッチを持たない理由、第1位は「特に興味がないから(30.7%)」
スマートウォッチを持たない/購入しない理由<全体>
スマートウォッチを持たない(購入しない)理由としては、「特に興味がないから(30.7%)」が最も多く、次いで「価格が高いから(21.1%)」、「スマートフォンがあれば十分だから(19.8%)」となった。

Q7.あなたがスマートウォッチを持たない理由・購入しない理由として、最もあてはまるものをお選びください。(1つ選択)
- スマートフォンがあれば十分だから:19.8%
- 充電が面倒だから:5.0%
- デザインが好みではないから:3.3%
- スマートウォッチではない腕時計が好きだから:5.5%
- 価格が高いから:21.1%
- どのような機能があるかよく知らないから:3.6%
- セキュリティやプライバシーが不安だから:1.1%
- 使いこなせる自信がないから:7.7%
- 特に興味がないから:30.7%
- その他:2.2%
10~20代はスマートウォッチを購入しない理由として、「価格が高いから」が最も多い
世代別に見ると、10代〜20代では「価格が高いから」が最も多く、興味はあるものの価格がハードルになっていることが考えられる。対して30代〜40代では「特に興味がないから」や「スマートフォンがあれば十分だから」が上位を占めており、そもそもスマートウォッチの必要性を感じていない層が多い傾向がみられた。

調査結果の引用・転載について
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調査背景
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、日本国内のスマートフォン比率は2015年の約5割から、2024年には97.0%にまで達しました。
一人一台のスマートフォン所有が当たり前となった現代、時計市場は二極化が進んでいます。矢野経済研究所のデータでは、資産価値としての高級時計や、付加価値の高い中堅ブランドが市場を牽引し、2024年の国内時計市場規模は前年比10.2%増の1兆2,160億円と拡大を続けています。
参考資料:「NTTドコモ モバイル社会研究 2024年一般向けモバイル動向調査」
参考資料:「矢野経済研究所 国内時計市場に関する調査」
その一方で、スマートフォンの普及は「時刻を確認する道具」としての腕時計の在り方を根本から変えてきました。私たちの生活において、腕時計はどのような存在へと変化しているのでしょうか。
本調査の目的
そこで今回は、2014年に実施した「腕時計に関する調査」を2025年版として再実施いたしました。
今回の調査では、従来の腕時計に加え、近年急速に普及している「スマートウォッチ」に関する設問も新たに追加し、現代における生活者の意識を深掘りしています。
2014年に実施した「腕時計に関する調査」はこちら