公開日:2025.04.30

市場調査報告書の書き方を解説!活用シーンや作成例、ポイントを紹介

  • マーケティングリサーチHowto

新規事業の立ち上げや既存サービスの改善、マーケティング戦略の策定など、ビジネスにおける重要な意思決定には、正確で信頼性の高い情報が必要です。その情報収集の中核を担うのが「市場調査」であり、その結果を体系的にまとめたものが「市場調査報告書」です。
市場調査報告書は単なるデータではなく、分析結果に基づいた示唆や提言を含み、次のアクションにつなげるための資料であることが求められます。しかし、実際には「どのようにまとめればよいのか分からない」「どの項目を盛り込むべきか悩んでいる」と悩む方も少なくありません。
 
そこでこの記事では、市場調査報告書に盛り込むべき基本的な項目や、具体的な書き方のコツなどについて、詳しく解説します。

 
 

市場調査報告書とは?

市場調査報告書とは、特定の市場に関する調査結果を整理・分析し、ビジネス上の意思決定に役立てることを目的とした文書です。この文書は単なるデータの集計や列挙にとどまらず、調査を通じて明らかになった事実をもとに、マーケットの現状、顧客ニーズ、競合の動向などを多角的に分析し、そこから得られる示唆や具体的な提言を盛り込むことが大切です。
 
この報告書の主な目的は、客観的なデータと分析結果に基づき、新規事業の可能性、既存事業の課題、潜在的リスク、そして新たなビジネスチャンスを明確にすることにあります。経営層や企画部門にとっては、事業戦略の立案、製品・サービス開発、マーケティング施策の決定など、重要な判断を下す際の信頼性の高い根拠となります。
 

市場調査報告書の活用シーン

市場調査報告書は、企業のマーケティング活動における様々なシーンで活用されます。

図 市場調査報告書の活用シーン
図 市場調査報告書の活用シーン

 
新規事業の企画・立案
その代表的な活用シーンとして挙げられるのが、新規事業の企画・立案です。市場調査報告書は参入を検討している市場の規模や成長性、競合環境、ターゲット顧客のニーズなどを的確に伝えることで、参入判断の材料になるとともに、具体的なビジネスモデルの構築にもつながります。
 
新製品・サービスの開発や既存製品の改善
また、新製品・サービスの開発や既存製品の改善においても、市場調査報告書は重要な役割を果たします。顧客が本当に求めている機能やデザイン、価格帯、あるいはまだ満たされていないニーズを伝えることで、市場に受け入れられる製品やサービスの開発が可能になります。
 
マーケティング戦略の策定・実行
さらに、マーケティング戦略の策定・実行にも効果的です。ターゲット顧客の特性情報や購買行動、心理的傾向、効果的なプロモーション手法などを分析・把握することで、最適なプロモーション戦略や販売チャネル戦略の立案に役立ちます。
 
その他
その他にも、海外市場への進出検討、既存事業の課題解決、経営戦略の方向性を定める際など、企業の様々な意思決定の場面で、市場調査報告書は客観的で信頼性の高い情報源として、意思決定の精度と成功確率を高めるために活用されます。
 
 

市場調査報告書の項目と書き方

市場調査報告書では、調査結果を正確かつ分かりやすく伝えるために、適切に構成と記載することが大切です。それにより、読み手が情報をスムーズに把握できるだけでなく、調査の信頼性や提言の説得力にも大きな差が生まれます。
この章では、市場調査報告書に盛り込むべき基本的な項目と、それぞれの具体的な書き方について解説します。
 

目次

市場調査報告書では、読み手が内容をスムーズに理解できるよう、「目次」を設けることが必要です。目次があることで、報告書全体の構成や含まれる情報を一目で把握でき、全体像をすばやく掴むことが可能になります。
目次には、各章やセクションのタイトルと対応するページ番号を正確に記載しましょう。ただし、報告書の編集段階で構成やページ数が変更されることもあるため、目次の作成はレポート完成直前に行うのが望ましいです。
 

調査目的

市場調査報告書の冒頭に記載すべき項目が「調査目的」です。このパートでは、調査を実施した理由や背景、そして調査を通じて何を明らかにし、どのようなビジネス上の判断につなげたいのかを明確に示します。

調査目的に含めるべき主な要素

  • 調査の背景(市場環境の変化、売上の伸び悩み、新規事業構想の立ち上げなど)
  • 解決したい課題や知りたい情報(消費者のニーズ、競合の動向、購買行動の傾向など)
  • 調査の最終的なゴール(新製品開発の方向性決定、市場参入の可否判断、マーケティング戦略の策定)

 
上記のように、調査目的を簡潔かつ具体的に示すことで、報告書の軸が明確になり、調査結果や提言がより説得力を持って読み手に伝わるようになります。
 

調査方法

「調査方法」では、実際にどのような手段を使って情報を収集したのかを具体的に記載します。例えば、インターネット調査、街頭アンケート、インタビュー、グループインタビュー、観察調査など、使用した手法を明確にしましょう。
また、定量調査か定性調査かの区別や、質問項目の概要、回答形式(選択式・自由記述など)、実施方法(オンラインか対面か)も併せて記載すると、調査の信頼性や再現性が伝わりやすくなります。

 

調査対象

この項目では、調査を実施した対象者について、以下のような属性を明確に記載します。

記載すべき主な属性項目

  • 年齢層(20〜30代、40代以上など)
  • 性別(男性/女性/その他)
  • 居住地(東京都、関東地方、全国など)
  • 職業・業種(会社員、学生、主婦、医療関係者など)
  • ライフスタイルや行動特性(月1回以上外食する人など)

 
対象者の特徴を具体的に示すことで、調査結果の背景がより理解しやすくなり、報告書全体の信頼性や説得力が高まります。
また、調査対象の設定理由を補足すると、調査設計の意図が伝わりやすくなり、読み手の納得感も高まります。
 

調査期間

「調査期間」は、調査がいつ実施されたのかを明示する項目です。調査の結果が得られた背景を正しく理解するために、具体的な開始日と終了日を明記しましょう。

記載のポイント

  • 具体的な日付で明記する(年・月・日を省略せずに)
  • 調査が複数回に分かれている場合は、それぞれの期間を分けて記載
  • 結果に影響を与える時期的要因がある場合は補足説明も記載

 
調査期間を正確に記載することで、結果の「鮮度」や「時期的背景」を読み手が理解しやすくなり、データ解釈の妥当性が高まります。
 

調査項目

「調査項目」では、質問内容の全体像を整理し、読み手が調査の狙いや構成を把握しやすくします。

主に記載する項目

  • 製品やサービスに関する情報(認知度、利用経験、評価、購買意向など)
  • 競合製品やサービスに関する情報(利用状況、比較ポイントなど)
  • 情報源や購買経路(どこで知ったか、どこで購入したか、影響を受けたメディアなど)

 
質問数が多い場合は、項目をカテゴリ別(例:サービス面/価格面/ブランドイメージなど)に分けて記載すると見やすくなります。
 

調査結果

「調査結果」では、調査を通じて実際に得られたデータや回答傾向を客観的に記載します。
ここでは、考察や意見ではなく、事実に基づいた数値や割合を整理・提示することが必要です。

記載のポイント

  • 調査項目ごとの数値を具体的に提示(「○○の利用者は全体の65%」)
  • グラフや表を使って視覚的に整理(読み手がひと目で傾向を理解できるように工夫)
  • 過度な解釈は避け、事実報告に徹する(この段階では中立性を保つ)

 

調査結果は視覚的な資料と組み合わせることで、情報の理解度と説得力が大きく向上します。

分析・考察

「分析・考察」では、得られた調査結果に対して「なぜそうなったのか」「何が言えるのか」という視点から、背景や要因を深掘りし、結果に意味づけを行います。データに論理的な解釈や仮説を加えることで、読み手が次のアクションを検討する際のヒントとなります。

表 考察時の主な視点
視点
傾向の背景要因を推測 認知率は高いが購入率が低い → 価格や使用感に課題がある可能性
対象者の属性別に比較 20代は評価が高いが、50代では低評価 → 年齢によるニーズの違いが影響
競合との比較 競合Bと比べ、価格面では優位だが、ブランド力では劣る傾向
過去調査との変化を見る 前年に比べ認知度は向上 → プロモーション効果が出ていると考えられる

 
ここでは、単なる感想や推測ではなく、調査結果をリサーチャーの見識によって、具体的なアクションにつなげることが求められます。

 

今後の展開(対策)

「今後の展開(対策)」では、市場調査を通じて明らかになった課題やニーズに対して、どのような施策を講じるべきかを示します。

表 今後の展開(対策)の内容に含めるべき要素
要素
課題に対する具体的な施策の提案 認知度が低い商品に対し、ターゲット層別にSNS広告を展開
実施時期の目安や優先順位 2025年下半期に試験導入 → 結果を見て2026年以降に本格展開
関係部門との連携や体制づくりの方向性 マーケティング部と商品企画部が連携して広告メッセージの再構成を行う
今後のフォローアップ計画 改善施策の効果測定のため、3か月後に再調査を実施予定

 
提案内容は「誰が・いつ・どう動くか」をイメージできるように記述し、アクションの実行につなげます。
 

その他書類

「その他書類」では、調査報告書の補足資料や参考情報をまとめて記載します。本文では紹介しきれなかったデータや調査の詳細を提示することで、報告書の透明性と信頼性を高めます。

主な補足資料の例

  • アンケート用紙・設問一覧(実際に使用した調査票の内容)
  • クロス集計表(性別×回答傾向、年代×評価など)
  • 図表の詳細版(本文に掲載したグラフの元データや補足説明)
  • 参考文献や引用元(文献調査を含む場合)

 
これらの資料は、調査結果に対する「信頼の裏付け」となり、特に関係者間での共有や意思決定の場において重要な役割を果たします。
 
 

市場調査報告書の作成例

この章では、より具体的にイメージできるよう、実際の「市場調査報告書の作成例」をご紹介します。報告書の形式は、目的や対象となる読み手によって異なりますが、ここでは代表的なスタイルとして、プレゼンテーション形式のPowerPoint版と、文章中心のWordなどによるテキストベースの例を取り上げます。
 

PowerPointの例


PowerPointの例として、経済産業省のHPにある「2024年上期 飲食関連産業の動向」をご紹介します。この資料は、形式上PDFですが、要素としてPowerPoint形式なところが第三者的に垣間見られる資料になっています。
この形式の大きな特長は、各ページが独立したスライドとして構成されており、情報を視覚的に分かりやすく伝えられる点にあります。
この資料では、飲食関連産業における売上高や業況判断など、主要な統計データがグラフや図表を活用して提示されています。これにより、業界全体のトレンドや現状を視覚的に捉えやすく、直感的な理解をうながします
また、各スライドは要点が簡潔にまとめられており、短時間で報告内容の全体像を把握したい場合にも適しています
参考:経済解析室 「2024年上期 飲食関連産業の動向

 

テキストベース(Wordなど)の例


続いて、テキストベースの例として、経済産業省のHPにある「令和5年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」をご紹介します。この資料も形式上PDFとなりますが、要素としてWord形式なところが第三者的に垣間見られる資料になっています。
この報告書の特徴は、調査結果や分析、考察をていねいな文章で記述し、情報を網羅的かつ体系的に伝えられる点にあります。
また、章立てや見出しが明確に整理されており、項目ごとに解説が加えられているため、読み手が情報を体系的に理解しやすい構成となっています。さらに、図表やグラフも要所に適切に配置されており、視覚的にもデータの内容を把握しやすい工夫がなされています。
PowerPointの場合と比べると、文章量が多く、短時間で共有したい場合には適しませんが、前述した特徴から、より詳細な内容を共有したい場合に効果を発揮するのが、テキストベースの報告書となります。
参考:経済産業省 「令和5年度 電子商取引に関する市場調査 報告書

 
 

市場調査報告書の作成ポイント

市場調査報告書は、調査の成果を正確かつ効果的に伝える重要なビジネス文書です。その価値は、データの信頼性にとどまらず、情報の整理方法や読みやすさ、そして構成の工夫によっても大きく左右されます。
この章では、より説得力があり、実務に直結する市場調査報告書を作成するために、押さえておきたい5つの重要なポイントを紹介します。

図 市場調査報告書の作成ポイント
図 市場調査報告書の作成ポイント

 

  1. 調査目的との一貫性を保つ
    市場調査報告書を作成するうえで、最も重要なのが「調査目的との一貫性」です。調査を始める段階で明確にした「何のために調査を行うのか」「何を明らかにしたいのか」という目的に対して、調査方法・収集データ・分析・提言のすべてが整合性を保つ必要があります。
    そのため、報告書を作成する際は常に調査目的を意識し、その目的に沿った情報になっているかを確認することが重要です。目的と無関係な情報を盛り込んだり、意図から外れた分析を行ってしまったりしてしまうと、報告書全体の焦点がぼやけてしまい、読み手の理解を妨げる結果になります。
  2. 読み手を意識した構成と表現を心がける
    市場調査報告書は、読み手にとって「使える」資料であることが重要です。専門用語の使用は、読み手の知識レベルに応じて調整し、必要であれば注釈や説明を加えましょう
    また、結論や重要な示唆はできるだけ早い段階で提示するなど、読み手の関心や意思決定のスピードに応じた構成にすることも重要です。論理の流れを明確にし、簡潔でわかりやすい表現を用いることで、情報の受け手にストレスなく伝えられます。
  3. データに基づいた客観的な分析を行う
    報告書の信頼性を支えるのは、客観的かつ誠実なデータ分析です。調査結果を記載する際は、仮説や思い込みにとらわれることなく、ありのままの事実としてデータを読み解く姿勢が求められます。
    また、分析・考察のパートでは、「このデータから何が読み取れるか」「その背景にはどのような要因があると考えられるか」といった視点で根拠のある解釈を提示しましょう。都合の良いデータだけを抜き出すのではなく、全体をバランスよく評価することで、報告書全体の信頼性が高まります。
  4. 視覚的に伝わる工夫を取り入れる
    市場調査報告書には、多くのデータや情報が含まれます。これらをすべて文章だけで伝えようとすると、内容が複雑になり、読み手が理解に時間を要したり、重要な点を見落としたりする可能性があります。
    そこで活用したいのが、図表やグラフを活用した視覚的な補足です。棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどによって、数値の比較や傾向が一目で理解できるようになります。
    また、フロー図やマトリクスなどを用いれば、プロセスや関係性の可視化できます。図表にはタイトル・単位・出典を明記し、本文との関連を示せば、読み手の理解をさらに深められます。
  5. 具体的で実行可能な提言を示す
    市場調査報告書は、最終的にビジネス上の具体的アクションにつながることが重要です。「今後の展開(対策)」の項目では、分析を通じて得られた知見に基づき、具体的かつ実現可能な施策を提示しましょう。
    また、「〇〇を改善すべき」といった抽象的な表現ではなく、「製品Bの〇〇機能を、ターゲット顧客Aに向けて〇〇チャネルで訴求する」といった形で、誰が・何を・いつまでに・どのように実行するのかが明確に伝わる記述を心がけることが重要です。さらに、実施に必要なリソースや想定される効果にも触れることで、より実践的な提言となり、報告書の価値が大きく高まります。

 

 
 

まとめ

この記事では、市場調査報告書がビジネスにおいて果たす重要な役割とともに、報告書に盛り込むべき具体的な項目やその書き方、さらに実効性の高い報告書を作成するためのポイントや実例について解説しました。
市場調査報告書は、単なるデータの集計結果ではありません。収集された情報やそこから導き出された洞察を、関係者と正確に共有し、具体的な戦略やアクションへと結びつけていくための、ビジネスにおける極めて重要な意思決定ツールです。
 
ぜひ、この記事で得た知識と視点を活かし、具体的アクションにつながる市場調査報告書を作成し、ビジネスの成長に役立てていきましょう。
 
 

市場調査についてのご相談はこちら>

 

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

 
アスマークの編集ポリシー
 

調査結果の“示唆”とは?~「ファクト・インプリケーション」ワードの整理整頓~

調査結果の“示唆”とは?~「ファクト・インプリケーション」ワードの整理整頓~

調査報告書とは、その名の通り調査結果をまとめたレポートであり、消費者に対し行った定量・定性調査の結果と得られる示唆がアウトプットされています。

このような調査結果をまとめるシーンにおいて「ファクト」「インプリケーション」等のビジネス用語は多くの場面で点在・散見されます。ところが、時折これらワード定義が当事者間で曖昧なまま、調査結果の分析が進行してしまうケースもあります。

そこで今回は、今さら聞けないマーケティング用語の定義を改めて解説し、調査結果における最適な目線の持ち方について、豊富な業界のリサーチャーが徹底レクチャー致します。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。
● 調査報告書を正確に読み解きたい
● マーケティング用語の理解を正したい
● 得られる示唆のを施策活用を徹底したい

※無料会員登録でご視聴可能です。

> 詳しく見る

 

【目的別】定量調査-虎の巻セット

【目的別】定量調査-虎の巻セット

『ブランド認知』『コンセプト』『パッケージ』『顧客満足度』—マーケティングリサーチにおける代表的な4つの調査と、分析の元となる『アンケート集計』について、実務で役立つ以下の情報を網羅的に掲載した【虎の巻】を全て一括でダウンロードいただけます。
●  調査の目的から設計ポイント
●  見積例・アウトプット例
●  データ集計の種類と方法

下記に当てはまる方にお薦めの資料です。
● 商品企画・ブランド・パッケージなど、幅広いテーマで調査を検討している
● 自社で頻繁に行う調査の進め方や設計手法を整理したい
● 他社ではどう設計・分析しているのか、実例ベースで比較・参考にしたい
● 集計方法の種類や集計方法についておさえておきたい
● これから調査の担当になり、基本的な知識・費用感・アウトプットイメージをつけたい

> 詳しく見る

 

【データ分析手法11選 (目的別)】各分析の手順や成功へのポイントを解説

【データ分析手法11選 (目的別)】各分析の手順や成功へのポイントを解説

データ分析には様々な手法があり、目的やデータの種類によって最適な方法は異なります。効率良くデータ分析を行うには、その特徴をしっかりと理解し、目的に応じて適切に使い分けることが大切です。
本資料では、マーケティングで利用されるデータ分析の手法を、目的別に11種類、紹介します。

下記に当てはまる方にお薦めの資料です。
● データを活用して、マーケティング戦略をより強化したい方
● 顧客インサイトを深く理解し、施策に反映させたいマーケター
● 定量データを活用して、製品やサービスの改善に取り組みたい方

> 詳しく見る

 

「定性調査の報告書」の作り方~リサーチ視点で課題の提言を導く~

「定性調査の報告書」の作り方~リサーチ視点で課題の提言を導く~

消費者自身も気付かない潜在ニーズやインサイトが抽出でき、プロダクト仮説のヒントが得られる定性調査。 定量的に図れないからこそ見えなかった示唆を得ることができる点が魅力ですが、同時にその調査結果も定量的に表せないため、多くの調査者・マーケターが頭を悩ませている分野であることも事実です。

そこで今回は、定定性調査の報告書作成における一定の標準化が望める「アウトプットのまとめ方」について、リサーチのプロが解説いたします。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。
● 定性調査のまとめ方が属人的になってしまう
● 調査結果が1人の発言に引っ張られやすい
● 対象者の発言録における、まとめ方を知りたい

※無料会員登録でご視聴可能です。

> 詳しく見る

Pick UPこのコラムを読んだ方におすすめのコラム