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テレワークに関する調査

公開日:2021.09.22

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テレワークに関する調査

出社派の男性は会社や仕事への満足度が高い傾向

新型コロナウイルスの影響による人流抑制のために推奨されているテレワーク(在宅勤務)。大企業以外ではあまり定着せず、テレワーク可能な業務でも、出社をしている人が多く存在していることも取りざたされています。勤務先による指示の元、出社/在宅を強いられることもありますが、自ら好んで出社や在宅を選択しているケースも多いようです。

在宅をしたい人(在宅派)と出社をしたい人(出社派)には、性格的にも違いがあるのではないでしょうか?

テレワーク(在宅勤務)が可能な業務に就く会社員(正社員)を対象に、どのような違いがあるのかを探ってみました。

 

< TOPICS >

  • 出社派の男性は会社や仕事への満足度が高い傾向
  • 在宅派では「人が多い場所にいるのは疲れる」が6割を超え、男性より女性の方が「働き方は自分で選びたい」と感じている
  • 在宅派の事務職には内向的な性格の人が多く含まれ、出社派の営業職男性ではネガティブに考えない傾向の人が多い
  • 在宅派の8割が「出社に対する感染リスクを感じる」のに対して出社派では5割程度

 

執筆者
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里村 雅幸
株式会社アスマーク リサーチソリューショングループ
専門統計調査士
弘前大学卒業、社会心理学修士。 流通小売業を5年経験後、2011年に中途入社。調査企画・設計、画面作成・データチェック、分析・報告書作成までの工程を経験。「生のデータ」を扱ってきた経験から調査品質に関心を持ち、自社の実験調査企画や他社との共同調査に関わる。最近ではESやハラスメント実態調査等の人事関連の調査、社内外のデータ利活用等にも関わる。JMRAの公的統計基盤整備委員会の委員も担う。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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調査概要

調査名 テレワークに関する調査
対象者条件 【性別】 男性、女性
【年齢】 20~50代
【地域】 首都圏(一都三県)在住者
【その他】 
・会社員(正社員) ※条件緩和により派遣社員も加えた
・「営業・企画職」または「事務職」
・テレワーク(在宅勤務)が可能な業務をしている
・勤続年数1年以上
調査項目 ・テレワークが可能かどうか
・在宅派・出社派の判定
・在宅勤務頻度
・在宅勤務の頻度変化
・テレワークのしやすさ・環境
・通勤時間
・主な通勤手段
・通勤時間の過ごし方
・新型コロナへの不安
・仕事・会社への感情
・性格①
・性格②
・有給の取得しやすさ
・有給消化日数
・ワクチン休暇制度の有無
サンプルサイズ 600ss
割付 各150ss ①在宅派:営業・企画職 ②在宅派:事務職 ③出社派:営業・企画職 ④出社派:事務職
調査期間 2021年8月19日(木)~8月25日(水)
調査方法 Webアンケート
調査機関 株式会社アスマーク

仕事・会社への感情

Q8.あなたが働いている会社(組織・団体)について、最も近いものを一つずつ選択してください。(それぞれひとつずつ)

出社派と在宅派、仕事に対する満足度に違いはあるのか?

出社派の営業・企画職の男性で会社への満足度がやや高い傾向。多くの項目でスコアが高く、中でも「仕事の中で、自分が果たすべき役割は明確である」は7割弱と全体を大きく上回る。
性年代別でみると、20-30代の男性で会社に愛着がある人が6割弱と他と比べてスコアが高い。

性格①

Q9.あなたの考え方や行動について、該当する項目をそれぞれひとつずつお知らせください。(それぞれひとつずつ)

出社派と在宅派、性格に違いはあるのか?

在宅派では「人が多い場所にいるのは疲れる」が6割を超え出社派を大きく上回る。
在宅派の事務職をみると「一人で作業に没頭することが多い」が7割半を超える。
在宅派の女性では「働き方は自分で選びたい」が8割を超えており、特に高い様子。

性格②

Q10.あなたの考え方や行動について、あてはまると思う度合いをそれぞれお選びください。(それぞれひとつずつ)

出社派と在宅派、内向的か外向的か?

在宅派の事務職をみると、「知らない人とすぐ話ができる」「パーティーや社交イベントを企画する」の2項目で他との違いが大きく、内向的な性格の人がやや多く含まれると推察される。
出社派の営業職男性をみると「落ち込んだり憂鬱になったりする」「ストレスを感じたり不安になったりする」で他との違いがみられ、ネガティブに考えない傾向の人を多く含むのではないか。

新型コロナへの不安

Q7.あなたのお考えに近いものをそれぞれお選びください。(それぞれひとつずつ)

新型コロナへ感じる不安の程度に違いはあるのか?

在宅派は出社派と比べ出社や公共交通機関の利用に感染リスクを感じる人が多く、在宅勤務はコロナ対策と認識している傾向。出社派では「感染者のことを特別視することはない」が6割弱と多数派を占めた。
出社派の事務職では感染拡大は仕方ないと思っている方が過半数を占める。

調査結果の引用・転載について

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