公開日:2026.03.18
株式会社アスマークは2025年12月17日(水)、西南学院大学人間科学部「キャリア発達心理学」にて、ゲストスピーカーとして登壇しました。
講演では「マーケティング課題からみる調査事例」をテーマに、人気ブランドの成功を支えたリサーチ手法と戦略を紹介。調査を通じて消費者の不満を把握し、企業の意思決定やリスク低減につなげるプロセスを解説しました。
後半では、大学で学んだ社会心理学や社会調査の知識が、現在のリサーチ営業の土台になっていることを、自身のキャリアの歩みとともに紹介。調査結果が商品化され、社会に役立つ瞬間に大きなやりがいを感じる一方で、実務では知識に加え、クライアントへの関心や熱意、円滑なコミュニケーションが重要だと助言しました。
登壇概要
日程 :2025年12月17日(水)
場所 :西南学院大学
講座名:キャリア発達心理学
登壇者:株式会社アスマーク
プログラム構成
● アスマークの紹介
● マーケティングリサーチとは?
● 調査からどういうことが分かるのか?
● 「売れる」商品の開発秘話
● 調査会社とは?調査会社で働くにあたって
● 質疑応答

「心理学で学んだ知識を活かすという気持ちだけに縛られず、身につけた考え方を社会にどう活かせるか、応用できるかという視点で会社を見てみると、今よりも広い視野でキャリアを考えられそうだと思いました。」
「面接官の方々も、私と同じように毎日生活している人間であるということを当たり前ですが再認識することができ、すごく心が軽くなったような気がします。」
「商品が売れない=機能を良くすることが最善策だと思っていましたが、それよりも機能は最小限に留め、プロモーションに焦点を当てることが大切だと学び、非常に新鮮でした。」
「生活者自身も気づいていないニーズや本音を読み取り、商品開発やプロモーションにまで繋げていく役割を持っているという点を、初めて知ることができました。」
「日々着目すべきこととして、『商品はどこのメーカーで、競合はどこか』を意識するとおっしゃっていました。私も、これからはそれらを意識して生活したいと思いました。」
「今、学校で行っている調査や統計が、実際に社会で使われている様子を明瞭化することができました!」
講演の後、人間科学部 田原 直美 先生にインタビューさせていただきました。
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田原 直美 先生 西南学院大学 人間科学部 教授 経歴 1. 2023年04月 – 現在 西南学院大学, 人間科学部心理学科 教授 2. 2015年04月 – 2023年03月 西南学院大学, 人間科学部心理学科 准教授 研究分野 1. 人文・社会, 社会心理学, 産業・組織心理学 2. 人文・社会, 社会心理学, 社会心理学 書籍等出版物 1. チーム・ダイナミックスの行動科学―組織の生産性・安全性・創造性を高める鍵はど こにあるのか 山口裕幸, 分担執筆, 第4章 チーム・コミュニケーション 2024年03月 9784779517853 2. 産業と組織の心理学 池田浩, その他 サイエンス社, 2017年10月 3. はじめて学ぶ産業・組織心理学 柳澤さおり; 田原直美, 共著 白桃書房, 2015年06月 4. 自ら挑戦する社会心理学 土肥伊都子; 編, その他 保育出版社, 2014年12月 5. 産業・組織心理学ハンドブック 角山剛; 山口裕幸; 金井篤子, その他 丸善, 2009年07月 6. よくわかる産業・組織心理学 山口裕幸; 金井篤子, その他 ミネルヴァ書房, 2007年05月 |
| Q | 先生が現在取り組まれているテーマや重点分野を、簡単にご紹介ください。 |
| A | 専門は組織心理学で、職場におけるコミュニケーションやチームのあり方、心理的安全性などをテーマに研究しています。 また、企業や組織での研修などの機会を通して、組織の中で人がどのように協働し、よりよいチーム活動につながるのかという点にも関心を持って取り組んでいます。 |
| Q | 今回の講義は、学生にとってどのような意義があるとお考えでしょうか。学生が得られる学びや期待される効果についてお伺いします。 |
| A | 心理学科の学生は、授業の中で調査方法や調査倫理を学び、実際に調査実習も経験しています。今回の講義では、そのように学んできた調査がビジネスの現場でどのように活用されているのかを具体的に知る機会となりました。 学生にとっては、調査の意義や可能性を実感するとともに、心理学科での学びが実社会とどのようにつながっているのかを考える機会にもなったと思います。心理学の学びの価値について、あらためて考えるきっかけにもなったのではないかと感じています。 |
| Q | 特に印象に残ったことや、企画の進め方など、率直なご感想をお聞かせください。 |
| A | 学生にとって、調査が社会の中でどのように活用されているのかを具体的に知ることができた点が印象に残っています。授業で学んでいる内容と実務の世界とのつながりを実感する機会となり、新鮮に感じた学生も多かったようです。 また、さまざまな事例を通してマーケティング調査の魅力を紹介していただき、学生にとって調査という仕事を身近に感じる機会にもなりました。 |
| Q | 今後の研究や教育現場において、当社のような調査会社がどのように貢献できるとお考えでしょうか。 |
| A | 大学では調査方法やデータ分析の基礎を学びますが、それらが実社会でどのように活用されているのかを具体的に知る機会は、学生にとって大変貴重だと感じています。 今後も講義や事例紹介などを通して、学生が調査の実務や社会とのつながりを理解できる機会を作っていただけるとありがたいと思います。 |
田原先生、ご協力いただきありがとうございます。
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