公開日:2020.06.10

Tableau vs Excel
~Tableauの優位性はどこにあるのか?~

  • リサーチャーコラム

Tableauを使えていない方から「Excelで十分」「Excelの方が使い慣れているから早い」という言葉を耳にします。もちろんExcelにはExcelのよさがありますので、否定はしませんが、Tableauのよさを実感できると、もう戻れなくなると思います(笑)

ということで、皆さんが使い慣れているExcelとTableauの違いから、Tableauのよさを紐解いていこうと思います。題して「Excel vs Tableau」

 

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TableauとExcelの違い

まず、TableauとExcelの決定的な違いは、Excelが表計算が主軸で、グラフによる可視化が副次的なものであるのに対し、Tableauはグラフによる可視化が主軸で、表計算が副次的なものとなっている点です。
すなわち、真逆のコンセプトを持っていることになります。

簡単に言ってしまえばTableauは「業務上の効率」や「意思決定のスピードや質」を高めるツール、Excelは計算に特化したツールと言い換えることができます。

図解すると下表のような違いがあります。

Tableau Excel
主軸機能 グラフによる可視化
(ビジュアライズ)
表計算
表計算
ビジュアライゼーション
(テータ視覚化)の手軽さ
データ結合
柔軟性
(詳細分析)
×
(都度作り直す)
データ接続 ×
ワークブックの共有
対応データ容量
(1億行まで)

(大量データは不向き)

 
 

Tableauの魅力とは?

①ビジュアル分析、② ダッシュボードが大きな魅力といえるでしょう。

①「色」や「形」や「大きさ」や「位置」を用いて、データをすばやく的確に理解できる表現で行う分析のこと(※エクセルで最も頻度高く利用する、縦横のマスを埋める「集計表」とは対抗する概念)

②ダッシュボードとは、「複数の表やチャートを同時に、一画面で表示することで、“全体と詳細”や“構成比とトレンド”や“ある指標と別の指標”などを同時に確認できるようにした画面のことです。
上のチャートの、どれかをクリックするとクリックした項目だけがハイライトされます。そして、3つすべてのチャートがクリックしたカテゴリのみにフィルタされます。

例えば、左上のグラフの東北地方のグラフをクリックすると 
(※エクセルでも1画面で複数の表やチャートなどを頑張れば表現できるとは思いますが、上記のようなアクションをつけることはできません)
Tableauの魅力
Tableauの魅力②

Tableauを導入することのメリット

業務効率化による「時間短縮」が最大のメリットだと感じています。
マーケティングリサーチのまとめまでのフローでみていくと・・・
Tableau導入前の業務フローは、集計し、集計表をもとにグラフを作成、それをパワポに貼り付け、そこからコメントを書いて全体を総括しますが、Tableau導入後は、TableauDesktopで一度ダッシュボードを作成してしまえば、データは自動で連携されるので途中の集計業務がごっそり無くなり、PPTへの貼り付け作業も不要になります。
Tableauを導入することのメリット

  • 何度も集計を繰り返して、データを分析している方
  • グラフ作成に時間を要している方
  • どのようにデータをみせるのが分かりやすいか試行錯誤している方
  • 集計が苦手な方、グラフ作成が苦手な方
  • 人前でデータの分析結果を発表する機会がある方
  • チームでデータを共有している方

このような方は、是非Tableauを導入してみることを強くおススメします。
 

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執筆:アスマーク編集局

執筆:アスマーク編集局

アスマーク編集局は、数多くのメーカー、官公庁、大学との広範な調査実績に基づき、実務に直結するマーケティングリサーチの知見を発信する専門組織です。単なる手法の解説に留まらず、「現場で求められる判断基準」や「実務上の留意点」を網羅した専門コンテンツを企画・制作しています。

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監修:竹中 重雄(Shigeo Takenaka)

監修:竹中 重雄(Shigeo Takenaka)

株式会社アスマーク マーケティング管轄 マネージャー
リサーチ業界およびマーケティング領域で10年以上のキャリアを持つスペシャリスト。学術調査チームの立ち上げや、業界内でも難易度の高い「難病・希少疾患」「障がい者」のリクルートサービスの立案・リリースを主導。

専門領域
消費者インサイト分析、セグメンテーション。学術的根拠に基づき消費者モニターをタイプ分類する「インサイト・セグ」を開発。

発信実績
日本のマーケティングリサーチ20年の変遷」の執筆や、最新技術を網羅した「ChatGPTを調査設計・レポートに活用する検証セミナー」への登壇など、伝統的手法から最新トレンドまで幅広い知見を保有。

本記事の監修にあたって
自身の豊富な実務経験に基づき、公開情報の正確性と、読者の皆様のビジネスに即した実用性を厳格に審査しています。

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