2023.01.12
RFM分析とは?やり方から問題点まで解説
RFM分析とは、顧客を「最終購入日」「購入頻度」「購入金額」という3つのポイントで分類し、マーケティング施策へとつなげる分析手法です。 みなさんは企業にとって……
公開日:2020.03.06
自由連想法とは、意識した状態で発する言葉ではなく、無意識下で何気なく心に浮かんだ感情や事柄を言葉に発するよう促す技法のことです。精神分析学の第一人者であるフロイトによって広められ、心理的な要因を追求することを目的に、現在も多く用いられています。マーケティングリサーチにおいても、消費者インサイトの発掘を目的に広く使われています。
「インタビューのモデレート技法として」「患者への精神治療として」「コミュニケーションのひとつとして」など、使用する場面は多岐に渡ります。共通して、質問者が回答者に対し、ある「刺激語」を与え、回答者はその与えられた刺激語をもとに、心に浮かぶままの自由な「連想語」を応える形式となります。
このように、回答者は病院に対して、「待ち時間が長い」というイメージを持っており、そのイメージが形成されたエピソードを持っていることがわかります。このイメージが形成されたエピソードをマーケティング領域では消費者インサイトのひとつとし、精神領域では精神疾患のきっかけを探る判断材料とします。
近年、インターネットの発達により多岐にわたるメディアから情報を得ることができました。同様に、消費者のライフスタイルも大きく変遷し、昔のようなマス・マーケティングが通用しづらくなり、消費者一人ひとりにスポットを当てたN1マーケティングの必要性が急激に高まっています。
N1マーケティングとは、特定の消費者について、生活態度や習慣、興味関心、思考、購買行動から購買に関する認知や心理を理解する考え方のことです。自由連想法により、消費者にとって自分ではまったく意識できない心の領域を垣間見ることができるため、カスタマージャーニーを作り上げるヒントを得ることができます。
前述のように、マーケティグリサーチでは、インタビュー調査において、モデレーター(ファシリテーター)が対象者に対するモデレート技法として用いられることが多いですが、webアンケートでも応用されることがあります。例えば、「“〇〇(ブランド名など)”と聞いて思い浮かぶことをお知らせください。」のような自由記述式回答を求めるようなアンケート設問の場合、“〇〇(ブランド名など)”という刺激語に対し、連想語を答える形式なので、まさに自由連想法だといえるでしょう。
インタビュー調査では一人~数人に対して行なうことが一般的なので、量的なデータを得ることは難しいですが、webアンケートであれば即座に量的な回答を得られるため、回答データの連想語に対しテキストマイニングなどの分析をかけることで、量的に消費者インサイトを把握することもできます。
グループインタビュー(FGI)
グループインタビュー(FGI)とは、調査対象者を6人程度集め、モデレーターと呼ばれる司会者が調査テーマについて質問を行い、自由に発言をしてもらうことでさまざまな意見・情報を収集する調査手法です。消費者と直接対面することが最大の特徴で、消費者の生の声を収集することができます。また、グループ形式であるため、その相互作用で意見が活発になりやすく、多くの意見を収集しやすいというメリットもあります。
> 詳しく見る
2023.01.12
RFM分析とは、顧客を「最終購入日」「購入頻度」「購入金額」という3つのポイントで分類し、マーケティング施策へとつなげる分析手法です。 みなさんは企業にとって……
2024.07.19
信頼区間とは、統計学において母数が特定の範囲内に含まれる可能性を示す推定方法です。この範囲は信頼係数に基づいて決定され、95%信頼区間などが一般的に使用されます……
2019.12.05
ペアコン(Paired Comparison Test)とは・・・ 一対比較テストのことです。2製品比較評価法とも言います。対象者は2製品をテスト使用……
2019.12.04
加重平均とは・・・ 加重平均とは、値を単純に平均するのではなく、値の重み(=ウェイト値)を加味して平均することです。 年収などの金額や利用頻度の回数……