公開日:2024.03.12
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スーパー・コンビニでの購買目的に関するアンケート調査
冷凍食品においては、コンビニで40~50代向けの一人食のニーズが比較的高い
< TOPICS >
- 冷凍食品においては、コンビニで40~50代向けの一人食のニーズが比較的高い
- お菓子においては、どの年代でも、スーパーよりもコンビニの方が「自分で食べるため」の割合が高くなる
- 惣菜において、30代以上は、スーパーでは家族用、コンビニでは自分用と用途を使い分けている
- 弁当は、スーパーに比べ、コンビニの方が「自分で食べるため」の傾向が顕著であり、特に30代・50代において突出している
- 冷凍食品・お菓子においては、スーパーで買う際は日数をかけて消費し、コンビニの場合はすぐに消費する傾向がみられる
調査概要
調査名 | スーパー・コンビニでの購買目的に関するアンケート調査 |
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対象者条件 | 【性別】女性 【年齢】20代~50代 【地域】全国 【その他】スーパー/コンビニで「冷凍食品」「お菓子」「惣菜」「弁当」をそれぞれ月に1度以上購入する ※単身世帯除く |
調査項目 | ・誰が食べるために購入しているか【スーパー】 ・誰が食べるために購入しているか【コンビニ】 ・購入する際に最も意識している項目【スーパー】 ・購入する際に最も意識している項目【コンビニ】 ・消費時期の目安【スーパー】 ・消費時期の目安【コンビニ】 |
サンプルサイズ | 800サンプル |
割付 | 購入食品(冷凍食品ユーザー/お菓子ユーザー/惣菜ユーザー/弁当ユーザー)×年代で均等回収 |
調査期間 | 2024年2月28日(水)~3月1日(金) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
誰が食べるために購入しているか【冷凍食品】
Q1.あなたが普段<スーパー>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
Q2.あなたが普段<コンビニ>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
スーパー・コンビニそれぞれで、冷凍食品は誰が食べるために購入している?
スーパーで購入する際は、「家族で食べるため」が多くなる。年代が上がるにつれ、その傾向が強くなる。
コンビニで購入する際は、「自分で食べるため」が多くなる。年代ごとにスーパーの割合と比較すると、20~30代では大きく差はみられないものの、40~50代で「自分で食べるため」を選択している層が多くなる。
冷凍食品においては、コンビニで40~50代向けの一人食のニーズが比較的高いことが推察される。
スーパー:冷凍食品
コンビニ:冷凍食品
誰が食べるために購入しているか【お菓子】
Q1.あなたが普段<スーパー>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
Q2.あなたが普段<コンビニ>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
スーパー・コンビニそれぞれで、お菓子は誰が食べるために購入している?
スーパーにおいては、20代の7割以上と他の年代より突出して「自分で食べるため」を選択している。30代以上では「家族で食べるため」の割合の方が高い。
コンビニにおいては、20代の「自分で食べるため」の割合がさらに高くなり、8割以上となる。どの年代でも、スーパーよりも「自分で食べるため」の割合が高くなる。
スーパー:お菓子
コンビニ:お菓子
誰が食べるために購入しているか【惣菜】
Q1.あなたが普段<スーパー>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
Q2.あなたが普段<コンビニ>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
スーパー・コンビニそれぞれで、惣菜は誰が食べるために購入している?
スーパーにおいては、30代以上で「家族で食べるため」が顕著に高い。子なしの割合が多いと思われる20代では「自分で食べるため」の方が如実に多く割合が逆転する。
コンビニにおいては、どの年代でも「自分で食べるため」の方が多くなる。
30代以上は、スーパーでは家族用、コンビニでは自分用と用途を使い分けていることが推察される。
スーパー:惣菜
コンビニ:惣菜
誰が食べるために購入しているか【弁当】
Q1.あなたが普段<スーパー>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
Q2.あなたが普段<コンビニ>で以下の食品を購入する際、主に誰のために購入しているのかをお知らせください。(1つ選択)
スーパー・コンビニそれぞれで、弁当は誰が食べるために購入している?
スーパー・コンビニともに「自分で食べるため」の割合の方が高い。
スーパーに比べ、コンビニの方がその傾向が顕著であり、特に30代・50代において突出している。
スーパー:弁当
コンビニ:弁当
調査結果の引用・転載について
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冷凍食品を購入する際、今やコンビニを利用する人も多くなったのではないでしょうか。コンビニの冷食市場は2010年代後半、10年で5倍以上に拡大しており、今後も成長すると言われています。
コンビニで冷凍食品を購入する際と、スーパーで購入する際で、消費者の意識や目的は違ってくるのでしょうか?
今回は、単身世帯を除く女性を対象に、「冷凍食品」に限らず、「お菓子」「惣菜」「弁当」も含めて、スーパーとコンビニで購入する際の目的や意識、消費実態についてを調査し、年代別でその違いを比較してみました。