アンケートカテゴリー

  • インターネット

ChatGPTに関するアンケート調査

公開日:2025.11.18

  • インターネット

ChatGPTに関するアンケート調査

コミュニケーション相手として、「情報の収集」(55.3%)「自分自身の悩み相談」(32.6%)「日常的な会話や雑談」(32.4%)といった活用が多く、年代が若いほどその傾向が強い

2025年の流行語大賞では、ChatGPTが「チャッピー」という愛称でノミネートされるなど、生成AIは私たちの日常にますます身近な存在となっています。実際、私の身の回りでも、ChatGPTを悩み相談の相手として活用する人が増えているように思います。

そこで今回は、ChatGPTに対する意識や利用の実態を明らかにするため、『ChatGPTの利用目的』や『具体的な相談内容』、『コミュニケーション欲求の程度』といった設問を含むアンケートを実施しました。

なお、本調査は、ChatGPTを利用したことがある18~59歳の男女を対象に聴取しています。

 
 

< TOPICS >

  • コミュニケーションの相手として、「情報の収集」(55.3%)「自分自身の悩み相談」(32.6%)「日常的な会話や雑談」(32.4%)といった活用が多く、年代が若いほどその傾向が強い
  • 相談内容は、「身体の健康についての相談」(55.2%)や「心の健康についての相談」(47.9%)が多く、年代ごとのライフステージや社会的役割の違いによって相談内容も異なる
  • 対人コミュニケーションにおける欲求は、いずれの欲求もヘビーユーザーがライトユーザーに比べて高くなっている
  • 対人関係の満足度は、いずれの対人関係もヘビーユーザーがライトユーザーに比べて高くなっている

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

アスマークの編集ポリシー

調査概要

調査名 ChatGPTに関するアンケート調査
対象者条件 【性別】 男女
【年齢】 18歳~59歳
【その他】ChatGPTを利用したことがある人
調査項目 ・年代、性格別で意識の差はあるのか
・年代、性格別で使用頻度や使用目的に差はあるのか
・具体的にどのような相談をするのか
・対人関係の満足度や、コミュニケーション欲求等との関連性はあるのか
・ChatGPTの利用が人々の気分にどのような影響をあたえるのか
サンプルサイズ スクリーニング調査:2,513サンプル
本調査:800サンプル
割付 性年代で均等回収
調査期間 2025年9月3日(水)~9月5日(金)
調査方法 Webアンケート
調査機関 株式会社アスマーク

ChatGPTの利用目的

Q2.あなたは普段、ChatGPTをどのように活用しますか。当てはまるものすべてをお知らせください。(複数選択可)

どのような目的でChatGPTを利用するのか?

ChatGPTの利用目的は、『情報の収集』が55.3%で1番多く、『自分自身の悩み相談』が32.6%で2番目、『日常的な会話や雑談』が32.4%で3番目に多かった。

年代別でみると、『自分自身の悩み相談』は年代が若いほど多くなり、『日常的な会話や雑談』は20代以下で39.5%と全体より5pt以上高かった。

具体的な相談内容

Q3.前問で【自分自身の悩み相談】を選択した方にお伺いします。あなたはChatGPTにどのような相談をしますか。当てはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

ChatGPTにどのような相談をするのか?

具体的な相談内容は、『身体の健康についての相談』が55.2%で1番多く、『心の健康についての相談』が47.9%で2番目、『人間関係についての相談』が39.8%で3番目に多かった。

相談内容は年代によって偏りがみられ、『身体の健康についての相談』は40代が63.6%で全体より5pt以上高く、『人間関係についての相談』は20代以下が50.7%で全体より10pt以上高かった。

また、『心の健康についての相談』は年代が若いほど多い結果となった。

使用頻度別でみたコミュニケーション欲求の程度

Q10.<TOP2>あなたは、以下の欲求を普段どの程度感じていますか。それぞれ当てはまるものをお知らせください。

普段、コミュニケーション欲求をどの程度感じている?

各コミュニケーション欲求について、「とても感じる」「やや感じる」を選択した人の合計をChatGPTの使用頻度別でみると、『安心感や楽しい気分を味わいたい』『ストレスを解消させたい』を除いた8項目で、使用頻度が上がるにつれ高くなっていた。

特に、『自分自身の悩みを相談したい』(63.7%)『誰かと同じ情報や感情を共有したい』(62.2%)『孤独感を回避したい』(56.5%)『自分の近況や考えを伝えたい』(57.1%)は、ヘビーユーザーがライトユーザーに比べ20pt近く高かった。

使用頻度別でみた対人関係の満足度

Q9<TOP2>.あなたは以下の対人関係について、どの程度満足していますか。それぞれ当てはまるものをお知らせください。※関係を持たない場合は「関係を持たない」を選択してください。

各対人関係はどの程度満足している?

各対人関係の満足度について、「とても満足している」「やや満足している」を選択した人の合計を使用頻度別でみると、いずれの対人関係もヘビーユーザーがライトユーザーよりも高かった。

特に、『恋人関係』はライトユーザーが15.2%で全体より5pt以上低いのに対し、ヘビーユーザーは29.7%と全体より5pt以上高く、ライトユーザーとヘビーユーザーでは15pt近く差がみられた。

調査結果の引用・転載について

  • 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
  • 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
  • その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
  • 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
  • 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
  • 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。

資料のダウンロードはこちら

全ての項目に入力をしてください。


    弊社はプライバシーマークを取得しており、諸規程、関連法規にしたがって、個人情報を適正に取り扱います。
    ご記入いただいた個人情報は以下の目的で利用いたします。
    ・取引(提案)に関する折衝、連絡、相談、検討、受発注、決済および対応
    ・取引(提案)に基づく役務等の授受
    ・当社サービス等に関する情報の提供、収集および伝達
    個人情報取扱いに関する詳細については、次のサイトをご覧ください。

    個人情報の取扱いについて

    個人情報の取扱いについて、同意します。