自主調査(ミニリサーチ)季節・イベント・時事食品・飲料
調査名: | 帰省の手土産に関するアンケート調査 |
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対象者: | 全国在住、20歳~59歳の男女で、最近3年以内に1回以上帰省をした人 |
調査項目: | ・属性(性別、年代、未既婚、居住地、帰省先の有無、最近3年間の帰省回数) ・帰省時の交通手段(MA) ・帰省時の手土産の購入有無(SA) ・【購入者】手土産の購入場所(MA) ・【購入者】手土産の購入予算(SA) ・【購入者】手土産に購入するもの(MA) ・【購入者】手土産の選び方・買い方について(SA) ・【購入者】手土産についての悩み、気になっていること(FA) ・【非購入者】手土産を買わない理由(MA) |
サンプル数: | 600s |
割付: | 【性別】 男性:50.0%、女性:50.0% 【年代】 20代:25.0%、30代:25.0%、40代:25.0%、50代:25.0% |
実査期間: | 2014年5月15日(木)~5月17日(土) |
調査方法: | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関: | 株式会社アスマーク |
この調査の報告書(レポート)、集計、ローデータは、下記より無料でダウンロードしていただけます。(一部の調査を除きます)
性別 N=600 |
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年代 N=600 |
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未既婚 N=600 |
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居住地 N=600 |
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帰省先の有無 N=600 |
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最近3年間の帰省回数 N=600 |
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■帰省時の交通手段 N=600
今回のアンケートは、最近3年以内に、自分または配偶者の帰省先へ1回以上帰省をしたと回答した人を対象に行った。
まずはじめに、帰省する際の交通手段を複数選択で答えてもらったところ、最も多いのは「自家用車」で60.7%。マイカー帰省をする人が約6割という結果になった。次いで多い「鉄道」は53.7%、「飛行機」は18.5%、「バス」は15.2%となっている。「その他」1.8%の具体的な内容としては、「レンタカー」、「バイク」、「船」など。
■帰省時の「手土産」の購入有無 N=600
次に、自分や配偶者の帰省先へ行く際に、「手土産」を購入して持って行く習慣があるかどうかを聞いた。
「手土産を毎回必ず買う」と答えた人は51.3%で約5割、「ときどき買う」と答えた人が34.3%で、8割を超える人が帰省時に手土産を購入していることがわかった。「手土産は買わない」と答えた人は14.3%だった。
■【手土産購入者】 手土産の購入場所 n=514
帰省時に手土産を購入すると答えた人に、手土産の購入場所をたずねた。
購入場所として最も多かったのは、「駅構内・駅ナカのデパート」で43.0%。次いで「専門店」が39.7%、「駅構外のデパート」が37.2%となり、デパートや専門店で購入している人が比較的多いことがわかった。
「サービスエリア・パーキングエリア」は、手土産購入者全体では22.2%と約2割、帰省の交通手段で【自家用車】を選択した人の中では3割強となった。また、「ネットショッピング・通販」で購入する人も1割存在することがわかった。
「その他」(6.6%)の内容としては「スーパー」という回答が多く、他には「コンビニ」、「名産品が手に入る地元の店」、「旅行先で購入したものを持っていく」といった回答があった。
■【手土産購入者】 手土産の購入予算 n=514
帰省の手土産の購入予算(1商品あたりではなく、合計予算)を聞いたところ、最も多い回答は、「1000円以上1500円未満」で23.9%。「1500円以上2000円未満」が17.9%で、1000円~2000円未満(計)が4割を占める結果となった。
2000円~3000円未満(計)は25.3%、3000円~5000円未満(計)は18.3%となっている。
「5000円以上」と答えた人は8.6%で、年代が高くなるほどその割合も高くなっている。20代で「5000円以上」と回答したのは2.4%だが、40代では10.4%、50代では15.0%だった。
■【手土産購入者】 手土産に購入するもの n=514
帰省の手土産には、どのようなものを購入しているのだろうか。
複数選択で答えてもらったところ、「洋菓子(ケーキ、焼き菓子、ゼリー、チョコレートなど)」が79.0%で最も多く、約8割の人が洋菓子を利用していることがわかった。洋菓子に次いで、「和菓子(饅頭、団子、餅、羊羹など)」も73.3%と7割を超えており、洋菓子・和菓子が手土産の定番となっている状況がうかがえる。
「米菓(煎餅、おかきなど)」は32.9%、「菓子以外の食べ物」は12.6%、「お酒」は14.4%、「お茶、紅茶、コーヒーなどの飲み物」は9.7%となった。「菓子以外の食べ物」の具体的な内容としては、かまぼこ・シュウマイといった惣菜系が多く、他にも佃煮、漬物、乾物、果物、パン、弁当などの回答があった。
また、「食べ物・飲み物以外」の手土産は3.3%で、具体的には、衣類(服)、花、商品券、化粧品、洗剤など色々なものが挙がった。
■【手土産購入者】 手土産の選び方・買い方について n=514
帰省の手土産を購入する際、どのような基準で商品を選んでいるのだろうか。手土産の選び方・買い方について6組の選択肢を提示し、それぞれ【A】と【B】のどちらに自分の考えがあてはまるかを答えてもらった。
結果、それぞれ回答は分散したが、【A】と【B】を比較して10%以上の差がついたのは次の3つ。
「普段は食べない、少し特別感のあるもの」が、「気負わず、気軽に食べられるもの」より19.6%多い47.3%、
「いつも違う、色々な手土産で喜ばれたい」が、「いつも同じ、定番の手土産で喜ばれたい」より13.3%多い40.3%、
「滞在中、一緒に食べられるもの」が、「滞在中、一緒に食べることは考えない」より30.0%多い51.8%、
という結果になった。
(※「(A/Bに)あてはまる」「どちらかといえば(A/Bに)あてはまる」を合計して比較)
各項目に目立って大きな差は見られなかったが、全体を通して見ると、人気・話題の商品を選ぶことにより“失敗”の可能性を避けつつも、「受け取る相手」の好みを意識し、少し特別感があり、一緒に食べられるもの、そして、毎回同じものにならないように、という手土産選びの意識がうかがえる。
■【手土産購入者】 手土産についての悩み、気になっていること n=514
回答の一部 ※( )内は年代/性別
■ 【手土産非購入者】 手土産を買わない理由 n=86
帰省の際に「手土産は買わない」と回答した86人(14.3%)に、その理由を回答してもらったところ、「会いに行く(顔を見せる)だけでも十分だと思うから」が、52.3%で最も多い結果となった。
次に多いのは「買わなくていいと言われたから」の27.9%で、約4人に1人。その次が「相手に気を遣わせてしまうから」の19.8%で、手土産を受け取る側の希望や気遣いを考慮した上で、あえて何も買わないようにしている家庭もあるようだ。
また、「帰省先で一緒に買い物をするから」は16.3%、「地域や親族間で、手土産は買わない風習があるから」は8.1%、「あまり喜ばれないから」は5.8%という結果になった。
この調査の報告書(レポート)、集計、ローデータは、下記より無料でダウンロードしていただけます。(一部の調査を除きます)
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