公開日:2025.04.23

マーケティングにおける商品開発とは?商品開発の流れやポイントなどを解説

  • マーケティングリサーチHowto

現代のビジネス環境は、顧客ニーズの多様化や技術革新の加速によって、日々大きく変化しています。このような変動の激しい時代において、企業が持続的な成長を実現するためには、顧客の期待に応える魅力的な商品を継続的に開発・提供し続けることが重要です。
しかし、単に新しい商品を生み出すだけでは、市場で成功を収めることは簡単ではありません。そこで重要となるのが、「マーケティングの視点」を取り入れた商品開発です。
 
この記事では、マーケティングにおける商品開発とは何かについて、その進め方や活用できるフレームワーク、さらには成功に導くための重要ポイントなどを解説します。

 
 

マーケティングにおける商品開発

マーケティングにおける商品開発とは、新しい商品やサービスを開発する際に、市場ニーズや顧客の潜在的な欲求を深く理解し、それに応える価値を提供するための活動です。この活動は、市場調査や競合分析を通じて得られた情報を基に、コンセプトの立案から設計、テスト、そして市場導入に至るまでの一連のプロセスを指します。
ここにおいて特に重要なのは、商品開発の初期段階からマーケティングの視点を組み込むことです。「誰に」「何を」「どのように」届けるのかを明確にすることで、ターゲットとする市場にマッチした「売れる商品」を生み出せる可能性が高まります。
また、開発の過程では、顧客の声や市場の反応を継続的に把握し、柔軟に方向性を見直すことも大切です。こうした取り組みが、顧客満足度の向上だけでなく、企業のブランド価値の強化や競争優位性の確立にもつながります。
市場の変化に敏感に対応し、常に新しい価値を提供し続ける姿勢こそが、マーケティングにおける商品開発の本質と言えます。
 

Tips:商品開発と商品企画の違い
「商品企画」と「商品開発」は混同されがちですが、その役割は異なります。企画は市場ニーズやトレンドを踏まえ、「どんな商品をつくるか」を構想する段階。一方、開発はその企画を基に、実際に商品を形にするプロセスです。企画が設計図、開発が建築にあたるイメージです。

 
 

マーケティングにおける商品開発の進め方(流れ)

マーケティングに基づく商品開発は、次のようなステップで進められます。

図 マーケティングにおける商品開発の進め方(流れ)
図 マーケティングにおける商品開発の進め方(流れ)

 
STEP1 市場調査
最初のステップとして、徹底したリサーチを行います。対象となる顧客層のニーズや課題、競合製品の状況、市場のトレンドなどを多角的に分析します。アンケート調査、インタビュー、データ分析など、様々な手法を用いて情報を収集し、商品開発の方向性を定めるための基礎を築きます。
 
STEP2 コンセプト創造
市場調査で得られた情報をもとに、具体的な商品コンセプトを創造します。このステップでは、誰に、どのような価値を提供するのか、競合製品と何が異なるのかを明確にすることが大切です。斬新なアイデアの発想だけでなく、実現可能性や収益性も考慮しながら、顧客にとって魅力的なコンセプトを磨き上げます。
 
STEP3 商品開発・評価
創造されたコンセプトに基づき、商品やサービスを開発します。試作品の作成やテストマーケティングを通じて、機能性、品質、使いやすさなどを評価し、顧客のニーズを満たすレベルにまで改良を重ねます。この段階では、技術部門や製造部門との連携がとても重要です。
 
STEP4 販売戦略の決定
開発した商品やサービスをどのように市場に投入し、顧客に届けるかの戦略を策定します。価格設定、プロモーション方法、販売チャネルなどを検討し、ターゲット顧客へ効果的なアプローチをするための計画を立案します。
 
STEP5 検証・改善
商品やサービスの発売後(リリース後)も、市場の反応や売れ行きを継続的にモニタリングし、当初の計画との差異を検証します。また、顧客からのフィードバックや市場の変化に対応し、必要に応じて製品の改良や販売戦略の修正も行います。このPDCAサイクルを回すことで、商品のライフサイクル全体にわたる価値最大化を目指します。

 

マーケティング担当者の役割

マーケティング担当者は商品開発の各段階において、市場と顧客の声を結びつけ、商品の成功に向けて戦略を立案・実行する重要な役割を果たします。

  • 市場調査段階
    この段階では、顧客ニーズや市場トレンド、競合情報を収集・分析し、商品開発の方向性を定めるためのインサイトを提供します。調査の企画・実行、データの解釈、レポート作成などを担当し、客観的な視点から市場の可能性とリスクを評価します。
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  • コンセプト創造段階
    市場調査の分析結果に基づき、具体的な商品コンセプトを立案します。ターゲット顧客や提供価値、競合との差別化ポイントなどを明確にし、開発チームに対して明確なビジョンを示します。
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  • 商品開発・評価段階
    顧客視点を取り入れながら、商品の機能やデザイン、品質などがコンセプトに合致しているかを確認します。また、試作品評価への参加や、テストマーケティングの企画・実施を通じて、市場の反応を早期に把握し、改善点を開発チームにフィードバックします。
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  • 販売戦略の決定段階
    ターゲット顧客に効果的にアプローチするための販売チャネル、プロモーション戦略、価格設定などを立案します。市場導入計画全体の策定と実行を主導し、商品やサービスの認知度向上と販売促進を図ります。
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  • 検証・改善段階
    商品やサービス発売後(リリース後)の売上データや顧客フィードバックを分析し、当初の計画との差異や課題点を特定します。その結果に基づき、商品改良やマーケティング戦略の修正案を提案し、継続的な改善活動を推進します。

 
 
このように、マーケティング担当者は、商品開発の全プロセスを通じて、市場と顧客の声を結びつけ、商品の成功に向けて戦略を立案・実行する重要な役割を担っています。
 
 

商品開発に役立つフレームワーク

市場の複雑性が増す現代において、思いつきだけで商品開発を進めることは、莫大な時間やコストを無駄にするリスクを伴います。そのため、効率的かつ的確に市場ニーズに応える商品を開発するには、各種フレームワークを活用することが効果的です。
フレームワークは、膨大で複雑な情報を整理し、多角的な視点から課題を分析するための効果的なツールです。商品開発においては、市場環境の把握、ターゲット顧客の特定、競争優位性の明確化、さらには具体的なマーケティング戦略の構築に至るまで、各段階で適切なフレームワークを導入することで、より精度の高い意思決定が可能になります。
 
この章では、マーケティングに基づく商品開発の各プロセスで活用できる代表的なフレームワークを解説します。
 

4P分析

4P分析は、マーケティング戦略の基盤をなす代表的なフレームワークです。製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4つの視点から、市場への効果的なアプローチを検討します。

表 4P分析について
4P 内容
製品(Product) 顧客ニーズに応える機能や品質、デザイン、ブランドイメージ、パッケージといった要素を検討します。製品を単なる「モノ」としてではなく、消費者が得られるメリットや体験価値に着目し、競合との差別化を図ることが重要です。
価格(Price) 製品の提供価値や市場環境を踏まえた適切な価格設定を行います。原価、競合価格、顧客の感じる価値などを多面的に分析し、収益性を確保しながらターゲット層にとって魅力的な価格帯を見極めます。
流通(Place) 製品をいかに顧客の手元に届けるか、その流通ルートや販売チャネルを検討します。実店舗、オンラインストア、卸売、小売など、ターゲット顧客の購買行動や利便性を考慮し、最適なチャネルを設計・構築することが重要です。
プロモーション(Promotion) 製品の認知拡大と購買意欲の喚起を目的としたコミュニケーション施策を立案します。広告、広報活動、セールスプロモーション、人的販売、デジタルマーケティングなどを戦略的に組み合わせ、ターゲット顧客への効果的な情報伝達と関係構築を図ります。

 
4P分析を活用すれば、各要素の整合性を保ちつつ、一貫性のあるマーケティング戦略を構築することが可能です。商品開発においても、成功に向けた開発方針立案を支える重要な視点を提供します。
 
 

4C分析

4C分析は、「売り手視点」である4P分析に対し、「買い手である顧客視点」からマーケティング戦略を再構築するためのフレームワークです。顧客価値(Customer Value)、顧客コスト(Customer Cost)、利便性(Convenience)、コミュニケーション(Communication)の4要素で構成されます。

表 4C分析について
4C 内容
顧客価値(Customer Value) 製品やサービスが顧客にもたらす本質的な価値を指します。機能面の利便性だけでなく、生活者としての満足感など、顧客が真に求める価値を理解し、提供することが求められます。製品開発においては、顧客のニーズや課題を深く掘り下げ、解決策となる価値を提供することが重要です。
顧客コスト(Customer Cost) 顧客が製品やサービスを利用する際に負担するすべてのコストです。そこには金銭的コストに加え、時間や手間、心理的な負担なども含まれます。価格を下げるだけでなく、購入手続きの簡素化や十分な情報提供などにより、総合的な負担を軽減する工夫が求められます。
利便性(Convenience) 顧客が商品をどれだけスムーズに入手できるかを指します。適切な流通チャネルの選定はもちろん、オンライン購入の利便性やアクセスのしやすさ、営業時間など、顧客のライフスタイルに寄り添った提供環境の整備が重要です。
コミュニケーション(Communication) 一方的な情報発信ではなく、顧客との双方向の対話を重視する姿勢を意味します。顧客の声に耳を傾け、的確な対応を行うことで信頼関係を築き、長期的な関係性を育むことが可能です。この領域には、SNSやデジタルチャネルを活用したエンゲージメントの強化も含まれます。

 
4C分析を活用すれば、企業は顧客中心の視点を軸に据えたマーケティング戦略を構築することが可能です。商品開発においても、顧客が本当に求める価値を見極め、それを届けるための環境整備や顧客との関係性構築につながります。
 
 

SWOT分析

SWOT分析は、企業の内部環境と外部環境を整理・把握し、経営戦略やマーケティング戦略の立案に役立てるフレームワークです。強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの視点で構成されています。

表 SWOT分析について
SWOT 内容
強み(Strength) 自社が競合よりも優れている点や、独自に持つリソース・能力を指します。商品開発においては、技術力、ブランド力、既存顧客との関係性などの経営資源を活用することで、競争優位を構築できます。
そのため、簡単に表すと「内部環境×プラス」という要素を持っています。
弱み(Weakness) 他社に比べて劣っている点や、改善が必要な内部課題を指します。例えば、技術的な制約やブランド認知度の低さ、販売網の未整備などは、新商品開発の障壁となることがあります。
そのため、簡単に表すと「内部環境×マイナス」という要素を持っています。
機会(Opportunity) 外部環境の変化によって有利に働く可能性のある要素です。市場ニーズの変化、技術革新、競合の撤退などは、新たな商品開発や市場参入のチャンスとなり得ます。
そのため、簡単に表すと「外部環境×プラス」という要素を持っています。
脅威(Threat) 外部からの影響によって自社に不利益をもたらす可能性のある要素を指します。例えば、強力な競合の出現、法規制の強化、景気後退などが該当し、事前のリスク認識と対応策の準備が求められます。
そのため、簡単に表すと「外部環境×マイナス」という要素を持っています。

 
上表で、各SWOTに対して持っている要素を端的に述べさせていただきましたが、内部環境や外部環境、プラスやマイナスという要素のいずれかを持っています。それもそのはずで、SWOT分析は、環境面とプラス/マイナス面で分類した分析法になるからです。
 
このSWOT分析を活用すれば、自社の内部資源と外部環境を総合的に把握した戦略を構築できます。商品開発においても、市場機会に合ったコンセプトの立案や、自社の強みを活かした独自性ある製品の開発において、とても効果的な手法です。
 
 

PEST分析

PEST分析は、企業の外部環境のうち、特にマクロな視点から影響を及ぼす4つの要素を分析するためのフレームワークです。政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の頭文字を取っており、各要素の変化が企業活動や市場にどのような影響を与えるかを把握し、戦略立案に活用します。

表 PEST分析について
PEST 内容
政治(Politics) この要因には、政府の政策や法規制、税制、政情の安定性などが含まれます。商品開発においては、新たな規制や規制緩和、補助金制度などが、開発の方向性や実行可能性に大きく影響します。
経済(Economy) この要因には、景気動向、金利、為替レート、インフレ率、雇用状況などが挙げられます。これらは消費者の購買意欲や企業の投資判断だけでなく、商品開発のタイミングや価格戦略にも大きな影響を及ぼします。
社会(Society) この要因には、人口構成の変化、ライフスタイルや価値観の変化、教育水準、文化的背景などが含まれます。これらは消費者ニーズや嗜好の変化を生み、新たな商品コンセプトのヒントとなる可能性があります。
技術(Technology) この要因には、技術革新のスピードや新技術の登場、研究開発のトレンド、ITインフラの整備状況などが挙げられます。革新的な技術は新たな商品開発のチャンスとなる一方、既存技術の陳腐化というリスクも伴います。

 
PEST分析を活用することで、企業はマクロ環境の変化を体系的にとらえ、長期的な視野に立った戦略立案が可能になります。商品開発においても、将来的な市場ニーズや技術トレンドを見据えた、先見性のある企画・設計を行ううえで重要な視点となります。
 
 

STP分析

STP分析は、市場全体をとらえ、自社が「誰に対して」「どのような価値を提供すべきか」を明確にするためのフレームワークです。セグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting)、ポジショニング(Positioning)の3つの段階で構成されます。

表 STP分析
STP 内容
セグメンテーション(Segmentation) 市場を地理的、人口統計的、心理的、行動的といった様々な基準で細分化し、共通のニーズや特性を持つグループ(セグメント)に分類します。これにより、市場全体の構造を把握し、自社が注力すべきセグメントを見つけるための土台を築きます。商品開発においては、特定のニーズを持つセグメントを発見することが、新しい商品コンセプトの創出につながります。
ターゲティング(Targeting) 細分化された複数のセグメントの中から、自社の経営資源や強みを考慮し、最も魅力的なセグメントを一つまたは複数選択します。市場規模、成長性、競合状況、自社の適合性などを総合的に評価し、効率的かつ効果的なマーケティング活動を展開するためのターゲット顧客を明確にします。商品開発においては、ターゲット顧客のニーズを深く理解し、そのニーズに合致した商品を開発することが重要です。
ポジショニング(Positioning) 選択したターゲット顧客に対して、自社の商品やサービスがどのような独自価値を提供するのかを明確化します。価格、品質、デザイン、ブランドイメージなどの要素を組み合わせることで競合との差別化を図り、顧客の心の中に訴えかけるブランドイメージの構築を図ります。

 
STP分析を用いることで、企業は市場における自社の立ち位置を明確にし、ターゲット顧客に最適化されたマーケティング戦略を展開できます。商品開発においては、明確なターゲット顧客と独自のポジショニングに基づいた商品開発を行うことで、市場での成功確率を高められます。
 
 

マーケティングにおける商品開発を成功させるためのポイント

マーケティング視点を取り入れた商品開発を成功に導くには、以下の重要なポイントを意識し、組織全体で取り組む必要があります。

図 マーケティングにおける商品開発を成功させるためのポイント
図 マーケティングにおける商品開発を成功させるためのポイント

 

  1. 徹底的な顧客理解
    商品開発の出発点は、顧客のニーズや課題を深く理解することです。アンケート調査だけでなく、インタビュー、行動観察、SNS分析など多様な手法を用い、顧客自身も気づいていない潜在的な欲求やインサイトを探り、把握することが重要です。
  2. 明確なコンセプトの構築
    顧客理解に基づいて得られたインサイトを基に、誰に、どのような価値を提供するのかを明確にした商品コンセプトを構築します。競合製品との差別化ポイントを明確にし、独自の強みを際立たせることが重要です。
  3. 市場変化への柔軟な対応
    市場環境は常に変化しています。競合の動向、技術革新、消費者の嗜好の変化などを常にモニタリングし、必要に応じて商品戦略や開発計画を柔軟に見直すことが重要です。また、テストマーケティングなどを活用し、市場の反応を早期に把握することも効果的です。
  4. 部門間の連携強化
    マーケティング、研究開発、製造、営業、カスタマーサポートなど、関連する部門が緊密に連携し、情報を共有しながら開発を進めることが、高品質で顧客満足度の高い商品開発につながります。各部門の専門知識や視点を融合させることで、より多角的な検討が可能となり、予期せぬ課題の早期発見や解決につながります。
  5. 継続的な改善
    製品リリース後も、市場の反応や顧客からのフィードバックを受け止め、継続的な改善に取り組む姿勢が重要です。売上データ、顧客満足度調査、レビューなどを分析し、改善点を見つけて次の商品開発に活かすことで、製品のライフサイクル全体にわたる価値を最大化できます。

 

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まとめ

ここまで、マーケティングにおける商品開発の意義、具体的な進め方、活用すべきフレームワーク、そして成功に導くための重要なポイントについて解説しました。
 
現代社会は、数えきれないほどの商品やサービスであふれており、その中で顧客に選ばれ続けることは決して簡単なことではありません。だからこそ、市場のニーズを的確にとらえ、顧客に寄り添う商品開発がますます重要になっています。
ここで求められるのは、表面的なニーズを満たすだけでなく、顧客の潜在的な欲求や課題を深く理解し、それに応える価値を提供することです。そうすることで、顧客からの共感と信頼を獲得し、長期的な関係性を築くことが可能になります。
 
この記事で紹介したマーケティングに基づく商品開発プロセスや各種フレームワークを実活用して、顧客に支持される商品の開発を実現しましょう。
 
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執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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