公開日:2025.11.17

女子大生は“やりがい”が就活軸?Z世代に就活に関してインタビュー

  • インタビューコラム

1990年代半ばから2010年代前半に生まれた「Z世代」は、すでに社会人として30代に差し掛かる人もいます。一方で、デジタルネイティブであり、コロナ禍で学生生活を送った現役大学生も含まれています。
こうした同じZ世代の中でも環境が異なる学生たちは、企業のどんな点に興味・関心を抱き、どのような就業イメージを持っているのでしょうか。

今回は、Z世代の学生の中でも“就活をしている学生”に注目し、現役女子大生へ就活に関する企業を選ぶポイントや就職後のイメージとして、同僚や上司との距離感などについてインタビューをしました。
インタビューをした方の簡単なプロフィールは下表となります。

性別 女性
ご家族 父、母、姉(2人)、兄
学年 大学4年生(現代心理学部 映像身体学科)
心理学部なので、“心と身体の関係性について”といったことを主に学び、
・哲学やダンス表現
・そういった表現としてそれがどう表れているか
・機械映像、つまりカメラなどを通して、自分の身体がどういうふうに見ているか
といったことを学ぶようなところだそう。
ご趣味 ミュージックビデオやダンスを見ることが好きで、YouTubeや友達のダンスの公演などを見に行って、「どこが好きか?」というのを言語化する作業がとても好き。
YouTubeやミュージックビデオを見て、「『いいな』って思ったところが何で良いと思ったのか」をひたすらつぶやく。

 
この記事では、彼女の就活や就職後のイメージに関する発言を整理し、Z世代の価値観などを探りたい人事担当者やマーケティング担当者へ、役立つヒントを慎重に読み解き紹介します。

 

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就活の状況

就活を始めた時期

彼女が、就活を意識し始めたのは大学3年の夏ごろでした。当時は学生団体の活動が忙しく、実際に動き始めたのは年が明けてからだったそうです。
そのキッカケとしては、「周りがやり始めてる」と「早くやりたいことをやりたい」の2つがあり、具体的には次のように話してくれました。

「もともと自分が就きたい職業とか、やりたいことっていうのがずっと明確にあって、早くそれをやりたいっていう気持ちがあったから、動き始めたっていうのがたぶん1番大きいです」(インタビュー対象者[以下、インタビュイーという])

 

実際のインタビュー風景
実際のインタビュー風景

さらに“そのやりたいこと”について深掘りすると、「音楽業界で働きたい」×「誰かの居場所を作りたい(例:『人と人を繋げる』といった環境作り)」を挙げられていました。
また、そのやりたいことにつながったエピソードも話してくれています。

やりたいことにつながったエピソードの要約


高校生のときに演劇部に所属し、役者側で演劇をすることが好きで、それもあって今の学部に進学。大学でも1度だけ役者として舞台に立った際、裏方での“照明の切り替わりや音響の入り方”などに対して、緊張をしていたこともあり、とても安心感を得たそうです。だからこそ、そういった支える人たちは「めちゃめちゃ心強いな、そういう環境って大事だな」と思い、やりたいことにつながったと言います。

 
 

企業を選ぶポイント

彼女が企業を選ぶ際に最も重要視しているのは、「自分らしく働ける環境かどうか」です。具体的には次のように語っていました。

「正直、仕事とか…タスクとかって誰にでもできちゃうものだなって私はすごく思ってて、でもそこに代替不可能っていうか、変えられない何かが生まれるときって、担当する人の個性だったりとか、価値観だったりとか、そういうものがついてきたときに、より価値のある仕事になるような気がするので…もちろん、会社に合ったやり方とかっていうのは大事なのかもしれないけど、その人がやるから意味があるっていうのがちゃんと共通認識として根付いているような会社で働きたいなっていうのはすごく思います」(インタビュイー)

 
また、事前にインタビュアーが用意した「企業を選ぶためのポイント」を下図のように共有しながら、これらの中にも企業を見てみるときに「ここも結構見てるな」といったものがあるかどうかについても聞きました。

企業を選ぶためのポイント

気にしているポイントは、「仕事のやりがい」と「人間関係」を挙げ、少し気にしているのは「福利厚生」でした。
 

仕事のやりがい


仕事が好きで、忙しくしているのもなんだかんだ好きということで、その仕事を中心にして生きるとなると、“そこにやりがいを見出せるみいだせるかどうか?”が1番大事だと思っているそうです。

加えて、インタビューの最後に「仕事のやりがいはどこにあるのか」について尋ねると、以下2つあると言います。

  • 経験を得られるかどうか
  • 新しく人間関係を構築できたか

 

人間関係


人間関係も重要だと言います。
周りの環境、人の環境で実力が発揮できなかったりすると思っているそうで、“発言のしやすさ”などお互いを理解しようとする関係性が構築できそうな場所が良いと話します。

一方で、少しお話していったあとに、どの程度人間関係を気にするかレベルについて、①を「とても気にします」、⑤を「全く気にしない」とした5段階評価で評価していただくと、「②」と回答。
人間関係に関しては、自分で変えられる部分がある(自分の行動などで相手の関わり方が良くなる部分もある)と思っているそうで、「理想のところにしか入らない」とは決めていないと言います。ただ、変えられる部分はあると思いつつも、もともとのベースが理想に近い方が良いと思うので②ぐらいだとしたそうです。

 

福利厚生


福利厚生の中で、家賃補助が気になるのだそう。「都内での勤務を希望」×「朝が苦手→なるべく会社に近いところに住みたい」といった条件を考えると、家賃は高くなりがち。そのため、家賃補助があるとすごい楽だなとのことでした。

 

 
 

得られるヒントについて|就活の状況

この章では、彼女の就活状況について紹介してきました。
大学生がいつ頃から就職活動を意識するのかは、人事担当者の方が詳しいと思いますので詳しくは触れませんが、彼女の場合は大学3年生の夏ごろに意識し始め、実際に動き出したのは年明けからでした。

企業を選ぶ際のポイントとして、自発的な部分では「自分らしく働ける環境」、具体的には「その人がやるから意味があるっていうのがちゃんと共通認識として根付いているような会社」を挙げていました。
また、インタビュアーが提示した「企業を選ぶためのポイント」――つまり受動的な部分からは、「仕事のやりがい」や「人間関係」、「福利厚生」が挙がり、その中でも「仕事のやりがい」に重きを置いていましたね。
 
 
こうした話を踏まえると、「実際の仕事の感じはどうなんだろう?」というのは、就活をしている大学生にとって、気になるところかもしれませんね。
だからこそ、採用ページには部署ごとの「1日のスケジュール」紹介や、OB・OG訪問といった仕組みが存在しているのでしょう。
ちなみに、OB訪問の領域ではすでに「ビズリーチ・キャンパス」というサービスがあります。こうしたサービスは、“就活生のリアルを知りたいニーズ”をビジネスチャンスとして捉えたものなのかな?と安直ながら考えます。
他の新卒採用向け情報サイトにおいても、こうした仕組みを新たな事業領域として検討してみる余地があるかもしれません。

 
 

就職後のイメージ

オンラインでのコミュニケーションについて

この章では、オンラインでのコミュニケーションについてインタビューをした内容を紹介します。
なお、インタビュー中では大学でのオンライン授業やオンデマンド授業も「リモートワーク」と表現しておりますが、ここでは便宜上そのまま扱っています

彼女は、コロナのときに大学生で、当時の授業はリモートワークだったそうです。
現在とっている授業の中では、1つだけリモートワークがあり、それ以外は対面とのこと。

社会人になったらリモートワークをしたいかどうかについて尋ねると、「あまりしたくない」と回答。理由は「疲れるから」として、具体的に以下を挙げていました。

  • 同じ画角で見ているからなのか、すごいエネルギーを持っていかれる感じがする
  • 電波の乱れなどによるタイムラグがいちいち気になる
  • 「対面だったら、もっと他のところに集中して会話できるのになぁ」と思っていた

 
 
大学のリモート授業と、社会人のリモートワークの違いとして、どんなイメージがあるのか尋ねると、社会人のリモートワークの方がコミュニケーションの量が多くなると思うそうです。大学の講義は、教授からの情報を一方的に受け取る形ですが、社会人のリモートワークでは、双方向のコミュニケーションをとるイメージがあるからだとしています。

 
 

人間関係
同僚との人間関係

社内の同僚をイメージしていただき、①を「業務でしか関わらない」、③を「仕事終わりに飲みに行ったりする」、⑤は「お休みの日とかも遊びに行ったりする(プライベートの付き合いもある)」という幅の①~⑤で、同僚とのコミュニケーションの理想の度合いを尋ねました。すると、しばらく考えたのちに「④ぐらいです」と回答があり、その理由は以下だと言います。

「業務外の時間を共に過ごせた方が、業務に対してプラスになるというか、仕事をするときのコミュニケーションだったりとか、この人これが得意だなとか、こういうの好きなんだみたいなのって、仕事の中の会話じゃなくて、プライベートとかの情報から得られるものも結構あると思ってて、でもなんか、仕事とプライベートが完全に同一化しちゃうと気持ちの切り替えが難しいなって、自分の性格的にも思うので、⑤は嫌だなって思って④ぐらいです」(インタビュイー)

 
 
続いて、同僚との雑談に関して、①を「業務しか喋らない」、⑤を「プライベートの話もする」という幅の①~⑤で、どこまで会話してOKなのかの度合いを尋ねました。
これも④ぐらいだと言います。プライベートの話に関して聞かれるのはOKで、聞かれたら何でも答えるそうなのですが、自分から話さないことから、何を話して良いかわからないので④にしたと教えていただきました。
 
 
学生生活やアルバイトでの人間関係と、社会人の人間関係に違いがあるかも尋ねました。
「(違いが)ある」として、「圧倒的に個々が負ってる責任の量が違うだろうな」と思うそうです。
 
 

【ホワイト離職】職場がホワイト過ぎて辞めたい

数年前から「職場がホワイト過ぎて辞めたい」といった話があり、これについて彼女は聞いたことがないと言います。

そこで、「なんでも良いよ」といった怒られない環境がある会社についてざっくりなイメージを尋ねると、「ちょっと怖いかもしれない」とのこと。
怒られたいわけではなく、怒られて気づくこともあると思うからと言います。加えて、何も言われなかったり、肯定しかされなかったりすると、自分の仕事や会社が行っていることに対して、上司は興味がないのかな?」「そういう会社になるのかな?」と思い始める気がするそうでした。
 
 

上司との人間関係

上記の同僚の場合のように、上司の場合の距離感は、5段階評価で③ぐらいだと言います。
できるだけ同僚と同じような距離感で接したいと思っているとのこと。一方で、会話の内容などを考えると、プライベートの話をしたいわけではなく、仕事の話の方が多くなるだろうと思うそうです。
 
 
次に、理想の上司について尋ねると、彼女自身が成りたい上司像として、“本当に人を大事にできる上司”だと回答。仕事では、色々な種類の責任があり、大きく分けると以下2種類だと言います。

  • 人に対する責任
  • 経済的な利益を出すみたいなところの責任

 
どちらも大事ですが、どんな仕事でも人がいてこそ成り立つものであり、それがないとお金も生まれないものなので、利益などよりも人を最初に大事にできるような上司の方が良いなと思っているそうです。
所属していた学生団体の先輩やお世話になっていた大人がそういった感じだったと話していました。
 
 
また、圧倒的に言うべきことは言ってくれる人の方が良いと言います。
加えて、やや難しい質問になると思いますが、「はっきり言ってくれるけど、『この人はただ怒っているわけじゃないな』って感じる基準があるか?」インタビュアーが尋ねると、次のように話してくれました。

「『なんでこの人は怒ってるんだろう?』っていうのは、イラッときたから怒っているのか、それともちゃんと意味があって怒ってるのか、そこをまず理解したいって思うからこそ、意味があるんだなって思ったときには、『ありがとうございます』って思います」(インタビュイー)

 
 

得られるヒントについて|就職後のイメージ

この章では、就職後のイメージとして、同僚や上司との人間関係についてのインタビュー内容を紹介してきました。
彼女自身はまだ社会人としての経験はないと思うので、具体的な働き方や人間関係をイメージすることは難しい部分があったかもしれません。

さて、彼女から得られるヒントは少なくないと考えており、今回取り上げるのは次の2点です。

  • 同僚や上司との距離感は近め
  • 言うべきことは言ってほしい

 
こういった部分、意外と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
価値観は十人十色であり、1名の意見をZ世代全体に当てはめることはできませんが、こうした“個別の声”を集めていくことによって、Z世代のコミュニケーション傾向を捉えるための重要な“ピース”になります

たとえば、複数人にインタビューを重ねることで、

  • Z世代は上司とどの程度プライベートな話をしたいのか?
  • Z世代はどんなフィードバックを求めているのか?

 
といった問いに対して、
“どうやらこういう傾向がありそうだ”という仮説が立てられるようになります。

その仮説をもとに、さらにZ世代に向けてアンケート調査を行えば、より確かな傾向を掴むことができるでしょう。

仮に、調査の結果、「上司とプライベートの話をしたいZ世代が多い」と分かれば、採用広報として以下のような施策も可能になります。

  • 上司と部下の“リアルな会話エピソード”をコラムで紹介
  • 説明会で、実際のチームのコミュニケーション事例を取り上げる
  • 「上司との距離感」を魅力として訴求する

 
また、部下とのコミュニケーションに不安を抱える上司にとっても、こうした傾向は参考になります。
Z世代が望むコミュニケーションを理解し、それに合わせた工夫を少しずつ取り入れていくことで、関係構築のヒントになるはずです。

 
 

おわりに

ここまで、Z世代の女子大生の言葉を手掛かりに、「企業を選ぶポイント」や「就職後のイメージ」を見てきました。
企業を選ぶポイントでは、「自分らしく働ける環境かどうか」「その人がやるから意味があるっていうのがちゃんと共通認識として根付いているような会社」といった、“個性や価値観を尊重してくれる環境”への強い関心がうかがえました。また、インタビュアーが提示した企業を選ぶポイントの中では、次の3つが特に重視されていました。

  • 仕事のやりがい
  • 人間関係
  • 福利厚生

 
こうして得られた内容からヒントを整理すると以下となります。

図 得られたヒント
図 得られたヒント

 
Z世代への向き合い方に、唯一の“正解”があるわけではありません。しかし、こうした一人ひとりの声に丁寧に耳を傾けることで、コミュニケーションやマネジメントの質を高める一歩になり、さらには新規事業の種にもなり得ます。

本記事を参考に、Z世代に関する新規事業や販売施策、コミュニケーションを考える際には、インタビューを実施し、より効果を得られる施策立案につなげていきましょう。

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執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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