2019.12.05
デシジョンツリー分析(決定木分析)とは
デシジョンツリー分析(決定木分析)とは・・・ 複数の『要因』と『結果』の関係性のなかから、影響の強い要因を階層別に把握する分析手法です。 ……
公開日:2019.12.09
アドホック調査とは、特定の調査目的のために、その時ごとに実施される単発調査です。アドホックという言葉は「その場限りの」「特定の目的のための」という意味を持ちます。そのため、1回限りの調査やオーダーメイドの調査は、アドホック調査に分類されます。調査に融通が効くことから、コンセプト調査や商品企画に向けてのニーズ調査において活用することが多いです。
アドホック調査の対義語として、トラッキング調査やパネル調査があります。こちらは一定の期間に同じモニターに対して調査を繰り返す方法で、変化の水位や動向を把握することに適しています。
アドホック調査のメリットは、企画から調査、レポーティングまでオーダーメイドで実施できることです。マーケテイングリサーチを実施する際、調査の手法や設問・サンプルサイズ、分析方法など組み合わせや選択肢は無数にあります。アドホック調査は、目的に合わせて調査をカスタムすることができるため、課題解決に最適なデータを収集することが可能です。
またトラッキング調査やパネル調査では捉えきれない、消費者の深層心理や行動意識まで調査できるというメリットもあります。
アドホック調査のデメリットは、1から調査を企画しなければならないため、時間やコストがかかるという点です。また、単発調査のため、結果の推移や継続的な効果検証を行いたい場合には、再度調査を企画する必要があります。
また、パネル調査のような同モニターに定期的に同様の調査を行う継続的な調査ではないため、リアルタイムでの消費者の消費行動の変化を求める場合などには向いていないと言えます。
目的に応じた単発的な調査が特徴であるアドホック調査に対して、パネル調査とは同じモニターに対して定期的に同じ調査を繰り返すのが特徴です。パネル調査を行うことで消費者の消費行動を明確にすることが出来ます。また、期間内で購入するサービスや商品などのブランドに変化があった際には、どのような点から変化に至ったのか確認することができるため、競合分析にもつながります。
単発的な調査で明確な目的を設定し、調査を実施するアドホック調査と、同じモニターに継続的に調査を行うパネル調査を正確に使い分けることで、新商品・サービスの展開や企業戦略を練るために有効活用できます。
2019.12.05
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