
2023.09.28
主成分分析完全ガイド: 基礎理論、実践手順、応用例
主成分分析は、アンケートの結果から多数の変数や項目を取得した際、これらの変数の間の関係性を簡潔に理解する必要があるときによく用いられます。多次元のデータをより少……
公開日:2025.08.13
顧客やユーザーの声、アンケートの自由記述欄(FA:Free Answer)など、テキスト形式のデータをどのように分析すればよいか悩んでいませんか?そのような時におすすめなのが、アフターコーディングという手法です。
アフターコーディングは、テキストデータを定量的に分析するための重要なプロセスです。このプロセスを行うことで、大量のテキストデータから傾向やパターンを抽出し、顧客のニーズや市場の動向などを明確に把握できるようになります。
この記事では、アフターコーディングの基礎知識から、Excelを使った具体的な手順、さらにはAIを活用した効率的な分析方法まで、幅広く解説します。
アフターコーディングとは、アンケートの自由記述欄やインタビューなどから得られたテキストデータを、後から分類・コード化し、定量的に分析する手法です。この手法では感覚的な「生の声」を数値化することで、より客観的な分析や意思決定につなげることができます。
このプロセスは、主に以下のステップで進められます。

例えば、「商品Aの改善点」という設問に対し、「使いにくい」「色が少ない」「デザインが好みでない」といった生の声がここに集約されます。

例えば、「ひねるだけで使いやすそう」「容器がつかいやすそう」といった回答を「使いやすそう」、「収納がすっきりしそう」「大容量を補完できる」といった回答を「収納しやすい」というカテゴリーに分類します。

これにより、「使いやすそう」に関する意見が50件、「収納しやすい」に関する意見が30件といったように、どのカテゴリーの意見が多かったかを定量的に把握できます。

例えば、「女性の回答では『収納しやすい』に関する意見が特に多かった」といった、より深いインサイトを得られます。
アフターコーディングは、このようにテキストデータを数値化することで、具体的な傾向や課題を浮き彫りにするための効果的な手法です。
アフターコーディングは、その分析単位によって大きく「文章」と「単語」の2種類に大きく分けられます。
文章単位のアフターコーディングは、回答全体が持つ意味や文脈を重視します。例えば、「このパッケージはコンパクトで使いやすそう」という回答を、「使いやすそう」と「収納しやすい」という2つのカテゴリーに分類します。
一方、単語単位のアフターコーディングは、特定のワードやフレーズをグルーピングして、それぞれのグループに該当する回答が何件あったかを分析する手法です。
この手法では、「好きな飲み物は何ですか?」といった質問に対して活用可能です。こういった質問の場合、回答は「コーラ」や「オレンジジュース」、「レモンサワー」、「サイダー」などといった単語での回答になることが多いでしょう。この「コーラ」や「サイダー」という単語を「炭酸飲料」グループにまとめたり、「コーラ」と「コカ・コーラ」を同じ「コーラ」グループとして扱ったりすることで、回答をすばやく定量化でき、全体傾向の分析を速やかに行えます。
なお、これらそれぞれのExcelでの具体的なやり方については、後ほど詳しく解説します。
アフターコーディングは、テキストデータを集計するとともに、定性的な意見を定量的な情報に変換することで、以下のようなメリットが発生します。
アフターコーディングにはメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。その特性を理解して適切な対策を講じることが、質の高い分析につながります。
また、分析の精度が求められる場合は、ある程度の経験や専門知識を持った人材が求められ、その人件費や教育コストを考慮する必要があります。
もし、簡単な分析で良い場合であるなら、Excelで関数やマクロを活用したり、生成AIサービスを活用したりすることで効率化が図れるでしょう。
一方で、分析の精度の高さが必要な場合は、リサーチ会社など、専門的な方にお願いすることで、効率化や精度の高さを求めることができるでしょう。
このようなルールと体制を整備することで、コーディングのばらつきを抑え、分析の信頼性を高めることが可能です。
Tips
自由回答とは
自由回答とは、アンケートや調査において、回答者が自分の言葉で自由に意見や感想を記述する形式の設問です。例えば、「この商品についてのご意見・ご感想をお聞かせください」といった設問がこれに当たります。
あと、自由回答は、冒頭で記載したFA(Free Answer)やOA(Open Answer)と呼ばれることもあります。
自由回答は、選択肢の中から選ぶ形式(プリコード)とは異なり、回答者の率直な意見や、予期せぬ視点からの回答を得られることが大きな特徴の1つです。また、顧客の本音や潜在的なニーズを引き出すことで、事前に想定していなかった新たな課題や改善点、顧客が本当に重要視しているポイントを発見できる可能性が高まります。
プリコードとは
プリコードとは、アンケートや調査において、あらかじめ回答の選択肢が用意されている形式の設問です。自由回答とは対照的に、「はい」「いいえ」のような二択式や、「非常に満足」「満足」「普通」「不満」「非常に不満」といった段階評価、複数の選択肢の中から該当するものを選ぶ形式などがこれに当たります。
この形式は、回答が集まった時点で既に分類が完了しているため、コーディング可能なデータとして迅速に分析できます。これにより、収集したデータの全体傾向を素早く客観的に把握することが可能です。
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アンケートやインタビューなどで得られた自由記述データの分析方法には、「アフターコーディング」の他に、代表的なものとして「テキストマイニング」があります。どちらも文章データを整理・分析する手法ですが、そのアプローチや目的には明確な違いがあります。
この章では、テキストマイニングの特徴と、アフターコーディングとの違いについて解説します。
テキストマイニングとは、大量の記述された文章(テキストデータ)を単語や文節に分割し、その出現頻度や相関関係などを分析する技術のことで、最も代表的なデータマイニングのひとつです。
データの背後にある傾向やパターン、隠れたルールなどを発見します。
この技術は、AI(人工知能)や自然言語処理(NLP)といった高度な技術を基盤としており、人間が手作業で行うには時間と労力がかかる膨大なデータ処理を、自動的かつ高速に行うことで実現しています。
テキストマイニングの主な分析手法としては、以下のものが挙げられます。
| 分析手法 | 解説 |
|---|---|
| 主成分分析 | テキスト内で使われている単語の関係を整理し、情報を損なわずに少数の主成分に集約して傾向を把握します。 |
| 共起分析 | 特定の単語と一緒に出現しやすい単語を分析することで、単語同士の関連性を明らかにします。 |
| センチメント分析 (感情分析) |
文章が肯定的か否定的か、あるいは中立的かを判定し、顧客の感情を把握します。 |
テキストマイニングは、コールセンターのログ分析、SNSの評判分析、市場トレンドの予測など、多岐にわたる分野で活用されています。
アフターコーディングは、人が主導して行う分析手法であり、分析者が回答を一つひとつていねいに読み取り、背景や文脈、言葉のニュアンスまで考慮してカテゴリー分けやコード化を行います。そのため、定性的な情報から深い洞察を得たい場合に効果的です。
一方、テキストマイニングはコンピュータ処理によって、膨大なテキストデータから単語の出現頻度や関連性といったパターンを、客観的かつ自動的に抽出します。これにより、人間の手作業では処理しきれない膨大なデータの分析を、高速かつ効率的に実施できます。
そのため、アフターコーディングは「人の目による深い理解」を得意とし、テキストマイニングは「コンピュータによる大規模かつ機械的な解析」を得意とする方法といえます。これらの手法を用いる際は、分析の目的や扱うデータ量に応じて適切に判断することが大切です。
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アフターコーディングは、自由回答データをカテゴリー化し、定量的に分析できる形へ変換するための重要なプロセスです。しかし、初めて行う場合は、具体的にどう進めれば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで本章では、多くの方が日常的に使っているExcel(エクセル)を用いたアフターコーディングの具体的な手順を解説します。
Excel(エクセル)で、アフターコーディングを実施する場合のやり方を、文章と単語の場合に分けて解説します。

項目の左から、回答者のナンバー、性別、年代、そしてQ1の回答を記載しています。
そして、右端が例として用意した「洗濯に関する不満」という質問に対する回答内容です。

調査目的によって、カテゴリーの分け方は変わりますし、主観が入る部分となるため、簡単そうに見えて非常にセンシティブかつ難易度が高い工程です。
ここでは、わかりやすく「洗濯に関する不満」という質問や回答から、直感的に想像しやすい大分類、中分類、小分類を用意しました。
そして、これを下図のようにFA回答集の横に項目として並べ、各回答どれに当てはめるかを、考えていきます。当てはまる場合は、「1」を入れます。

一番下には、合計としてSUM関数【=SUM(数値1,数値2, …)】ではじき出します。
上図の【不満】の合計を算出する条件として以下となり、関数は「=SUM(H8:H13)」となりました。
【不満】の列:H列
【不満】かつ「1」が入っているエリア:8行目~13行目

件数をFA回答集+カテゴリーから出力するため、HLOOKUP関数【=HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,[検索方法])】を使います。
例えば、不満の件数「5」を出力する場合、以下式を入れました。
=HLOOKUP(“*”&J17&”*”,シート名!$H$7:$R$14,8,FALSE)
まず、「”*”&J17&”*”」で、ワイルドカードの「*」を使い、「『不満』という言葉が入っていたら」という条件を設定します。このときカテゴリーの中に「不満」という言葉が入っている場合、それも集計されてしまうので、適宜改良する必要があります。
そして、「シート名!$H$7:$R$14」は、集計するエリアを示します。
FA回答集+カテゴリーで「1」を入れているエリアが、H7~R14となるため、「$H$7:$R$14」としており、固定化させる「絶対参照の『$』」を含めて、「特になし」の「1」をコピー&ペーストで出力できるように設定しています。
なお、「シート名」の部分は、FA回答集+カテゴリーの表を作ったシート名が入り、もし「アフターコーディング」というシート名であれば、「アフターコーディング!$H$7:$R$14」となります。
続いて、合計はSUM関数で出力しています。
割合は、「合計÷件数」で出力しており、不満の割合の場合「=K17/K19」と設定しています。

横棒グラフを表示するには、下図手順のように操作します。


このままでも使えますが、少し工夫するのであれば、下図のように操作するのがオススメです。

あとは、グラフの大きさや位置を調整することで、上図のような見た目にすることができ、定量化+可視化完了(アフターコーディング完了)です。
なお、必ず注意したいのが、中分類や小分類の割合の見方です。今回使用した例では、大項目の不満は全体の83%となりました。そして、その不満の方の内「手間が増える」は60%です。一方で、全体の内「手間が増える」は、6人中3人となるので、50%となります。こういった見方によって割合の意味が変わりますので、取扱いには注意しましょう。

文章の場合と同様に見える部分あるかもしれないのですが、回答の内容を比較してみると、こちらでは、回答内容が、「です、ます調」で終わるような文章ではなく、単語での回答となっております。

このビールや発泡酒、日本酒などは、ご自身で用意するものとなります。文章と比べると、ある程度カテゴリーを想像しやすい、設定しやすいと思いますが、「うめ酒」など表記ゆれには注意が必要です。
また、右側にコードというものを用意していますが、どれとどれが同じコード(カテゴリー)なのかを設定しています。わかりやすいのは「梅酒」と「うめ酒」で、どちらも「7」と設定しており、同一コード(同一カテゴリー)を示しています。
カテゴリーとしての各単語の網羅性(表記ゆれ含む)とコードで分類/まとめる、というところで、ここでも主観が入ります。また、どちらも文章のとき同様、調査目的によって、種類が異なったり、分類の仕方が異なったりします。
そして、これを下図のようにFA回答集の横に「コード」という項目を用意し、上図のカテゴリーの表からVLOOKUP関数【=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,[検索方法])】を使って、自動的にコードの数値を出力させます。

No.1の「ワイン」と回答している人のコードが「3」となっておりますが、そこに入力した関数は以下となります。
=VLOOKUP(F8,シート名!$B$4:$C$24,2,FALSE)
「ワイン」が入力されているセルが「F8」となり、上図のカテゴリーの表は別シートのB4~C24で用意したので、「シート名!$B$4:$C$24」を入れています。
そして、続く「2」は、B4~C24がBとCの2列となり、C列にコードの数値が入っているため、2列目を出力してもらうよう「2」と入力しています。
最後の「FALSE」は「完全一致」を示し、カテゴリーの表の「B列にあるカテゴリーで『完全一致』するものを」という設定をしています。

まず、「名称」というのがいきなり出てきましたが、「コード」に対して命名したものとなります。
ここも主観的な要素が入り、調査目的などから、よく考えて設定する必要があります。
この例では、果実酒と梅酒、うめ酒を「7」としているため、統合して「果実酒(梅酒など)」としています。
そして、(それぞれの)合計は、COUNTIF関数【=COUNTIF(範囲,検索条件)】で出力しております。
具体的に、「ビール・発泡酒」は、以下を設定しました。
=COUNTIF(シート名!$H$8:$H$13,E4)
最初の範囲設定は、「単語の場合:FA回答集+カテゴリー」という図でコードの数値が入っているエリアがH8~H13となるため、「シート名!$H$8:$H$13」と設定しています。
「検索条件」は、コードの数値が「E4」にあるため、「E4」と設定しました。
残る、下側の(項目すべての)合計はSUM関数を使っており、割合は「(項目ごとの)合計÷(項目すべての)合計」で算出しています。
そして、右側のグラフは、文章のとき同様の設定で、設置しています。
続いて、番外編としてAIを活用した、自由回答に対する分析の方法を解説します。
AIを普段から活用してらっしゃる方からすると、当たり前のことかと思いますが、AIに何かメッセージを送ると回答してくれ、その回答として要約もしてくれます。さらには、メッセージの質を上げるということで、プロンプトと呼ばれる定型指示文のようなものも色々ネット上などで紹介されています。
そこで今回、以下のプロンプトを用意して出力させました。
以下は、「○○」についての自由回答アンケート結果です。
【質問文】
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
【目的】
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
【対象者】
性別:○○
年齢:○○
【要約の粒度】
・回答全体から見られる主な傾向や意見を、3〜5点程度に要約してください
・類似の意見はまとめつつも、特徴的な表現やニュアンスはできるだけ活かしてください
・明確にポジティブ/ネガティブに分けられる内容がある場合は、それぞれ分けて記述してください
・「特になし」「ない」などの無回答・肯定的回答がある場合は、その傾向も補足してください
【自由回答データ】
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
このプロンプトの特徴は目的や対象者を含めている点にあります。これらは、調査を設計する序盤で必ず考えるものであり、軸となるもので欠かせません。
また、慣れてきたら、仮説や市場の状況、AIに対しての役割を振ることも良いでしょう。
さて、「文章のアフターコーディングの場合」で使用した、「洗濯」に関するアンケート結果の場合、以下のように○○の部分に記載しました。
以下は、「洗濯」についての自由回答アンケート結果です。
【質問文】
あなたが感じている洗濯の不満についてお知らせください。(自由回答)
【目的】
家庭での洗濯における不満や課題を把握し、洗剤・洗濯機・洗濯関連グッズの商品開発やマーケティング施策に活かすためです。
【対象者】
性別:男女
年齢:20代~40代
【要約の粒度】
・回答全体から見られる主な傾向や意見を、3〜5点程度に要約してください
・類似の意見はまとめつつも、特徴的な表現やニュアンスはできるだけ活かしてください
・明確にポジティブ/ネガティブに分けられる内容がある場合は、それぞれ分けて記述してください
・「特になし」「ない」などの無回答・肯定的回答がある場合は、その傾向も補足してください
【自由回答データ】
洗い方などの細かい事が良くわからない(いつも洗濯機のお任せコースでやってる)これで本当に良いのかと疑問に思う事はある
洗濯物により洗い方が違うので何回かに分けて洗わないといけないのが面倒くさい
洗濯物を個別に洗濯ネットに入れるのが面倒
ワイシャツのエリ汚れをこするのがいや
いろんな洗剤があるが、どれも納得のいく洗浄力が無く、CMみたいに綺麗に汚れが落ちていない
不満に思っていることはない

こちらを実際にGPT-4oの方で送信してみると、下図のような回答結果となりました。

以下に、いただいた自由回答データの要約を記載いたします。
■主な不満・課題(ネガティブ意見)
1. 正しい洗濯方法が分からず不安
- 「お任せコースでやっているが、これで本当に良いのか疑問」といった声から、洗濯方法に関する知識不足や不安感がうかがえる。
2. 洗濯工程の煩雑さ・手間がストレス
- 「洗濯物ごとに分けて洗うのが面倒」「洗濯ネットに入れるのが面倒」など、手間の多さ・工程の多さに不満を感じる意見が複数見られる。
3. 頑固な汚れに対する不満
- 「ワイシャツの襟をこするのがいや」「洗剤の洗浄力に納得していない」など、部分的な汚れ落ちの悪さや洗剤への不信感が表れている。
■ポジティブ・不満なしの意見
• 「不満に思っていることはない」という回答があり、現状に満足している層も一定数存在することが示唆される。
■補足ポイント
• 洗濯そのものの機能や性能への不満というよりも、「使い方がわからない」「作業が煩雑」「汚れ落ちが実感できない」といった生活者視点の不安や負担感が中心。
• 製品開発や施策では、「使い方の正しさを可視化できる機能」「汚れ落ちを実感できる仕組み」「手間の軽減(例:ネット不要、全自動対応)」などがニーズに合致する可能性が高い。
ご要望に応じて、この内容をスライド形式や表形式にすることも可能です。ご希望があればお申し付けください。
人によって、参考になる部分が異なると思いますが、「『補足ポイント』は少し参考になりそうだな」と思う方がいらっしゃるのではないかと、考えます。
そのため、サッと雰囲気を知りたい方には、良い相棒となるでしょう。
一方で、精度に関しては、2025年7月現在、同じプロンプトを送っても、全く同じ出力結果は出ませんので、バラつきが出るでしょう。
また、定性調査は『主観』の取扱いも重要な調査です。そのため、
という場合は、調査会社に相談するのが、おすすめとなります。
アフターコーディングを効果的に行うためには、以下の点に注意が必要です。
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アンケートデータの集計・分析・入力はプロにお任せ!数多くの実績で、レポーティングも安心!アスマークでは、いただいたデータから何を知ることができるのかを整理し、どういう集計・分析をすれば良いかを無料でご提案いたします。
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この記事では、アフターコーディングの基礎知識から、Excelを使った具体的な手順、さらにAIを活用した効率的な分析方法までを解説しました。
アフターコーディングは、アンケートの自由記述やインタビューといったテキストデータを定量化し、顧客の本音や潜在的なニーズを明らかにするための効果的な手法です。時間やコストという課題はあるものの、ルールや体制をしっかり定めて進めることで、精度の高い分析結果を得られます。
さらに、AIツールを効果的に組み合わせれば、作業効率を飛躍的に高め、分析者の負担を軽減することも可能です。
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※ 社会調査は、私たちの暮らしをより良くするために、自治体や官公庁が行う政策決定、企業における商品開発、学術調査による社会現象の解明など、様々な場面で活用されています。
この記事では、社会調査におけるコーディング、特にアフターコーディングについて焦点を当て、その定義からメリット・デメリット、具体的な流れまでを解説します。
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