
2024.09.10
商品コンセプトの作り方と調査のコツ・検証方法まで事例を交えて解説
近年、商品やサービスがあふれる中、企業にとって、顧客の心を掴む魅力的な商品開発は重要な課題の一つと言えるでしょう。しかし、優れた機能やデザインを備えていても、ユ……
公開日:2025.04.18
アンケート調査やインタビューなど、人を対象とした学術研究を実施する際には、研究の有用性だけでなく、調査対象者の人権やプライバシーへの配慮が強く求められます。そのため、多くの大学や研究機関では、調査を実施する前に「倫理審査委員会(IRB)」による審査と承認を受ける必要があります。
このコラムでは、倫理審査がなぜ必要なのか、どのような研究がその対象となるのか、そして、具体的にどのような項目が審査されるのかについて解説します。また、リサーチ会社の立場から、どのように倫理的配慮を支援できるのかについてもご紹介します。
人を対象とする調査では、たとえ内容が軽微に見えても、調査対象者に心理的な影響や不安を与える可能性があります。だからこそ、研究者は事前に調査の安全性と妥当性を第三者の目で確認してもらう必要があります。これが倫理審査の大きな役割です。
さらに、現代の情報社会では、匿名性が確保されていると思われる情報でも、複数のデータを組み合わせれば個人が特定されるリスクがあります。そのため、研究者には高度な情報管理能力が求められます。
また、多くの学術誌や学会では、倫理審査を通過していることが論文掲載の前提となっている場合があります。つまり、倫理審査は「研究者の責任を果たすステップ」であり、「研究の社会的信頼性を担保するプロセス」でもあるのです。
アンケート調査
アンケートは、対象者の意識、感情、行動習慣などを収集する方法です。たとえ無記名であっても、年齢や職業、地域などの情報を組み合わせることで、個人が特定される可能性があります。そのため、倫理審査の対象になります。
また、センシティブな項目(たとえば、心の健康や政治的意見など)を含む場合は、リサーチ会社それぞれのポリシー毎に対応可否が分かれるケースもある為、より一層の注意と事前確認が必要です。
唾液などの生体試料を使用する研究
唾液は非侵襲的なサンプルとしてよく使われますが、生体由来の情報には個人を特定し得る要素が含まれており、倫理審査を通す必要があります。採取方法、使用目的、保存方法などを明確に説明し、同意を得ることが求められます。
行動や環境、身体・心理状態などに関するデータの収集
スマートフォン等を活用した行動データの取得が一般的になっていますが、これらの情報も個人の生活に密接に関わるため、倫理審査の対象です。特に、位置情報や健康状態などは高い機微性を持ちます。
こうした研究では、収集対象データの明確化と、研究目的との整合性を示すことが必要です。
インフォームド・コンセントとは、研究対象者が「自分がどのような調査に参加するのか」を十分に理解し、自発的に同意をするプロセスを指します。この考え方は、医療や心理学など人に関わるすべての研究で基本的な倫理原則とされています。
調査においては、対象者に対して、調査の目的・方法・参加の意義・想定される影響・個人情報の取り扱い・データの保存期間・結果の公開有無などについて、分かりやすく説明する必要があります。また、参加は任意であり、いつでも自由に中断・辞退できることも明記しなければなりません。
さらに、説明文書や同意書は、対象者の年齢やリテラシーに応じて書き方を工夫する必要があります。例えば未成年者を対象にする場合は、保護者からの同意取得も必要となることもあります。
アスマークが導入している配慮・対応
当社では、対象者が調査内容を十分に理解したうえで安心して参加できるように、インフォームド・コンセント用の説明文書や同意取得フォームの作成を支援しています。
様々な学術調査を実施したノウハウを生かし、調査の目的・方法・所要時間・自由意思による参加・データの取り扱いなどを簡潔かつ明確に伝えるフォーマットを整備しております。また、対象者の属性(例:高齢者、学生)に応じた表現調整なども柔軟に対応しています。
※以下、インフォームド・コンセント用の画面サンプル
調査において個人を特定しうる情報を収集する場合、研究者には厳密な情報管理の責任が課せられます。氏名や住所といった直接的な情報だけでなく、性別・年齢・所属・職業・居住地域などの「間接的に個人が特定できる情報」も、適切に取り扱う必要があります。
倫理審査では、情報の匿名化・仮名化の方法や、特定の人物にデータが結びつかないようにする手順が重要視されます。また、収集したデータへのアクセス権を誰が持ち、どのように制限されているかといった運用面も確認される場合もあります。
加えて、調査結果を公表する際にも、個人の特定に繋がる情報が含まれないよう配慮する必要があります。たとえば、少数属性(女性管理職など)に関するデータの場合、地域名や企業規模を一緒に出すことで特定の個人が想起されてしまう可能性があります。
アスマークが導入している配慮・対応
当社では、個人情報を適正に収集(取得)・利用し安全に管理することを責務として、『個人情報保護方針』を作成し実践しています。
https://www.asmarq.co.jp/company/privacy/
また、当社はPマーク(プライバシーマーク)を取得しており、日本産業規格の JIS Q 15001「個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」に適合して、個人情報の適切な保護措置を講ずる体制を整備しています。
https://www.asmarq.co.jp/asmarq_quality/
例えば、調査設計時点で個人情報の収集有無を明確化し、不要な情報の取得を避けるよう調整し、必要な場合には、個人識別情報を分離管理し、データセットの匿名化処理(例えば、回答者IDへの変換)を施します。
さらに、回収されたデータは、セキュリティ対策が講じられた状態で安全に保管し、アクセス権限は社内でも限定され、情報漏洩防止対策を徹底しています。
調査における設計が偏りなく、客観的であることは、研究の信頼性を保つために重要です。倫理審査では、「特定の回答に誘導するような質問になっていないか」「回答の選択肢に差別的な表現が含まれていないか」などが審査対象となります。
また、対象者の選定基準に差別的な排除やバイアスがないかも確認されます。たとえば、「一定の年齢層を除外する理由」や「特定の属性に限定する理由」が根拠に基づいているかが問われます。
研究者自身の立場や所属機関の利益が、調査の目的や結果に影響を与える場合は、その利害関係(利益相反)を開示することが求められます。
アスマークが導入している配慮・対応
当社では独自のノウハウを学術研究の研究者/学生の皆様にご提供するため、『学術調査チーム』が調査のサポートを行っています。年間500件以上の調査実績と知見を元に、調査票の設問内容や文言をチェックしています。
例えば、質問内容に偏りや誘導的な表現がないか、属性による偏りが生じない設計になっているか、調査対象者の選定基準や除外条件に問題がないか等を確認しアドバイスを行います。更に、契約や発注などの事務手続き含め、調査全体がスムーズに進むよう最適なご案内をしております。
どのような調査であっても、参加者にとって精神的または身体的な負担が生じる可能性があります。倫理審査では、そのリスクを予測し、あらかじめ対策を講じているかどうかが重要なポイントとなります。
心理的リスクには、「センシティブな内容を質問されることによる不快感」や「自分の意見を答えることによるストレス」などがあります。身体的リスクには、「長時間の拘束」や「移動の負担」などが考えられます。
調査設計の段階で、こうしたリスクを最小化する努力が必要です。たとえば、質問の途中にスキップ機能を設けたり、調査時間を短縮したりする工夫が有効です。また、対象者が不安を感じたときに連絡できる窓口を用意することも、リスク対策の一つです。
アスマークが導入している配慮・対応
当社では、調査対象者の心理的・身体的負担を最小限に抑えるよう、調査所要時間や質問数の最適化を行っています。これまでの対応実績を生かしたノウハウを基に、調査票のUI/UX改善や、インターフェースの使いやすさの強化を行っています。
ページ遷移ごとの進捗表示や中断・再開機能などを組み込み、ストレスの少ない体験設計を意識しています。
また、自由回答を求める項目には回答任意の注記を明記し、センシティブな質問には「回答しない」選択肢を設け、無理なく協力できる環境を提供します。
アンケート回答に強いストレスを感じた場合に備え、冒頭の許諾画面に以下のように『回答は自由意志であり、離脱も可能で不利益はない』ことを明記する文章を掲示することも可能です。
※以下アンケート画面例
下記画面のように、調査対象者向けの相談窓口を設置し、『研究全体』と『苦情対応用』の連絡先を分けて提供することもあります。問合せ目的を明確にイメージできる環境を整え、問合せへのハードルを下げることで、心理的負担を最小限に抑えるよう対策を講じています。
※以下アンケート画面例
収集したデータは、研究目的の範囲内でのみ使用されるべきであり、厳格な管理体制のもとに保管されなければなりません。データが外部に流出したり、無断で他の目的に使われたりすることがないように、研究者には高い倫理意識と運用体制が求められます。
倫理審査では、データの保存場所(クラウド、サーバー、紙媒体など)、保存期間、バックアップ体制、アクセス制限、廃棄方法などが問われます。また、共同研究者や外部委託先とデータを共有する際には、誰がどのデータにアクセスできるかを明確にし、契約上の守秘義務を含めた対策を講じることが必要です。
アスマークが導入している配慮・対応
当社のアンケート画面には、SSL/TLSプロトコルによる暗号化通信を採用し、これにより、情報漏洩、なりすまし、盗聴等から、入力された個人情報、アンケートの回答データが守られるよう徹底したセキュリティ対策を行っています。更に、セキュリティ診断ソフトによるチェックも行い、アプリケーションとネットワークの両面で重大なセキュリティリスクがなく、安全性が高い環境を維持しています。
共同研究者や外部委託先とのデータ共有においても、秘密保持契約(NDA)を適宜締結し、運用ルールを整備しています。
また、取得した個人情報は研究毎に定められた保管期間に沿って保管、破棄を徹底しています。
研究計画がいつ、どの倫理審査委員会で承認を受けたかを記録し、管理することは、研究の信頼性を担保するために重要です。倫理審査の記録は、学会発表や論文投稿時に提出が求められることもあります。
また、研究実施中に調査の方法や対象者の条件を変更した場合は、再度倫理審査を申請する必要がある場合もあります。こうした履歴を残しておくことで、研究全体の透明性が保たれ、第三者からの監査にも対応できる体制が整います。
アスマークが導入している配慮・対応
研究者からの要望に応じて、承認前の見積内容や、その後の修正見積の提出も柔軟に対応しています。
大学・医療機関・官公庁の審査委員会に提出するためのフォーマット(調査票案・調査概要・回収方法・管理体制など)についても、必要に応じて事前確認や情報提供等の支援を行います。
具体的には、以下のような項目についてサポートをしています。
倫理審査は研究開始前に一度受ければ終わり、というものではありません。調査の進行状況や、実施中に発生した問題に対して、継続的に確認・報告を行う「モニタリング」が求められます。
たとえば、予定していたサンプル数が集まらずに対象者の条件を変更した場合や、回答者から苦情や質問が寄せられた場合は、その都度研究計画を見直し、必要であれば再審査を受ける必要があります。
また、研究成果の公開に際しては、当初の説明通りにデータが使われているかを確認し、倫理的な問題が生じていないかを慎重にチェックする必要があります。
アスマークが導入している配慮・対応
長期にわたる調査や、複数回に分けて実施される研究に対しては、進捗管理表の作成、スケジュールの可視化などを行い、研究者が倫理的配慮の継続性を保てるよう支援するケースもあります。また、調査期間中に発生した対象者からの問い合わせや意見については速やかに関係者に共有し協議を行い、滞りなく進行できる体制を整備しています。
大学・研究機関向けの学術調査(アカデミックリサーチ)のサービスの詳細はこちら
学術調査(アカデミックリサーチ)は、理論の検証、新しい知見の発見、既存の知識の体系化などを目的とした、特定の学問分野における研究や調査活動のことを指します。アスマークでは、学術調査専門チームがあるため、質の高い調査支援が可能です。
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倫理審査時に使用される代表的な項目の例文をご紹介します。これらは、研究者が審査委員会に対して調査の妥当性と安全性を説明する際に重要となり、事前に調査会社とのすり合わせや確認を行う必要があります。
※書式フォーマットは様々な種類があり、文章も調査内容によって異なる為、以下例文はイメージを付けるための参考としてお役立てください
人を対象とする研究に関する倫理審査 申請書
提出日:20●●年●月●日
申請者(研究責任者)氏名:山田 太郎
所属・職名:○○大学 △△学部 教授
連絡先(メール):●●●@example.ac.jp
1. 研究課題名
20~40代生活者におけるストレス要因と対処行動に関する調査研究
2. 研究の目的
本研究は、生活者の日常生活におけるストレスの実態と、その対処行動の傾向を明らかにすることを目的としています。調査結果は、メンタルヘルス支援策や職場の健康経営の設計に活用されることを想定しています。
3. 研究期間
20●●年●月●日 ~ 20●●年●月●●日(予定)
4. 研究対象者と選定基準
本研究では、インターネット調査会社(株式会社アスマーク)のパネルを活用し、対象条件に合致する全国の20〜40代の日本人生活者を登録情報(性別・年齢・地域等)をもとに条件抽出を行い、無作為にリクルートし、無記名式のWebアンケートを実施します。回答は各自の端末を使用し、事前説明文を読んだうえで、同意確認のチェックをもって参加とします。
5. 調査方法の概要
Webアンケート形式にて実施します。調査開始前に対象者には調査の目的・内容・参加条件を記載した説明文書を提示し、同意を得た上で調査に進んでもらいます。回答は無記名で行い、集計後は個人を特定できない形で統計処理します。調査時間は10分程度。
今回例として上記5項目を紹介させていただきました。その他の項目として考えられるものもご紹介します。
補足事項一覧
項目 | 例文 |
---|---|
6. 説明文書・同意取得の方法 | 調査画面上に、調査の目的・所要時間・自由参加の原則・個人情報の取り扱い・問い合わせ先等を明記した説明文を掲載します。対象者が内容を読んだ上で「同意します」にチェックを入れた場合のみ、回答を開始できる設計としています。 |
7. 調査票の概要(主要設問) | ・Q1:現在のご職業を教えてください ・Q5:1ヶ月以内に強いストレスを感じたことはありますか?(5択) ・Q10:ストレスを感じた際、どのように対処していますか?(複数選択) ※ センシティブな設問には「回答したくない」選択肢を明記しています。 |
8. 個人情報の管理方法 | 収集されたデータは、すべてID化・匿名化され、個人を特定できる情報とは別管理とします。保存期間は研究終了後1年間とし、その後は削除します。 |
9. 謝礼・インセンティブ | 本調査では、対象者に対し調査協力の御礼として、調査会社のポイントシステムに基づき、100円相当のインセンティブを付与します。謝礼は公正な範囲内であり、参加意思に不当な影響を与えるものではありません。 |
10. 苦情・問い合わせへの対応 | 調査中に不安や疑問があった場合に備えて、調査会社にメールでの問い合わせ窓口(info@●●.co.jp)を設け、速やかな対応を図ります。対応内容は研究責任者にも報告されます。 |
11. 利益相反の申告 | 本研究は株式会社アスマークとの共同実施であり、同社より調査業務の提供を受けていますが、研究設計・分析・結果の解釈には第三者的立場を維持し、影響が及ばないよう配慮しています。 |
12. 研究体制と役割分担 | 研究責任者は〇〇大学の□□教授が務め、調査設計およびデータ分析を担当します。調査実施は株式会社アスマークが担当します。 |
13. 使用ツール・プラットフォーム | Webアンケートは株式会社アスマークのシステムを用いて実施します。SSL対応、サーバーは国内設置です。 |
14. 対象者抽出の基準 | 事前登録された属性情報をもとに、年齢・性別・地域・職業で条件抽出を行います。 |
15. 重複・連続調査の制限 | 同一モニターが過去3か月以内に同様テーマの調査に参加していないよう制御を行います。 |
16. 同意撤回時の対応 | 同意撤回の申し出があった場合、その時点で調査を中止し、データは即時削除します。 |
17. 非対象者への配慮 | スクリーニング時に対象外と判断された方にはその旨を表示し、回答を求めることはありません。 |
18. 結果の公表と匿名性 | 公表される結果はすべて統計処理されたデータであり、個人を特定できる情報は含まれません。 |
19. 研究終了後のデータ利用 | 本研究で得られたデータは他研究に転用せず、本研究のみに使用します。 |
20. 倫理審査結果の管理 | 審査承認書、提出書類、修正履歴を研究者・調査会社間で共有し、文書管理を徹底します。 |
研究者の多くは、自身の専門分野に関する高い知見を持ちながらも、調査実施や倫理審査に必要な実務には不慣れである場合があります。特に、調査票の設計、情報の管理体制、説明文書の作成などは、リサーチの実務知識を要するため、負担を感じる研究者も少なくありません。
そこでリサーチ会社が担うべき役割は、「調査を代行する」だけではなく、「研究が倫理的に適正であることを支えるパートナー」であることだと考えています。
当社では、前述したような様々な支援を通じて、学術研究に貢献しています。
これまで、大学・医療機関・官公庁などの研究者から多くのご依頼をいただき、実践的なサポートを行ってきた当社だからこそのノウハウがあります。「倫理審査が不安」「説明文書の作り方がわからない」「安心して任せられる外部パートナーを探している」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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