公開日:2026.03.11

ネットリサーチとは?メリット・費用・会社の選び方、実施方法まで徹底解説

  • マーケティングリサーチHowto

ネットリサーチとは、Webアンケートを活用して、消費者の意識や行動を短期間・比較的低コストで把握できる調査手法です。
一方で、設問設計や対象者の選定、回答品質の管理が不十分だと、意思決定を誤らせるリスクもあります。

そのため、ネットリサーチを成功させるには、メリットだけでなく、費用感、注意点、適切な実施方法、依頼先の選び方まで理解しておくことが重要です。

この記事では、ネットリサーチの基本から、活用シーン、実施方法、メリット・デメリット、費用感、注意点、調査会社の選び方までをわかりやすく解説します。

 
 

ネットリサーチとは?

ネットリサーチ(インターネット調査)とは、Web上のアンケートシステムを活用して、消費者の意見や実態を定量的に把握する調査手法です。
以前はアンケートを実施する際、郵送調査や電話調査、訪問面接などが主流でしたが、インターネットの急速な普及に伴い、現在では市場調査(マーケティングリサーチ)の分野で広く利用される手法の一つとなっています。

ネットリサーチの大きな特徴は、「圧倒的なスピード」と「コストの低さにあります。
数千人規模の回答でも、数日で回収できることが多く、さらにデータは最初からデジタル形式で蓄積されるため、集計や分析もスムーズに行えます。
また、調査会社が保有する大規模なパネル(調査協力者)の中から、年代・居住地・趣味嗜好などの属性を元に対象者を絞り込め、狙ったターゲットに効率よくアプローチできる点も大きな強みです。
 
 

ネットリサーチと従来リサーチ(郵送・電話・訪問)との違い

ネットリサーチと従来の調査手法(郵送・電話・訪問面接)の大きな違いは、「コスト」「スピード」「ターゲットへの到達効率」の3点に集約されます。

従来型の調査では、調査票の印刷や郵送費、電話オペレーターや調査員の人件費など、多くの実費と労力が必要になります。さらに、回答の回収後にデータを入力・集計する作業も発生するため、調査完了までに数週間から1か月以上かかる場合もあります。

対してネットリサーチは、アンケート配信から回答回収、データ蓄積までをシステム上で完結できるため、低コストかつ最短数日というスピードで調査を実施できます。
ただし、回答者がインターネット利用者に限られるという側面もあるため、高齢層へのアプローチや、より厳密な世論調査などでは、現在でも郵送調査や電話調査などの従来手法が併用されています。

表 ネットリサーチと従来リサーチとの違い
比較項目 ネットリサーチ 従来リサーチ(郵送・電話・訪問)
コスト 低い
(郵送代が不要)
高い
(実費や人件費がかさむ)
期間 短い
(数日で回収可能)
長い
(発送・回収・入力に時間がかかる)
対象者 Webパネル
(若年〜現役層に強い)
全世帯など
(高齢層にも届く)

 

 
 

ネットリサーチの活用シーン

ネットリサーチは、次のような目的に応じて実施できます。

  • 消費者の意識や行動を把握したい場合
  • 商品・サービスに対する評価を知りたい場合
  • さらには市場の変化を継続的に追跡したい場合
  • など

 
この章では、ネットリサーチがどのような場面で活用されているのかを、「スポット調査」「パネル調査」「商品開発プロセス」という3つの代表的な活用場面から紹介します。
 
 

アンケート調査でできること(スポットで把握したいとき)

アンケート調査を特定のタイミングで単発的に実施する手法は、一般的に「スポット調査(アドホック調査)」と呼ばれます。
この手法は、市場の「今」を鮮明に切り取り、その時点における消費者の実態を詳しく把握するために効果的な手法です。
 
 
スポット調査は、主に以下の目的で活用されます。

図 スポット調査の目的
  • 市場実態の把握
    ターゲット層の生活者としてのライフスタイルや購買行動、競合商品の利用状況などを調査します。「誰が・いつ・どこで・なぜ」商品を購入しているかを明らかにすることで、市場の実態を具体的に理解し、マーケティング戦略立案の基礎データとして活用します。
  • ブランド認知・イメージの把握
    自社ブランドが市場でどの程度認知されているのか、また「信頼できる」「革新的である」といったブランドイメージがどのようにとらえられているのかを測定します。さらに競合ブランドと比較することで、自社の市場におけるポジションを客観的に把握することが可能です。
  • 顧客満足度の把握
    既存顧客に対して、商品やサービスの利用満足度、継続利用の意向、具体的な不満点などを調査します。ここで得られたデータは、サービス改善や顧客離脱の防止といった施策の検討に役立ちます。

 
 
このように、スポット調査は一時点の状況を深く掘り下げて把握することで、直面している課題に対して迅速かつ的確な意思決定を行うための重要な情報となります。
 
 

パネル調査でできること(定点で変化を追いたいとき)

一定期間にわたって同じ質問内容の調査を継続的に実施する「パネル調査」は、時間の経過による変化を把握するのに適した手法です。

単発の調査では見えにくい傾向や動きをとらえられるため、主に以下のような目的で活用されます。

図 パネル調査の目的
  • トレンドの把握/施策効果の検証
    市場の嗜好や流行の変化を中長期的にとらえることが可能です。季節による需要の変動や競合の動きに対して、自社ブランドや商品の指標がどのように変化しているかを継続的に確認できるため、施策の効果を客観的に検証する際にも役立ちます。
  • 施策前後(プレ・ポスト)での変化の把握
    広告キャンペーンや商品リニューアルなどの施策について、実施前(プレ)と実施後(ポスト)で、認知度や購入意向がどの程度変化したかを測定できます。これにより、施策がどれほどの効果をもたらしたのか、具体的な数値で把握することが可能です。
  • 顧客満足度の推移の把握
    パネル調査は、長期的な満足度の変化を追跡できる点も特徴です。サービス改善の取り組みが顧客評価に反映されているかを確認したり、不満の高まりや顧客離脱の兆しを早期に察知できたりします。

 
 
このように、パネル調査はデータを単発の「点」ではなく、時間軸に沿った「線」としてとらえられる調査手法です。そのため、一度の調査だけでは見えにくい市場の動きや顧客意識の変化を、より的確に把握できます。
 
 

商品・サービス開発での活用(開発フェーズで確かめたいとき)

新商品やサービスの開発プロセスにおいて、ネットリサーチは失敗のリスクを抑え、成功確率を高める重要な手段として活用されています。
 

図 商品・サービス開発での活用(開発フェーズで確かめたいとき)
  • コンセプト評価/受容性評価
    本格的な開発に入る前に、商品のコンセプトやアイデアを消費者に提示し、魅力度や購入意向、ターゲット層との適合性を調査します。「誰のどんな課題を解決する商品なのか」がターゲットに正しく伝わっているかを確認することで、市場ニーズとのズレを早期に発見し、開発の方向性を適切に調整することが可能です。
  • ホームユーステスト(HUT)との組み合わせ
    試作品を対象者の自宅に送り、日常生活の中で実際に使ってもらう「ホームユーステスト(HUT:Home Use Test)」とネットリサーチを組み合わせる方法も効果的です。使用後の感想や評価を自由回答と共にWebアンケートで回収することで、パッケージの使いやすさや味、香りなど、数値だけでは測れない実際の使用感をスピーディーに集計・分析できます。

 
 
このように、消費者の声を取り入れることで、市場ニーズに合った商品・サービスをより高い確度でリリースすることが可能になります。
 

  
 

ネットリサーチの実施方法

ネットリサーチを実施する方法は、大きく分けて2つあります。

  1. セルフ型:調査会社が提供するプラットフォームを利用し、自社でアンケートの作成・配信・回収までを行う方法
  2. 非セルフ型(フルサポート型):リサーチの専門家である調査会社に依頼し、調査設計から実査、集計・分析までを任せる方法

 
以前は専門的な知識やノウハウが必要とされることから、調査会社に依頼する非セルフ型が主流でした。しかし近年では、操作性の高いオンラインツールや低コストのサービスが普及したことで、スピードや柔軟性を重視する企業を中心にセルフ型の利用も増えています。

ただし、どちらの方法にもそれぞれメリットと適した用途があります。調査の目的や予算、社内にどれだけリサーチの知識・経験があるかといった条件によって、最適な実施方法は変わってきます。
 
 

セルフ型と非セルフ型とは?

ネットリサーチにおける「セルフ型」と「非セルフ型」は、調査の進め方や役割分担が大きく異なり、目的や状況に応じて使い分けることが重要です。
 
 
セルフ型:スピード重視の「DIY」スタイル
セルフ型は「DIY型」とも呼ばれ、調査会社が提供するWebツールを利用して、ユーザー自身が管理画面上でアンケートを作成・配信します。
 
あらかじめ用意された「認知度調査」や「満足度調査」などのテンプレートを選び、設問文や選択肢を入力することで調査画面を作成できます。
完成後はすぐに配信を開始できるため、場合によってはその日のうちに回答データを回収できるスピード感が魅力です。
 
また、結果の確認も、ツールに備わった自動集計機能を使って行います。数問程度の簡単な確認調査や、すでに社内で設問内容が決まっている場合など、「できるだけ早く、低コストで調査したい」場面に適しています。
 
 
非セルフ型:品質重視の「オーダーメイド」スタイル
非セルフ型は、調査会社のリサーチャーが伴走しながら進めるフルサポート型の調査です。

まず「何を知りたいのか」という目的をヒアリングしたうえで、ビジネス上の仮説を検証するために必要な設問設計や適切な選択肢の提案など、専門的な視点から調査票を作成します。

調査の配信設定や対象者の条件設定、回答データの品質チェックも調査会社が担当するため、信頼性の高いデータを得やすいのが特徴です。さらに、複雑なクロス集計や分析、考察を含めたレポート作成も依頼できます。

そのため、調査に慣れていない場合や、重要な意思決定の根拠となるデータを得たい場合に適した方法といえます。
 
 

アンケートフォームの活用

Webアンケート調査を簡単に始める方法としては、Googleフォーム、Microsoft Forms、SurveyMonkeyなど、無料または低価格で利用できるアンケートフォームサービスの活用が挙げられます。

主な機能
これらのフォームツールは、直感的な操作で質問項目を作成できるのが大きな特徴です。
豊富な質問テンプレートや、 テキスト入力形式のほか、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー、5段階評価などの基本的な設問形式が用意されており、画像や動画を組み込むことも可能です。
また、回答は自動で集計され、グラフなどを用いて視覚的に傾向を把握できます。CSV形式でデータをエクスポートすれば、Excelなどを使った詳細な分析も可能です。さらに、アンケート用のURLを生成し、メールやSNSを通じて簡単に配布できる点も利便性の高さにつながっています。

メリット
アンケートフォーム最大のメリットは、セルフで手軽に始められる点と、コストの低さです。 多くのサービスでは無料プランが用意されており、初期費用や月額費用なしで始められます。
また、特別なスキルがなくても、ガイドに従って簡単にアンケートを作成・公開できるため、急な調査ニーズにも迅速に対応可能です。さらに、集計作業が自動化されているため、手作業によるミスや工数も大幅に削減できます。

デメリット
その一方で、アンケートフォームには機能の制限という課題があります。例えば、回答内容に応じて次の設問を変える高度な条件分岐ロジックには対応していない場合が多く、複雑な調査設計には不向きです。
また、デザインのカスタマイズ性が低かったり、大規模な調査や専門的な分析を必要だったりするケースでは、セキュリティやデータ管理、個人情報の取り扱いにおける不安が残る場合もあります。特に無料プランでは、回答数や質問数に制限があることも多く、本格的な調査には不向きな場合があります。

金額感
Googleフォームは無料で利用可能であり、Microsoft FormsもMicrosoft 365の契約者であれば追加料金なしで使用できます。また、SurveyMonkeyなどの専用ツールは基本機能に限定した無料プランが提供されていますが、より多機能で大規模な調査を行いたい場合は、月額数千円〜数万円程度の有料プランへの移行が必要です。
 
 

アンケートシステムの導入

Webアンケート調査をより本格的かつ効率的に実施したい場合、アンケートシステム(ASP型ツール)の導入が有力な選択肢となります。これは、アンケート作成から配信、集計、分析までを一元的に管理できる専門のクラウドサービスプラットフォームです。

主な機能
アンケートシステムは、無料のフォームツールと比較して、格段に豊富な機能を備えています。複雑な条件分岐設定やランダム表示機能、多言語対応、回答者属性に基づいた設問の出し分けなど、高度な調査設計が可能です。
また、レポート作成機能も充実しており、クロス集計や時系列分析、グラフの自動生成など、専門的なデータ分析をシステム内で完結できます。CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)などの外部システムとの連携機能を持つものもあり、顧客データとアンケート結果を関連付けて、より深い分析を行うことも可能です。
さらにセキュリティ面では、SSL暗号化通信やIPアドレス制限など、データの安全性を高める機能が充実しています。

メリット
アンケートシステム最大のメリットは、高度な調査設計と分析が可能になる点です。これにより、より精度の高いデータ収集と深いインサイトの抽出を期待できます。
また、ブランドイメージに合わせた柔軟なデザイン設定ができるため、回答者に対してプロフェッショナルな印象を与えられます。大規模な調査や継続的な調査を行う場合でも、データ管理がしやすく、効率的に運用できるため、業務の効率化に貢献します。
さらに、専門ベンダーによるサポート体制も充実していることが多く、困ったときに相談できる安心感も、大きなメリットです。

デメリット
アンケートシステムは、導入コストや月額費用がかかる点がデメリットです。基本的に無料のフォームツールに比べて費用が高くなるため、導入を検討する際は予算を考慮する必要があります。
また、多機能であるため、使いこなすまでに一定の学習コストがかかる点にも注意が必要です。自社のニーズに合わないシステムを選んでしまうと、費用対効果を得られない可能性もあるため、事前にしっかりとした情報収集と比較検討が求められます。

金額感
アンケートシステムの金額感は、提供される機能や回答数、契約形態によって大きく異なります。無料プランを提供しているシステムもありますが、機能が制限されていることがほとんどで、本格的な有料プランは月額数千円〜数十万円と幅広いです。
例えば、基本的な機能に絞ったライトプランであれば月額数千円から利用できる一方、高度な分析機能や大規模な回答数を扱うエンタープライズ向けのプランでは月額数万円〜数十万円になることもあります。ただし、年間契約にすると割引が適用されるケースも多く見られます。
 
 

ネットリサーチ会社への委託

ネットリサーチにおいて、自社に専門知識やリソースが不足している場合、ネットリサーチ会社への委託はとても効果的な選択肢です。ネットリサーチ会社は、調査設計から実査、分析、報告まで、アンケート調査に関わる一連のプロセスをプロフェッショナルな視点で行ってくれます。

主に委託できる業務内容
ネットリサーチ会社に委託できる業務は多岐にわたり、以下のような内容が含まれます。

表 主に委託できる業務内容
委託できる業務 内容
調査企画・設計 課題の明確化から調査目的の設定、調査対象や質問設計の検討など、調査の骨子を構築します。
アンケート票の作成 回答者にとって分かりやすく、かつ負担の少ない設問を設計し、回答精度を高めるための順序や表現の最適化を行います。
パネルの手配
(対象者のリクルーティング)
調査対象となる属性条件を満たす回答者を効率よく集めます。特に、アンケートモニターを多数抱える調査会社は、短期間で質の高い回答を確保するのに強みを発揮します。
実査
(アンケート配信・回収)
調査の実施とデータ回収を円滑に行い、分析に必要な回答数と質を確保します。
データ集計・分析、
レポート作成
単純集計やクロス集計に加えて、高度な統計解析や課題に対する示唆を含んだ報告書の作成も対応可能です。

 
このように、ネットリサーチ会社は業務の各工程において専門性を活かし、精度の高い調査結果を提供してくれます
 
 
メリット
ネットリサーチ会社に委託する最大のメリットは、専門的な知見とノウハウを活用できる点です。調査設計の段階からプロのアドバイスを受けることで、より精度の高い調査結果を得られ、誤った結論を導き出すリスクを減らせます。
また、回答者のリクルーティングからデータ分析まで、手間のかかる作業を一任できるため、自社のリソースを他の業務に集中できるというメリットもあります。特に、専門的な分析ツールや統計知識が必要な場合、ネットリサーチ会社に委託することで、自社で新たに学習する時間やコストを削減できます。

デメリット
ネットリサーチ会社に委託すると、費用が高額になる点が最大のデメリットです。自社で実施する場合やアンケートシステムを導入する場合と比較して、相応のコスト増を想定する必要があります。
また、外部に委託するため、社内に調査ノウハウが蓄積されにくいという側面もあります。調査の進捗状況や結果については、定期的なコミュニケーションが必要となり、自社の意図が正確に伝わっているかを確認する手間も発生します。

金額感
ネットリサーチ会社への委託費用は、調査の規模、複雑さ、対象者の条件、委託範囲によって大きく変動します。簡易なWebアンケート調査であれば数十万円から実施可能ですが、大規模な調査や複雑な設計、専門的な分析を伴う場合は数百万円以上になることもあります。
特に、ニッチなターゲット層への調査や、グループインタビュー(FGI)といった定性調査を組み合わせる場合は、費用が高額になる傾向があります。費用対効果を慎重に検討することが大切です。
 

ネットリサーチ(WEBアンケート)

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ネットリサーチにおける最適な実施方法の選び方

ネットリサーチの最適な実施方法を選ぶには、以下の要素を総合的に検討することが重要です。

図 最適な実施方法の選び方
図 最適な実施方法の選び方

  

調査の目的と求める成果の明確化


最も重視すべきなのは、「何のために調査を行うのか」という目的の明確化です。

簡易な満足度調査や意見の傾向把握であれば、無料のアンケートフォームでも十分なケースがあります。
もし、新製品開発のための詳細なニーズ調査や、ブランドイメージの定量評価など、複雑な設計と高度な分析が求められる場合は、アンケートシステムの導入や調査会社への委託が適しています。
そして、統計的な信頼性が求められる調査や、専門的な分析・示唆が必要なプロジェクトには、外部専門家のサポート(調査会社への委託)が必要です。

 

予算の検討


無料のアンケートフォームから、月額数十万円以上かかる専門システム、数百万円以上かかる調査会社への委託まで、コストは大きく変動します。そのため、ネットリサーチにかけられる費用に応じて、選択肢を絞り込むことが必要です。
費用対効果を最大化するためには、安価な方法から順に検討し、必要な機能や品質を満たせるかどうかを見極めましょう。

 

社内リソース(人材・時間・知識)の有無


自社でアンケートを設計・運用する場合、以下のリソースが必要になります。

  • 調査票の設計スキル
  • 配信・回収の管理工数
  • 集計・分析の知識と時間

これらが社内で不足している場合は、専門会社への委託を選択することで、自社のコア業務に集中しつつ、質の高い調査結果を得られます。

 

回答者の規模とターゲット属性


調査対象の規模や属性によっても、適した手法は異なります。
もし、既存顧客など限られた対象への調査であれば、多くの場合、アンケートフォームで対応可能です。
一方で、特定の条件に該当する数千人規模の一般消費者を対象とした市場調査などでは、パネルを保有するアンケートシステムや調査会社の利用が現実的です。

 
 

ネットリサーチにおけるアスマークの強み

ネットリサーチの結果は、商品開発やブランド戦略、さらには従業員満足度(ES)の把握など、企業の重要な意思決定を支える情報となります。そのため、もし回答の中になりすましや不誠実回答が含まれていれば、その判断を大きく誤る可能性があります。

だからこそ当社では、スピードやコスト以上に「確かな品質が担保されていること」が何よりも重要だと考えております。
ここでは、当社が多くの企業から選ばれている理由となる、高品質を担保する4つの強みをご紹介します。
 
 

①徹底したパネル品質管理体制

調査の基盤となるモニターパネルの品質を保つため、登録段階から厳格な管理を行っています。

登録時の不正防止対策
モニター登録時には電話着信認証を必須とし、なりすましや重複登録を防止・抑止しています。さらにIPアドレスの確認や目視チェックを組み合わせることで、信頼性の高いパネルを構築しています。

不正回答者へのペナルティ制度
極端に短時間で回答するケースや、矛盾した回答を繰り返すモニターをシステムで検知します。その上で、モニターに適切な注意喚起を行い、それでも改善されない場合は配信停止や強制退会といった措置を講じることで、パネル全体の品質を維持しています。

定性調査のブラックリスト管理
より深い協力が必要な調査(インタビューやホームユーステスト[HUT]など)では、除外基準に抵触したモニターを即座にブラックリストに登録しています。また、ブラックリスト登録の際には必ず担当者同士でダブルチェックを行い、一人の担当者における主観だけで排除されることがないよう確認プロセスを設けています。
 
 

②「システム×人の目」による高精度なデータチェック

システムによる自動判別だけでは見抜けない違和感も見逃さないよう、システムと人による二重のチェック体制を採用しています。

多角的なクリーニング
全設問で同じ選択肢を選ぶ「ストレートライナー」の排除だけでなく、自由回答の内容についてもマクロチェックと専門スタッフの目視確認を組み合わせて精査します。

実務に即したアドバイス
データクリーニングにとどまらず、調査票の表現や構成が回答者に誤解を与えていないかなど、調査設計についてもプロの視点からフィードバックを行います。
 
 

③統計分野の専門家によるリサーチ体制

当社のリサーチチームは、JMRA公的統計基盤整備委員会にて代表幹事経験のあるリサーチャーが統括しています。
※ 同委員会は、日本の統計発展への貢献が認められ、統計界で最高の栄誉とされる「大内賞(第70回)」を受賞しています。

このトップランナーの知見と厳格な品質基準を共有するメンバーが、お客様の専任担当としてアサインされ、プロフェッショナル集団の一員として、調査設計から納品まで確かな品質で伴走します。
 
 

④独立した品質管理チームによるチェック

当社では、実務チームとは別に、独立した品質管理チームを設置しています。
これにより、営業やリサーチャーとは異なる第三者の視点から、対象者条件や設問文、選択肢の整合性などを細かくチェックすることが可能になります。
 
 

ネットリサーチのメリット

ネットリサーチは、従来の紙アンケート(郵送調査や訪問調査など)と比べて、現代のビジネス環境に適した多くの利点があります。ここでは、ネットリサーチの主なメリットを5つのポイントで解説します。
 

  • 短期間で調査が完了しやすい
    アンケートの作成から公開、回答の回収までをオンライン上で完結できるため、調査にかかる時間を大幅に短縮できます。印刷や郵送といった物理的な工程が不要なため、作成後すぐに配信を開始でき、急ぎの意思決定が必要な場面でも迅速にデータを収集できます。
  • 費用と工数を抑えやすい
    アンケート用紙の印刷費や郵送費、返送費が不要になるため、調査の直接コストを大きく削減できます。さらに、回答は最初からデジタルデータとして蓄積されるため、回答データを入力する作業も不要です。これにより、人件費の削減だけでなく、手入力によるミスのリスクも低減できます。
  • 多くの回答を確保しやすい
    回答者はスマートフォンやパソコンを使い、移動中や休憩時間など自分の都合のよいタイミングで回答できます。こうした回答のしやすさが参加のハードルを下げ、より多くの回答を集めやすくなります。その結果、統計的に信頼性の高いサンプル数を効率的に確保することが可能です。
  • 幅広いターゲットにアプローチしやすい
    インターネット環境があれば、地域に関係なく多くの人が調査に参加できます。さらに、調査会社が保有する大規模なモニターパネルを活用すれば、年齢や居住地、職業、ライフスタイルなどの条件をもとに対象者を絞り込み、狙ったターゲットに効率よくアプローチすることも可能です。
  • 集計と分析を効率的に進められる
    多くのWebアンケートツールには自動集計機能が備わっており、回答が集まり次第、グラフ化やクロス集計を行えます。さらに、データをExcelや統計ソフトに出力して詳細分析を簡単に行うことが可能です。こうした仕組みにより、調査結果を迅速に整理し、次のマーケティング施策や意思決定へと活かせます。

 

 
 

ネットリサーチのデメリットと対策

ネットリサーチはとても効率的な調査手法ですが、インターネットを利用する特性上、いくつかの注意点も存在します。データの精度を保つためには、こうしたデメリットを理解し、適切な対策を講じることが重要です。

回答者の偏りとその対策


インターネットを利用した調査では、ネット利用頻度が高い層の回答が中心になりやすく、高齢層やデジタル機器をあまり利用しない層の意見が反映されにくいという「回答者の偏り」が生じる場合があります。

対策
ターゲットが幅広い場合には、郵送調査や電話調査を組み合わせる「ハイブリッド型」の調査を検討する方法があります。また、集計時にウェイトバック集計を行い、回答者の構成を実際の人口比率に近づける統計的補正を行うことも効果的です。

 

回答の信頼性とその対策


謝礼目的で内容を十分に読まず回答するケースや、適当に選択肢を選ぶ「低品質回答」が発生する可能性があります。

対策
調査の冒頭で誠実な回答をうながす案内を表示するほか、矛盾した回答を検知するトラップ質問を設置する方法があります。また、極端に回答時間が短いサンプルを除外するなどのデータクリーニングも重要です。さらに、品質管理体制が整った調査会社のパネルを利用することも、信頼性を高める効果的な手段となります。

 

途中離脱の発生とその対策


設問数が多すぎたり、内容が複雑だったりすると、回答者の負担が大きくなり、途中で回答をやめてしまうケースがあります。

対策
設問数は必要最小限に抑え、回答画面にプログレスバー(進捗表示)を設けて、どの程度進んでいるかを分かりやすくします。また、回答しやすい質問から順に配置するなど、回答者の心理的負担を考慮した設計が重要となります。

 

自由回答データの解釈ブレ(分析の属人化)とその対策


自由記述式の回答は多くの情報を得られる一方で、分析する人によって解釈が変わりやすいという課題があります。

対策
自由回答を一定のカテゴリに分類するアフターコーディングのルールを明確にするほか、テキストマイニングツールで単語の出現頻度や関連性を可視化すれば、より客観的な分析を行うことが可能です。
※ テキストマイニングは、大量の記述された文章(テキストデータ)を単語や文節に分割し、その出現頻度や相関関係などを分析する技術のことです。

 
 

ネットリサーチにおける実験調査:回答負荷が回答傾向に与える影響を検証

ネットリサーチの精度は、設問の設計によっても左右されます。
当社では、一般的な調査ノウハウだけに頼るのではなく、独自の実験調査を通じて、回答者にどのような負荷がかかると、回答データにどのような影響が出るのかを検証しています。

ここでは、その実験調査の検証結果の中から、特に押さえておきたい「質問文の工夫」と「設問形式の落とし穴」という2つのポイントを紹介します。

質問文の「長さ」と「強調」が回答データに影響を与える


「ていねいに説明すれば正確に答えてもらえる」という考えは、一見、理にかなっているように思えますが、実際の調査現場では必ずしもそうとは限りません。
質問文はできるだけシンプルにまとめ、どうしても強調したい部分は色や太字などで視覚的に示すことが、精度の高い回答を得るためのポイントです。

長文による「読み飛ばし」の発生リスク
質問文の前に説明文を追加した(長文の)グループは、選択肢「わからない・覚えてない」の選択率が、説明文を加えていない基準となる設問と比べ5ポイント以上差がありました。
そのため、質問文が長くなることで、誤解や読み飛ばしを誘発し、“なんとなく”で回答されるリスクを高める可能性があることがわかりました。

視覚的強調による理解の向上
重要な文言を青字などで強調したグループは、質問の意図がより正確に伝わり、誤解を減らす効果があることがわかりました。

実験調査元:①質問文が長いと「読み飛ばし」や「意図が伝わらない」可能性が高まるのでは?という疑問を検証

 

巨大マトリクス設問による精度低下


多くの項目を一度に表現できる「マトリクス形式(表形式)」は便利な設問形式ですが、項目数が増えすぎると回答者の負担が大きくなり、回答精度の低下を招く可能性があります

チェックボックス数の増加による選択率の低下
チェックボックス数が200個の設問と400個の設問を比較したところ、チェックボックス数が400個の設問のほうが、選択率が低くなる傾向が見られました。

横スクロールによる回答負荷の増大
「横スクロールがより必要」または「縦スクロールがより必要」という観点で比較した結果、「横スクロールがより必要」なときに、スコアの傾向として「基本縦スクロール」が必要なグループ①が高かったです。
そのため、横スクロールがより必要な巨大マトリクス形式は、より回答負荷も高く、結果として、回答精度の低下につながる可能性があります

実験調査元:⑤巨大なマトリクス設問によってどのくらい回答精度の低下がおこるのか

 
 
当社のリサーチサービスは、こうした実証データに基づく知見を蓄積することで、より信頼性の高い調査結果を提供できるよう努めています
 

  
 

ネットリサーチの流れ

ネットリサーチを成功させるには、綿密な計画から効果的な報告まで、一連のプロセスを適切に進める必要があります。各段階でのポイントを押さえることで、質の高い調査結果を得ることができます。

図 Webアンケート実施の流れ
図 Webアンケート実施の流れ

 

①調査企画設計

調査企画設計はWebアンケートの基盤となる重要なステップです。この段階での準備が不十分だと、後の工程がいくら優れていても価値ある結果は得られません。

調査目的の明確化
調査を始める前に「何のために調査を行うのか」「どのような情報を得たいのか」を明確にします。漠然とした目的では、必要な情報が得られない可能性が高くなります。

例えば、「顧客満足度を調査する」という抽象的な目的ではなく、「製品Aのどの機能が顧客満足度に最も影響しているか」「どの顧客セグメントで満足度が低下しているか」など、具体的な問いを設定すべきです。さらに調査結果の活用方法(アクションプラン)も事前に検討し、「調査結果に基づいて2か月以内に製品改良計画を策定する」など、具体的なアクションプランと紐付けることが重要です。

 

目的が明確であれば必要な設問が見えてきて、余計な設問を省くことができます。これは回答者の負担軽減につながり、回答率と回答の質の向上に寄与します。また、調査チーム内でも目的を共有することで、設問設計から分析までの一貫性が保たれます。
 
 
仮説の設定
効果的な調査のためには、検証すべき仮説を事前に設定することが不可欠です。「20代女性は価格よりもデザイン性を重視している」「リピーターは特定機能Xへの満足度が高い」など、検証可能な形で具体的な仮説を立てます。仮説は、業界知識や過去の調査結果、顧客からのフィードバック、競合分析などから導き出します。複数の仮説を設定し、それぞれを検証するための設問を用意することで、多角的な分析が可能になります。仮説がないと、データは集まっても「それで何が言えるのか」という段階で行き詰まることがあります。仮説を明確にしておくことで調査後の分析の焦点が定まり、業務上の示唆を引き出しやすくなります。また、想定外の結果が出た場合も、仮説との差異を検討することで新たな発見につながることがあります。
 
 
調査対象者の決定
誰を対象に調査するかを明確に定義します。対象者の属性(年齢、性別、居住地域、職業など)や条件(特定製品の利用経験、購入頻度など)を具体的に設定し、どの層から回答を得るべきかを決定します。
統計的に信頼性のある結果を得るためのサンプルサイズも慎重に検討する必要があります。しかし、アンケートの内容によっては、そもそも対象者がどの程度集められるのか、見当もつかない場合があります。

例えば、「20代女性で、週に3回以上コンビニを利用する人」を対象とした調査を実施したいとします。この場合、何人の20代女性にアンケートを実施すれば、必要なサンプルサイズを回収できるのか、正確に推測することは難しいでしょう。

 

このような時、どうすればいいのか。結論、「出現率調査」という方法があります。出現率調査では、ある程度の人数に対して、簡単なスクリーニング調査を行います。これにより、調査対象となる条件を満たす人が、母集団全体の中でどれくらいの割合で存在するのかという出現率を推定できます。そして、この出現率と合わせて、サンプルサイズの計算をすることで、必要なサンプルサイズを算出することができます。

また、サンプル抽出方法にも注意が必要です。無作為抽出が理想的ですが、Webアンケートではインターネット利用者に限定されるため、対象者の偏りが生じる可能性があります。この点を考慮し、必要に応じて調査結果の解釈や補正を行うことも重要です。
 
 
調査票(質問紙)の設計
良い調査票はアンケートの成功を左右します。効果的な調査票を作るためのポイントは以下の通りです。

設問数と回答時間


調査票の設問数は、回答者の集中力と回答意欲に大きく影響します。一般的に、20問前後で回答者のモチベーションが低下し始めるといわれており、回答に対する信憑性の担保が難しくなってきます。そのため、誤回答が増えたり、設問文や選択肢をよく読まずにいい加減に回答し始めたりする可能性があり、データの品質を保つには20~25問程度におさめることが理想的です。30問を超える場合は、回答者への追加謝礼など工夫が必要になります。
また、回答時間は10分以内を目安とし、回答者の負担を最小限に抑えることが重要です。設問数が多かったり、選択肢が多かったりすると、回答者に面倒だと思われると回答率が下がる傾向があるため、アンケートはできる限り目的を明らかにする必要最低限の設問や選択肢にする必要があります。

 

設問文の作り方


効果的な設問文を作成するためのポイントはいくつかあり、主な3つを以下紹介します。

  • 誘導的な質問を避ける:「賛成ですか?→はい/いいえ」ではなく「どう思いますか?→賛成/どちらともいえない/反対」というように中立的な問いかけをします。
  • 1つの設問に2つの内容を入れない:「AやBはしますか」というダブルバーレル質問は避け、各項目を別々に質問します。
  • 人によって解釈が異なる表現を避ける:「現在」「ふだん」「最近」などの曖昧な表現は避け、「過去1週間以内」など具体的な期間を示します。
  • その他のポイントは「アンケートの調査票の作り方の『設問文について』」から

 

選択肢の作り方


回答の選択肢を作成する際のポイントはいくつかあり、主な3つを以下紹介します。

  • 互いに排反(重複しない)選択肢を作る:例えば「1ヶ月以内」「2ヶ月以内」ではなく「1ヶ月未満」「1ヶ月以上2ヶ月未満」のように明確に区分します。
  • 数値化できるものは数値で表現する:「よくある」「たまにある」ではなく「毎日」「週に3~4回」「月に1回」など具体的な頻度で示します。
  • 選択肢のローテーションを検討する:順序バイアス(最初の選択肢が選ばれやすい)を避けるため、選択肢の表示順をランダム化することも効果的です。
  • その他のポイントは「アンケートの調査票の作り方の『選択肢について』」から

 

設問の順番


効果的な設問順序のポイントはいくつかあり、主な3つを以下紹介します。
 

  • 論理的な順序で配置する:認知→利用→評価→今後の利用意向など、理解しやすい流れを意識します。
  • 簡単な質問から始める:回答者の心理的ハードルを下げるため、事実を問う簡単な質問から入り、徐々に意見や評価を問う質問に移行します。
  • 大きなカテゴリから細かいカテゴリへ進む:例えば「普段飲む飲料→その中で炭酸飲料→さらにその中で500mlペットボトルの炭酸飲料」というように段階的に絞り込みます。
  • その他のポイントは「アンケートの調査票の作り方の『設問の順番について』」から

 
 

②Webアンケート実施

アンケート実施段階では、効率的かつ正確なデータ収集を行うための準備と運用管理が重要です。

調査環境の準備
フォームの作成など、本番環境での実施準備を進めます。様々なデバイス(PC、スマートフォン、タブレット)での表示確認は必須で、どの環境でも問題なく回答できることを確認します。設問分岐や表示ロジックが正しく動作するか、回答データが正確に記録されるかなど、技術面での確認も重要です。個人情報を扱う場合は、セキュリティ対策やプライバシーポリシーの整備も行います。
 
 
プレテスト(事前テスト)の実施
本調査の前に、少人数を対象としたプレテスト(事前テスト)を実施することが重要です。社内メンバーや知人などに協力してもらい、設問の分かりやすさ、回答のしやすさ、論理的な矛盾がないかを確認します。
プレテストでは、各設問の意味が明確か、選択肢は適切か、設問の流れは自然か、想定した回答時間内に収まるかをチェックします。また、データ出力形式が分析しやすいものになっているかも確認しておくと良いでしょう。
問題点を修正してから本調査を開始することで、データの品質向上につながります。小さな修正でも本調査開始後では変更が難しいため、この段階での丁寧なチェックが重要です。
 
 
調査の実施と進捗管理
調査を開始したら、回答状況を定期的に確認し、必要に応じて追加施策を検討します。

例えば、以下のように対応します。
特定の属性の回答が不足している場合:その層に特化した追加配信を行うなど、バランスの取れたサンプル構成を目指します。
回答率が低い場合:リマインドメールの送信や謝礼内容の見直しなどの対策を講じます。

 

実施期間中でも、回答データの中間チェックを行い、明らかな不具合や問題がないか確認することで、調査の質を維持します。
 
 

③集計・分析

回答結果を収集したデータから価値ある洞察を導き出すための準備と分析作業を行います。適切な分析手法を用いることで、調査目的達成に有益な示唆を得ることができます。

データクリーニング
分析に先立ち、不適切なデータを除外するクリーニング作業を行います。分析結果の信頼性を左右する重要な作業であり、時間をかけて丁寧に行うことがおすすめです。
具体的な作業内容として、「回答時間が極端に短いケース、矛盾回答、不適切な自由記述などを特定・除外」や「自由回答の表記ゆれの統一や外れ値の処理、欠損値の補完」といった作業などがあり必要に応じて行います。
このデータクリーニングでは、クリーニング基準を事前に設定し、どのようなデータをなぜ除外したのかを記録しておくことも、分析の透明性確保のために重要です。
 
 
集計と分析
クリーニング済みのデータを用いて、集計から分析へと段階的に進めます。まず単純集計で全体傾向を把握し、次にクロス集計で属性別の傾向差を確認します。
その後、調査目的や仮説に基づいた分析に移ります。例えば、相関分析で変数間の関連性を分析したり、因子分析で評価項目の背後にある共通因子を抽出したり、クラスター分析で回答者を類似傾向でグループ化したりします。
 
 
仮説検証
調査前に立てた仮説が統計的に支持されたかを検証します。検証にあたっては、適切な統計手法を用い、結果の信頼性・有意性を確認します。
仮説が支持された場合は、その強さや適用範囲を検討します。一方、仮説が支持されなかった場合は、なぜ予想と異なる結果になったのかを分析することで、新たな発見が得られることもあります。
仮説検証の結果は、具体的なビジネス判断に結びつけることが重要です。「この仮説が正しかった(または間違っていた)ことは、実務上どのような意味を持つのか」という視点で解釈を行います。
 
 

④レポート作成・報告

分析結果を関係者に効果的に伝え、次のアクションにつなげるための報告作業を行います。データの羅列ではなく、実務に活かせる示唆を提供することが重要です。

レポート構成
効果的なレポートには、以下の要素が含まれます。

  • エグゼクティブサマリー:主要な発見と示唆を簡潔にまとめたもの
  • 調査概要:目的、方法、対象者、実施期間など
  • 分析結果:図表を活用した視覚的な結果提示
  • 考察・示唆:結果から導き出される意味や含意
  • アクション提案:調査結果に基づく具体的な施策提案
  • 付録:詳細データ、調査票など

 
特にエグゼクティブサマリーは、忙しい意思決定者が短時間で要点を把握できるよう工夫します。また、グラフや表を効果的に用い、複雑なデータも分かりやすく伝える工夫が重要です。
 
 
アクションプランの検討
調査結果を踏まえた具体的なアクションプランを検討します。短期的に実行可能な施策と中長期的な課題を整理し、優先順位をつけて実行計画を立てます。
単に調査結果を報告するだけでなく、「だからこうすべき」という提案まで行うことで、調査の価値を最大化できます。必要に応じて追加調査や検証実験を計画し、より具体的な施策の方向性を探ることも検討します。
 
 

ネットリサーチのスケジュール感

ネットリサーチのスケジュール感は調査の規模や内容によって変わります。

スケジュールに最も影響する要素の一つが設問数です。
設問文の設定やロジックの構築、実査前の動作確認などの作業は、設問数に比例して増えるため、30問を超えるようなアンケートでは、事前にスケジュールに関する打ち合わせや準備期間を設けることが一般的です。

目安として、設問数20問・サンプルサイズ300件程度の標準的な調査の場合、アンケート画面の配信からデータチェック完了まで最短4日で対応できるケースもあります。もちろん、設問内容の複雑さによって期間は前後しますが、オンライン調査ならではの迅速なデータ回収が可能です。
 
 

ネットリサーチの納品物

当社では、調査終了後すぐにデータを活用できるよう、複数の形式で成果物を提供しています。
 
 
基本納品物
基本納品物は、ローデータとなります。
当社で集計を行う際は、MAのローデータが集計ソフト「ASSUM」用に0,1形式になっています。
一方で、ローデータのみのご納品でお客様が集計をされる場合は、お使いの集計ソフトに合わせた形式にローデータを加工して納品させていただきますので、コード式、0.1フラグ、Excel太閤用など、事前にご指定ください
 
 
オプション納品物
オプション納品物として、次のようなものを取り揃えております。

  • 単純集計(GT集計)
  • クロス集計
  • 自由回答解析(テキストマイニング/アフターコーディング)
  • 検定各種(t検定/カイ二乗検定/多重比較検定)
  • レポート(報告書)作成(サマリーレポート/標準レポート/フルレポート)
  • 分析各種(相関分析/重回帰分析/ロジスティック回帰分析/コレスポンデンス分析など)

 
当社では、集計やグラフ作成を含めて定量調査のご相談はもちろん、アンケート集計のみ、グラフ作成のみのご相談もお受けしております。
ご要望に応じてご依頼範囲の調整が可能なので、柔軟かつリーズナブルなご提案が可能です。
 

ネットリサーチ(WEBアンケート)

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アスマークでは、ネットリサーチ(WEBアンケート)サービスを提供しております。質の高い市場調査専用モニター、スタッフの細やかなサポートと対応力で“早い、“安い”だけでない高品質なネットリサーチをご提供します。

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ネットリサーチの活用事例

この章では、「スポット調査」「パネル調査」という視点から、具体的な活用事例をそれぞれ紹介します。

事例:スポット調査で市場の「今」をとらえる
背景および課題
飲料メーカーA社では、新商品発売から半年が経過したタイミングで、自社商品が消費者にどのようなブランドとして受け止められているのかを把握したいと考えていました。
特に、競合商品と比べたときに、どのようなイメージの違いがあるのか、自社商品が市場の中でどのような位置づけにあるのかを明らかにすることが課題となっていました。

調査内容 ターゲット層を対象に、自社商品および競合商品について、想起されるイメージを聴取するネットリサーチを実施しました。
調査結果はコレスポンデンス分析を用いて整理し、各ブランドがどのようなイメージと結びついて認識されているかを可視化しました。

調査結果
分析の結果、A社の商品は「飲みやすい」「親しみやすい」といったイメージと結びつく一方で、「高級感がある」「特別感がある」といったイメージとはやや距離があることがわかりました。
また、競合ブランドはそれぞれ異なるイメージ領域に位置しており、自社商品が市場の中でどのような印象で認識されているかを相対的に把握することができました。

調査後の施策 この結果をもとにA社では、今後強化したいブランドイメージの方向性を整理しました。
そのうえで、パッケージデザイン広告表現の見直しを進め、目指すブランド像近づけるためのコミュニケーション施策の検討に活用しました。

 
 
 
事例:パネル調査で施策の効果を検証する
背景および課題
ECサイトを運営するB社では、大規模なテレビCMの出稿を予定していました。
そのため、広告施策によってブランド認知や利用意向がどの程度変化するのかを、客観的に把握したいと考えていました。

調査内容 同一の回答者を対象としたパネル調査を実施しました。
テレビCM放映前(プレ)と放映後(ポスト)に同一回答者へ同じ調査を行い、広告の効果を測定するための指標として次のような項目を用意しました。
・広告接触度
・商品認知度(純粋想起)
・商品認知度(助成想起)
・興味関心度
 など

調査結果
調査の結果、広告出稿後にはブランド認知度が上昇し、商品への興味関心や利用意向にも改善が見られました。
また、広告接触者と非接触者を比較すると、接触者の方が認知度や利用意向のスコアが高く、広告接触がブランド指標の向上に寄与している可能性が示唆されました。

調査後の施策 B社では、本調査により広告施策によるブランド指標の変化を定量的に把握することができました。
その結果をもとに、広告クリエイティブや媒体配分の見直しを行い、今後の広告戦略の検討に活用しています。

 

 
 

ネットリサーチの費用感

ネットリサーチの費用は、単純に「1回答あたりいくら」で決まるものではなく、調査設計の内容や対象者の絞り込み条件、さらにどのレベルまで集計・分析を行うかによって、費用は細かく変動します。

当社では、こうした多様なニーズに対応できるよう、いくつか料金プランを用意しています。
当社のモニタ会員を対象に、当社が用意したアンケート画面で回答を集め、データを納品する一般的なプランをこの章ではご紹介します。

アスマークのモニタ会員向け調査

基本料金
基本料金は、募集画面の設問数によって変わり、下表が料金表となります。

基本料金 サンプルサイズ
100人 300人 500人 1000人
設問数 ~5問 40,000 80,000 150,000 260,000
~10問 50,000 100,000 200,000 295,000
~20問 95,000 195,000 345,000 490,000
~30問 140,000 240,000 415,000 585,000
~40問 185,000 285,000 480,000 665,000

単位(円)/税別

また、基本料金には、調査の実施(画面作成、メール配信、データ回収)し、ローデータをチェックして納品するまでが含まれます。
 
 
スクリーニング料金
スクリーニングは、対象者条件を絞り込む場合に実施する「予備調査」となり、下表が料金表となります。

スクリーニング サンプルサイズ
2000回収 5000回収 10000回収 20000回収
設問数 ~7問 35,000 65,000 100,000 150,000
~10問 40,000 75,000 110,000 160,000
~15問 70,000 100,000 150,000 250,000

単位(円)/税別

また、回収数はスクリーニングで回収した回答者の数のこととなり、出現率によって大きく変動します。
希少サンプルの場合は、多く回収する必要がありますので、注意が必要です。
 
 
オプション料金
オプションで、アンケート集計やグラフ作成、自由回答解析、検定、レポート作成、各種分析を承っております。
お気軽にご相談くださいませ。
 
 

アスマークの料金例

ここで料金感がイメージできるよう例を2つご紹介します。

例①:全国30代の主婦100名へ5問のアンケート(アスマークのモニタ会員向け調査)

対象者条件 全国30代の主婦
対象者数 100名
設問数 5問
スケジュール 予備調査~納品まで3営業日
納品形式 ローデータ
アスマークの対応 ・丁寧なヒアリングと提案
・本格的なアンケートが実施できる
・調査票を確認するから安心
・独自プランでコストを抑えられる
・ご要望に合わせたスピード納品
・大規模アンケートモニターパネル
料金(税別) 40,000円

 
 
 
例②:20~34歳女性150名へ8問のアンケート(アスマークのモニタ会員向け調査)

対象者条件 一都三県、20~34歳女性、有職者、出勤時に毎日コンビニエンスストアを利用する方
(出現率8% ※当社自主調査より)
対象者数 150名
設問数 8問
スケジュール 予備調査~納品まで14営業日
納品形式 ローデータ、単純集計、クロス集計(1集計軸)、標準レポート
アスマークの対応 ・丁寧なヒアリングと提案
・オーダーメイド型リサーチ
・本格的なアンケートが実施できる
・調査票を確認するから安心
・独自プランでコストを抑えられる
・ご要望に合わせたスピード納品
・大規模アンケートモニターパネル
料金(税別) 230,000円

 
 

費用が決まる主な要素

ネットリサーチの費用は、いくつかの要素の組み合わせによって決まります。
そのため、目的や予算に合わせた要素の組み合わせが必要となります。主なポイントは次の3つです。

  • サンプルサイズと設問数
    「何人に回答してもらうか(サンプルサイズ)」と「何問質問するか(設問数)」は、費用を左右する基本的な要素です。
    回答人数が多くなるほど、また設問数が増えるほど、システム設定や回答者への謝礼などのコストが高くなります。
  • 対象者の出現率(ターゲット条件)
    調査対象をどれだけ絞り込むかも費用に影響します。例えば「20代男性」のような広い条件であれば比較的低コストで実施できますが、「特定の商品を利用している人」などの出現率が低いターゲットの場合、対象者を見つけるためのスクリーニング調査が必要となり、その分費用が増える可能性があります。
  • サポートの範囲
    調査会社にどこまで依頼するかによっても費用は変わります。調査設計や画面作成、分析まで任せるフルサポート型と、アンケート画面は自社で用意し回答者のみを集めるサンプル供給型では、コストが大きく異なります。

 

 
 

ネットリサーチの注意点

ネットリサーチは効率的で便利な調査手法ですが、データの信頼性を保つためにはいくつか注意すべきポイントがあります。
特に次の3つは、調査結果の質を大きく左右する重要な要素です。

  • ターゲット設定の精度
    調査の精度は「誰に聞くか」に大きく依存します。
    対象条件があいまいな場合、意図していない回答者が含まれ、結果の分析にノイズが生じる可能性があります。そのため、スクリーニング設問では回答者が正解を推測できないようダミーの選択肢を含めるなど、適切なターゲットだけを抽出できる設計が重要です。
  • 設問設計(負担・誤解)の最適化
    設問数が多すぎたり、専門用語や複雑な質問構造が含まれていたりすると、回答者の負担が大きくなり、途中離脱や質問の読み飛ばしが増える可能性が高まります。回答者が迷わず答えられるよう、シンプルで分かりやすい表現と適切な設問数を意識した設計が必要です。
  • 回答品質(不正・虚偽・偏り)の管理
    謝礼目的で内容を十分に読まず回答するケースや、同一人物による重複回答などは、データの信頼性を大きく損ないます。そのため、矛盾した回答を検出するトラップ質問の設置や、極端に短い回答時間のチェックなどのシステム的な対策が重要です。
    さらに、不自然な回答を目視で確認するなど、多層的な品質管理体制を整えることで、より信頼性の高いデータを確保できます。

  
  

海外調査における注意点

海外調査×ネットリサーチを実施する場合、国内調査と同じ感覚で進めてしまうと、思わぬトラブルや調査精度の低下につながる可能性があります
国や地域ごとに異なる文化・法制度、言語、運用環境を踏まえた設計が重要です。

  • 文化・法制度を踏まえた調査設計
    調査テーマによっては、宗教や法律、社会的な価値観に配慮が必要です。
    例えば、LGBTQなどのセンシティブなテーマは、地域によっては調査の実施自体が難しいケースもあります。
    また、性別の選択肢の設計、収入レンジの設定、居住地の区分なども、現地の制度や生活実態に合わせて調整が必要です。こうした現地の文化や制度に即した設問設計を行うことが、回答の妥当性を高めます。
  • 翻訳・言語・現地運用体制の考慮
    海外では、1か国で複数言語への対応が求められるケースもあります。
    例えば、マレーシアでは、英語とマレー語の2言語での調査が必要になります。
    また、クリスマスや旧正月などの祝祭日はモニターの回答率にも影響するため、現地のカレンダーを考慮したスケジュール管理が重要です。
    さらに、多くの国ではスマートフォンでの回答が主流となっているため、PC前提の複雑なレイアウトや長文の説明は、回答離脱の原因になりやすい点にも注意が必要です。

  

 
 

まとめ

この記事では、ネットリサーチの基本から、活用シーン、実施方法、メリット・デメリット、費用感、注意点、調査会社の選び方までを解説しました。

ネットリサーチは、短期間かつ比較的低コストで多くのデータを収集できるため、意思決定の迅速化が求められる現代のビジネスにおいて、その重要性が高まっています。

一方で、回答者の偏りや回答品質、設問設計などに十分配慮しなければ、調査結果の信頼性が損なわれるため、ネットリサーチのメリット・デメリットを正しく理解し、目的に合わせた最適な手法とパートナーを選ぶことが重要です。

ネットリサーチの特性とポイントを正しく理解し、ビジネスの意思決定に役立つデータを得るための手段として、ぜひ積極的に活用していきましょう。

ネットリサーチに関するご相談はこちら>

執筆:アスマーク編集局

執筆:アスマーク編集局

アスマーク編集局は、数多くのメーカー、官公庁、大学との広範な調査実績に基づき、実務に直結するマーケティングリサーチの知見を発信する専門組織です。単なる手法の解説に留まらず、「現場で求められる判断基準」や「実務上の留意点」を網羅した専門コンテンツを企画・制作しています。

普及活動の実績
調査・分析に関する自社セミナーは累計参加者26,000人を突破。関連資料の利用者は11,000人を超えています(※2026年現在)。

学術・教育支援
日本社会学会や日本行動計量学会等への参画、大学での講義(累計受講者1,000人以上)を通じ、リサーチノウハウの普及に努めています。また、大学等の教育機関へ1万人規模の実証データを提供し、PBL(課題解決型学習)教育の支援も行っています。

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監修:竹中 重雄(Shigeo Takenaka)

監修:竹中 重雄(Shigeo Takenaka)

株式会社アスマーク マーケティング管轄 マネージャー
リサーチ業界およびマーケティング領域で10年以上のキャリアを持つスペシャリスト。学術調査チームの立ち上げや、業界内でも難易度の高い「難病・希少疾患」「障がい者」のリクルートサービスの立案・リリースを主導。

専門領域
消費者インサイト分析、セグメンテーション。学術的根拠に基づき消費者モニターをタイプ分類する「インサイト・セグ」を開発。

発信実績
日本のマーケティングリサーチ20年の変遷」の執筆や、最新技術を網羅した「ChatGPTを調査設計・レポートに活用する検証セミナー」への登壇など、伝統的手法から最新トレンドまで幅広い知見を保有。

本記事の監修にあたって
自身の豊富な実務経験に基づき、公開情報の正確性と、読者の皆様のビジネスに即した実用性を厳格に審査しています。

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モニターの回答負荷を減らし、より正確な回答が得られる調査設計についてお届けいたします。

今回は設問文の長さや選択肢の多さ、また設問文の装飾やマトリクス設問のボリュームなど、これら”アンケート設計”により生じる、回答データの変化についてご紹介いたします。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。

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また、「いくらなら利用したいか」ではなく「最大いくらなら利用したいか」と金額の妥当性について比較聴取した結果など、調査設計時に今すぐ使えるデータ精度アップのコツを、レポートと共に解説いたします。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。
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※無料会員登録でご視聴可能です。

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調査データの信頼性は、得られた回答の精度によって大きく左右されます。では、その精度を高めるには、どのような視点が必要なのでしょうか。

今回は、実際に行った実験調査をもとに、データ品質を構成する6つの重要な要素を明らかにし、それぞれの影響や背景について詳しく解説します。

レポートの紙面上だけでは分からない、調査データの考察を独自解説でお届けします。この機会に、調査データの精度向上へお役立ていただけると幸いでございます。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。
● より高精度な調査データを収集したい
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ビッグファイブ理論、設問形式の違いで性格評価の結果が変わる?~実験調査の公開と解説~

ビッグファイブ理論、設問形式の違いで性格評価の結果が変わる?~実験調査の公開と解説~

今回のテーマは、人間の性格を5つの因子で説明する「ビッグファイブ理論」です。性格類型(パーソナリティ類型)に関する設問で、設問形式の違いが回答にどのような影響を与えるのかを検証しています。

過去の調査で、意識や価値観を問うマトリクス設問を利用した際、データにばらつきが出づらい傾向が見られました。 今回はこの課題に着目し、“マトリクス形式”と、心理学研究で広く使われる“数値入力形式”を比較検証。設問の形式が性格評価の結果にどのような差をもたらすのかを、調査データをもとに解説いたします。

本セミナーでは、調査設計時にすぐ活かせるデータ精度アップのポイントを、レポートと共にご紹介。実務経験が豊富なリサーチャーによる、“設問形式”が回答に与える影響についての考察をお届けします。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。
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アンケート選択肢の“文言”や“位置”で結果は変わる?調査設計の盲点に迫る~実験調査の公開と解説~

アンケート選択肢の“文言”や“位置”で結果は変わる?調査設計の盲点に迫る~実験調査の公開と解説~

今回のテーマは、アンケートの選択肢における“文言”や“位置”です。調査設計における、細かな違いが回答にどう影響するかという、見過ごされがちなポイントについて検証しています。

回答データの“見えないバイアス”を回避するための、実践的な設計のヒントを、レポートと共にご紹介。実務経験が豊富なリサーチャーによる、“設問形式”が回答に与える影響についての考察をお届けします。

下記に当てはまる方にお薦めの動画です。
・設問の作り方が回答に与える“バイアス”の影響を把握したい
・5段階評価をはじめ、評価尺度の設計精度を高めたい
・回答データの信頼性を高め、より説得力のある分析をしたい

※無料会員登録でご視聴可能です。

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競合との差別化を図る分析「コレポン・回帰分析」の事例と活用法を紹介~

競合との差別化を図る分析「コレポン・回帰分析」の事例と活用法を紹介

現在は、モノと情報が飽和し、競合が別カテゴリーにも存在するという状況です。その中でビジネスチャンスを見つけ出すためには、単に市場に注目するのではなく、自社でしか提供できない独自の価値を徹底的に分析し、その価値を最大限に活用することが重要です。自社の「良さ」に立ち返り、消費者満足に対する真の眼差しを持つことが、企業の真価を発揮する鍵となるかもしれません。

この記事では、「コレスポンデンス分析」と「回帰分析」の二つの事例を題材に、具体的なソリューションをご紹介します。これらの分析手法を活用することで、自社のブランドポジションを把握し、商品やサービスの満足度要因を深く理解することが可能となります。

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広告効果測定調査の設計方法について徹底解説~調査目的ごとの調査方法とは~

広告効果測定調査の設計方法について徹底解説~調査目的ごとの調査方法とは~

広告をただ配信するだけでは、「その効果がどれくらいあったのか」、「どのようにターゲットに影響を与えたのか」ということを把握することは難しいため、広告効果測定調査を実施することで、次の広告戦略のブラッシュアップなど、次の一手を考えることができます。

本記事では、「広告効果測定調査」について、調査目的や調査方法、調査設計、調査項目の例、そして調査事例を順に詳しく解説していきます。

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ネットリサーチ(WEBアンケート)の料金・費用

ネットリサーチ(WEBアンケート)の料金・費用

このページでは、「モニタ会員向け調査」や「回答者の誘導のみ」、「お客様の保有リスト向け調査」について、基本料金やオプション料金、料金例をご紹介します。

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アンケート集計・グラフ作成

アンケート集計・グラフ作成

アンケート集計とは、ローデータと呼ばれる回答データ一覧から、表に落とし込み数値化したものを指します。全体の傾向やセグメントによる違いを把握することができます。定量データの場合、単純集計(GT)とクロス集計の二種類があります。

アンケート集計・グラフ作成をご依頼いただけます。お客様がお持ちの集計ソフトに合わせたフォーマットでのデータのお渡しも可能です。お客様のお悩みに合わせたサービスをご紹介いたします。

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海外調査の注意点とは?調査段階ごとのポイントとNG例を解説!

海外調査の注意点とは?調査段階ごとのポイントとNG例を解説!

調査において、「国内調査には慣れているけど海外調査となるとうまくいかない」といった声を耳にすることがよくあります。例えば、「実施国の選定ミスで、そもそも見積もりが出せない」だったり、「回答者の離脱が多く、せっかく回収したデータが使えない」ことが挙げられます。一見シンプルなところに見えますが、海外調査の場合、国や地域ごとに調査環境が異なってくるため、調査が失敗することがあります。

そこで、本記事では、「調査企画段階」、「調査表作成時」、「調査表作成後」の3つのフェーズで気を付けるべきポイントを順番に解説していきます。

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